カイジ 24億

浮かれ始めるカイジ達 新居に引っ越して２０日目。 カイジ達はこれまで、東京近隣の銀行で預金口座とキャッシュカード作りに勤しんできた。 そして一週間後あたりから、続々とキャッシュカードが手元に届き始める。 キャッシュカード取得により、カイジ達はまた一歩、自分たちの逃避行が勝利に近づいたことを確信。

再訪、ボッタくり店 一度ぼボラれたリサイクルショップに、再び買い物に訪れたカイジ達。 カイジ達をボった張本人である店長は、カイジ達がボられた復讐に商品を万引きする気だと勘違いし、品定め中のカイジ達を見張り続ける。 しかし、いつまで見ても、カイジ達が万引きする様子はない。

石高が見たカバンの中身 カイジ達のカバンを勝手にのぞいてしまった石高。 現金を見られたか、と思い込んだチャンは、思わず顔を覆うが…カイジは余裕顔。 それもそのはず、石高が明けたカバンに入っていたのは、現金ではなく…。 大量のエロ本の山。 あえてバックを一つ開けさせて、石高たちの好奇心をダミーのエロ本で満たせてやる…それがカイジの作戦だった。

電話ノイローゼになった遠藤は、捜索本部のモジュラージャックを引き抜く。 部下の携帯もまとめてタオルにくるんで引き出しの中に。 静寂を取り戻し、ひとまず落ち着く遠藤。 誤報ばかりとはいえこれだけ通報があるということは、債務者が銀行で目を光らせているのは確かで…

カイジたちを捕まえるため茨城まで遠征した遠藤だったが… 何の成果も得られないまま、東京へ帰還。 カイジを銀行で目撃した中坂を呼び出し、本当にカイジだったのかを確認することに。 特徴的な傷跡などから、中坂が見たのが間違いなくカイジである、と確信。