
2019年9月16日更新!
カイジ 最新330話『死角』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
カイジ 最新330話 ネタバレ!
電話ノイローゼになった遠藤は、捜索本部のモジュラージャックを引き抜く。
部下の携帯もまとめてタオルにくるんで引き出しの中に。
静寂を取り戻し、ひとまず落ち着く遠藤。
誤報ばかりとはいえ、これだけ通報があるということは、債務者が銀行で目を光らせているのは確かであり、にもかかわらずカイジ本人が見つからないということは…と、何かを閃く遠藤。
遠藤「もしかしたら奴ら…やめちまったのかもな」
帝愛が自分たちの手配書を配っていることを知ったカイジ達は、現金の圧縮を銀行への預金からゴールドに変える方向へ移行したのでは…と推理する遠藤。
しかしこの推理も的外れで、実際のカイジ達はまだ銀行への預金を続けていた。
ただ、これまでは一般客の多い1階で行っていた『通帳を作って預金』という作業を…
やや特殊な利用者に限られる2階で行う方向へ切り替えていた。
2階でメインに行われているのは、住宅ローンや事業ローン、外貨預金や定期預金などだが…
帝愛の債務者がそんなサービスを利用することなど皆無であり、1階が帝愛ウイルス蔓延状態だとすれば、2階はさながら無菌室のようだった。
カイジは2階へ行くと、定期預金窓口で、月10万円、一か月だけの捨て口座を作り、その後すぐその場で…本来の目的である2000万円の普通預金通帳を作る、という作業を行っていた。
これまで一階で行っていたことを二階で行うようにしただけなのだが、これが功を奏し、帝愛債務者の監視の目を逃れ続けていたのだった。
銀行から去る時も、監視や追跡がないかチェックし、順調に預金を進めていくカイジ。
一方遠藤は、部下に地金商(ゴールド売買所)の場所を調べさせていたのだが、思ったより数が多く…
部下「全部張らせますか?」
電話ノイローゼの悪夢がよみがえったのか、遠藤は再び頭を抱え、病んでしまうのだった。
遠藤「う~ん…」
カイジ 最新330話 感想と考察レビュー!
カイジの預金作戦はかなり順調に進んでいますね!
全国にいるであろう帝愛債務者の中には、ひょっとしたら二階にいるかも?と考える者がちょっとくらいいてもおかしくないんじゃ?という気もしますが…
「2階は無菌室である!」とナレーション(神の声)で強調されていたので、このまま見つからずに全ての預金が完了する、という展開もあり得る気がしてきました。
そもそも、もし債務者がカイジを見つけて電話をかけても、肝心の遠藤がモジュラージャックを引っこ抜いた挙句、部下の携帯も封印していてつながらない状態なので…
やはりこのまま預金自体は完了しそうですよね。
ひょっとしたら、カイジ達が最後の預金を終えたところで、たまたま一人の債務者に見つかって捜索本部に連絡を入れられてしまうものの…
電話ノイローゼの遠藤が電話に出なかったために取り逃し、後から気づいて後悔、遠藤はさらに病む…なんて展開もありそうです。
完璧、とまでは言えないカイジの作戦ですが、それ以上に遠藤の推理が的外れなため、そこに助けられている部分も多いように思います。
このまま預金を終了させて次の段階へ行くのか、それともまさかの一波乱あるか、続きが楽しみです。

今回のカイジ最新330話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
今回は「2019年9月16日」発売の「週刊少年ヤングマガジン42号」に掲載された「カイジ 最新330話」の内容を、ネタバレ含む感想記事としてレビューしました!