金田一少年の事件簿30th 7話 ネタバレ感想 第三の犠牲者!

金田一30Th七話ネタバレ画像 金田一少年の事件簿30th
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ネタバレタイガー
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2021年4月12日更新!

金田一37歳の事件簿 最新7話『八咫烏村殺人事件⑦不可能犯罪を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

とらじろう
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ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。

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金田一37歳の事件簿 最新7話 ネタバレ!

二人目の犠牲者・鵜ノ木の生首

八咫烏村のガラスゴミ収集所で、二人目の犠牲者・鵜ノ木の首が発見される。

かけつけた剣持が状況を整理する。

金田一達がゴミ収集の手伝いをしていた夕方6時過ぎには生首はまだなかった。

謎の爆発音を聞いて車で引き上げ、戻ってきてみたら山積みのガラスゴミがなくなっていて、あらわれた地下室の奥から鵜ノ木の生首が見つかったのだった。

八咫烏の従業員・鷲見が、ゴミ収集所の裏口から外にガラスゴミが放り出してあるのを発見し、知らせてくる。

現時点での金田一の推理

剣持「金田一達が八咫烏荘に戻ってきたとき、全員あの場に揃っていた。往復15分はかかるこの小屋に来て、ガラスゴミを小屋から裏手に運び、地下室の奥に生首を祭壇のように設置……とても無理だ」

金田一「……なんで犯人は重いガラスゴミをわざわざ外に運び出したんだ?ジャマだったなら部屋に隅にどければいいだけだ」

金田一「それにあの爆発音だ。俺達が来てすぐ見計らったように音がして、慌てて宿に戻ってみたけど、何も起こっていなかった」

金田一「タイマーかリモンコンで爆発音を出して、俺達のいない間に犯人はガラスゴミを外へ出し、死体の首を地下に運んだ。だとしたら持ち時間は20~30分しかない。なのにやたら丁寧な仕事ぶりだ」

金田一「昨日の五重密室もだけど、ただの猟奇殺人ってわけじゃなさそうだ。犯人は不可能犯罪をなしとげようとしてる。この村の誰にも犯行不可能な状況で……」

金田一「裏を返せばそれは、この村の誰かが真犯人・八咫烏ってことじゃないのか?」

金田一と剣持は、事件の裏に、6年前の弁護士失踪事件が絡んでいることを感じ取る。

さらに、まだ事件は終わっていないだろう、とも……。

不自然に散らばるガラスの破片

金田一と剣持は、鷲見に頼まれ、外に放り出されていガラスゴミの片付けを手伝うことになる。

裏口の床にはガラスの破片が散らばっており、鷲見はガラスゴミの集積所だから当然だというが……。

金田一はガラスゴミに汚れもホコリもついてないことから、最近割られたものだと見抜く。

金田一「ここは殺人現場だ。ちょっとでも不自然なものがあれば、事件とひもづけて考えて見た方がいい」

金田一に感心する剣持だったが、一方で鷲見は何か思うところがあるような視線で金田一を黙って見る。

殺された3人の共通点

八咫烏荘で関係者が全員揃って夕食。

「殺された2人は八咫烏様の祟で殺されたのでは?」と元巫女の花鳥知不美と八咫烏荘女将の日鷹イネが話し始める。

さらに、巫女の鷺坂葵も、「なぜあの二人が生贄に選ばれたのでしょうか」と話をふくらませる。

元村会議員の黒刃六郎は、動揺しつつ「偶然ですよ」と否定するが……。

今度は村長の鳥森が、「八咫烏様の怒りがあの2人に向いたのは当然のこと」と続ける。

鳥森「村の人間は全員知っていることだが、殺された2人はダム建設に反対する村の人間を黙らせるため、裏で色々と画策していたのだよ」

さらに鳥森は、誰とはいわないまでも、他にもそういう人間がいたような気がするな、と目線を黒羽に向ける。

第三の殺人

ガタガタ震えだす黒羽を見て、不気味に微笑む犯人らしきシルエット。

犯人(ククク。気づいたな。そう、次に狙われるのは黒羽六郎、お前だよ。悪あがきして逃げようとしてもムダだ。八咫烏の死の翼から逃れることはできない)

