2021年5月17日更新!
カイジ 最新387話『警鐘』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
カイジ 最新387話 ネタバレ!
リサイクルショップでの買い物を終えたカイジ達。
カイジ達は家具・家電の購入だけでなく、店主であるゴロじいとの密約を取り付けることに成功した。
いざ帝愛が聞き込みに来たら連絡してもらう…これが少し前にカイジが言っていた積極策の正体だった。
カイジ「いわば牧場に貼られたロープ。そこに付けられた鈴…。牧場を狙う捕獲者がロープに触れれば鈴が鳴って危険を教えてくれる。そんな役割をゴロじいに託したのさ」
帰路の道すがら話し合うカイジ・チャン・マリオ。
チャンと「なるほど…悪くない作戦だと思います。でも、それならもっとたくさん鈴があった方がいいんじゃ?他の店にも協力してもらえば…」
カイジ「まあな。だが、のっぺら坊じゃだめ…!」
普通の店の店長は、ゴロじいのような一匹狼ではなく、常識人であることがほとんど。
そんな人は鈴の役割をまず受けてくれないし、口では引き受けてくれても腹の底で何を考えているかわかったものではない。
チャン「つまり、信用できないってことですか?でも、それならゴロじいだって同じですって。カイジさん、ちょっとゴロじいに気を許しすぎなんじゃ?携帯の番号教えるのだって、本来はダメじゃないですか」
カイジ「携帯番号なんて大した情報じゃないって。ただオレに連絡がつくだけ。帝愛が手にしたってオレと話せるだけで、居場所を突き止めるツールにはならないならない」
チャン「なるほど。じゃあ携帯はいいとして、あえて嫌なこといいますけど…。ゴロじいが金を渡されて、俺たちを売るとは考えないんですか?あると思うんですよ」
しかし、カイジは「まさにそこだ」と言ってチャン・マリオを驚かせる。
ゴロじいはえらそーな強者が嫌い、どちらかといえばカイジ達のような逃げ回る敗者が好き。
カイジ「そもそもリサイクルショップだって、そういう気持ちでやってるのかも。あれっていうなれば敗者復活戦。誰かに見限られ捨てられた物たち…ゴロじいはそれがいとしいのかも」
チャン「いや、そういうセンチメンタルな感傷ダメ!そういう人だって、金をつかまされたらわからない!帝愛の指示で味方の振りしてこっちに電話…!いい出物があるから見にこいとか、どこで暮らしてるかさりげなく聞き出そうとかしてくるかも…」
焦るチャンだったが、カイジは余裕のドヤ顔。
カイジ「それ、滅茶苦茶分かりやすいじゃん」
偏屈なゴロじいが、本来なら興味がないはずのカイジ達の住所を知りたがったり、普段はやらなそうな営業トークを突然してくるようなことがあれば、その時点でほぼ確定。
カイジ「そうなったら俺たちを売ったってこと。帝愛に金を掴まされてな。つまり問題はゴロじいが俺たちを売るか売らないかじゃない。別に売ってもいいんだ。大事なのは売った時の分かりやすさ」
ゴロじいが強者である帝愛に操られて電話するなど、本来ならとても嫌なこと。
もしそうなれば話す内容、声色などにも必ず出て、カイジ達の知っているゴロじいではなくなるはず。
カイジ「それ、絶対見抜けるよ、オレ」
カイジ 最新387話 感想と考察レビュー!
大事なのはゴロじいを信用できるかではなく、「売った時のわかりやすさ」だったとは…。
今回チャンが「ゴロじいに気を許しすぎでは?売られたらどうするんですか?」と読者の代弁をしてくれましたが、見事にカイジがそれに答えてくれて、なるほどな、と感心させられました。
ゴロじいに裏切られたらアウト…ではなく、裏切られても問題ない、見事な二重策でした。
今回のカイジ 最新話 387話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
次回の「カイジ 388話」もネタバレ記事を更新予定だよ。
コメント
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