シャドーハウス

人間の頃の夢を見るエミリコ 小鳥のさえずりを聞きながら目を覚ますエミリコ。 カーテンの隙間から朝日が部屋に入って来ている。 小鳥に気づいたエミリコが窓を開けて手を伸ばすが、小鳥は飛び立っていってしまう…。 夢から覚めたエミリコは、薄暗い箱の中で、暗い瞳で目覚める。

バーバラを恨むエドワード 窓から落ちていったマリーローズとローズマリー。 残されたエドワードは悔しそうな表情で、バーバラから渡された引き渡しの同意書を握り締める。 エドワード「もしや最初から仕組んでいた？これでは責任をこどもたちになすりつけることができない…くそ、バーバラめ！」 エドワードは去り、バーバラたちも戻ろうとする。

おじい様と共にある棟に連行されるふたり マリーローズとローズマリーは、エドワードによって、おじい様と共にある棟に連行されていく。 その様子を、ケイトやエミリコたちも、少し離れたところで心配そうに見送っている。 エドワード「マリーローズ…貴様…

生き人形のバービィが額に傷を負ってしまったことで、バーバラはトマスから、「お前は大人になれない」と宣告される。 本来なら処分されるところだったが、クリストファーから期待されている、という理由で、チャンスをもらえることになる。 バーバラに与えられた条件は二つ。 ①星付きとしてこどもたちに秩序を守らせること。

噴水で決戦を挑んだケイトとジョン。 しかし、ローズマリーとマリーローズとローズマリーに捕まってしまう。 亡霊に体を掴まれ動けない二人に対し、マリーローズが敗因を語る。 マリーローズ「選択ミスだ。館に助けを求めに行くべきだったね。私との直接対決にこだわった、それが敗因だ」

ケイト達の３択 こびりつきから逃れながら、水路の入口近くまでやって来たケイトとジョン。 ジョン「水路の水を使おう！こびりつきにかけるんだ！」 ケイト「どうやって？」 ジョン「すすでバケツを作って…」 ケイト「水につけたら溶けちゃうじゃない！」

こびりつきに包囲されるケイト達 マリーローズ＆ローズマリーに見つからないよう、身を潜めているケイトとジョン。 館の側まで移動して、いざとなれば大声で助けを呼ぼうと考えるが…。 それを阻止するかのように、小型のこびりつきが大量にあらわれ、ケイトとジョンを包囲しようとしてくる。

倒れるショーンとエミリコ マリーローズのあやつるこびりつきに張り付かれ、エミリコとショーンが倒れてしまう。 マリーローズ「私達は明日、お呼ばれを受ける。それが最後の舞台。今犯人として突き出されるわけにはいかない。君たちを拘束する！」 身構えるケイトとジョン。 マリーローズ「班長として、最後のレッスンだ」