犯人の想像通り、黒羽は夜遅く、荷物をスーツケースにまとめて一人で車で逃げようとしていた。

黒羽「がけ崩れの場所まで行けば、明日の朝一番で警察に保護してもらえる。オレだけでも今のうちに……」

しかし、車に荷物をしまったところで、犯人に声をかけられる。

犯人「こんな時間に何を?」

黒羽「あ、いや、ちょっと荷物の整理を……」

犯人「自分はてっきり一人で逃げ出そうとしてるのかと思いましたよ」

犯人は黒羽の額にボウガンを放って殺害。

さらに死体の首をナタで切りつけ、血が固まらないようにクエン酸をまぶす。

犯人「くくく、これで明日になれば、また不可能犯罪が起きる。八咫烏のすむこの呪われた村で」

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金田一37歳の事件簿 最新7話 感想と考察レビュー!

三人目の犠牲者は黒羽……!

殺された理由が今回語られたとおりなら、黒羽の死で犯人のターゲットは殺し終えたのかもしれません。

犯人は元巫女の花鳥知不美が怪しいと思うのですが、犯人の心理描写では「八咫烏様」じゃなくて「八咫烏」と呼び捨てにしてるのがちょっと気になります……。

ガラスゴミにやたらこだわる鷲見はノーマークでしたが、金田一の推理を意味深な表情で見るシーンは、何かあるのか?と思わせるものがありました(ミスリードの可能性もありますが)。

地下室で生首が見つかった直後、暗がりの中、ガラスゴミが裏口から外に放り出されているのをたまたま発見した、というのも、疑いの目線で見ると疑わしい気がしてきます。

鷲見はガラスゴミについて、「外にあるのを見つけた」、という言い方じゃなくて、「裏口から外に放り出されていた」という表現をしているのも怪しい……ひょっとしたら金田一たちを心理的に誘導しているのかもしれません。

外にあったガラスゴミは、小屋の中にあったものを移動させたのではなく、あらかじめ外に置かれていたのでは?

そうすれば運び出す必要はなくなりますよね。

じゃあ中にあったゴミはどこに行ったんだという謎が残ってしまいますが……。

外にガラスゴミを置いておいて、小屋の中にあったガラスゴミは、手前だけが本物で、奥の方は空気で膨らませただけの見せかけだった……?

金田一たちがゴミ収集を開始してすぐ、爆発音を聞いてすぐ小屋を離れることになりましたから、小屋の中に置かれていたゴミ袋の中にすべてガラスゴミが入っていたかどうかはわからないはず。

 

黒羽と会話した時の犯人の一人称が「自分」になってたのも気になりました。

残った関係者の中だと鷲見か鳥森っぽい気がしますが……複数犯の可能性もありますよね。

 

スパスパ生首切ってるあたり、刃物の扱いにも長けてそうです。

落ち武者を匿う村だったはずなので、村ではそういう訓練をする風習があってもおかしくはなさそうです(今は廃れていても、巫女だけは伝統として、今でも刃物の訓練受けてたりするかも……?)。

イネは貫禄的に、実は薙刀の達人でナタ一本で生首落とすとかできそうな気がします。

 

不可能犯罪に見せかけて殺人を起こす理由は、八咫烏の祟りだと思わせて最後に残った黒羽をおびえさせるため、という理由もありそうですが、無関係な他の村人に容疑が向かないようにするため……というのもあるかもしれません。

 

現在youtubuでアニメ金田一の「学園七不思議」と「悲恋湖伝説」を無料公開していたので久々に見てみたのですが、金田一シリーズは昔も今も、漫画もアニメも、やっぱり面白いですよね!

4月24日から始まる、なにわ男子こと道枝駿佑さんが演じるドラマ金田一5期も楽しみです!

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今回の「金田一37歳の事件簿 最新7話」ネタバレ感想記事は以上です!

ネタバレしちゃいましタイガー!