彼女お借りします 最新215話 ネタバレ感想 麻美の過去、解禁!

かのかり215 彼女、お借りします
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ネタバレタイガー
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2021年12月1日更新!

彼女、お借りします 最新215話『楽園と彼女㉘』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

とらじろう
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ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。

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彼女、お借りします 最新215話 ネタバレ!

麻美の幼少期

人生なんて所詮はひまつぶし、運命の相手だろうがレンタルだろうが、好きにすればいい、と考える麻美。

そんな麻美の幼少期が明かされる。

厳格な父のもとで育てられた麻美。

4歳の頃に大切にしていたぬいぐるみを捨てられ、9歳の頃に親が決めたフィアンセ(白馬)にそうと知らず引き合わされる。

親の息がかかった中高一貫制のお嬢様学校に通わされ、その間も親に私物を捨てられるなど管理され続けていた麻美。

幼い頃からそれが当たり前だった麻美は大きな疑問を持つこともなく、母親のお下がりのスマホゲームに逃避していた。

中学時代に恋人がいた麻美

そんな麻美が隣の男子中の生徒(浦島太郎)から告白され、同じソシャゲをやっていたこともあって話も合い、付き合うことになる。

浦島は高校が進学校でないこともあり、麻美の親には内緒の付き合い。

麻美は浦島との付き合いを重ねていくうち、子供同士の付き合いながらも、将来を誓い合うほどの関係になる。

そして麻美は「人生初の光り輝く脱線行為」を経て、自分の中に変化が起き、何かが照らし出されたと感じるようになる。

麻美(時とともに大きくなるそれは、私にとっては革命。15年の暗闇の中でわずかに光った、自由な自分を勝ち得るかもしれない、希望の灯火)

父親に交際がバレる麻美

しかしある日、父親に浦島太郎との関係がばれてしまい、分かれるように言われてしまう。

麻美は父親の決めた相手(9歳の頃にあった白馬という男)と結婚するように言われる。

麻美「なんでお父さんにそんなの決められなきゃいけないの!?キモ!人の人生なんだと思ってんの!?」

泣きながら父親に反抗する麻美だったが、ビンタされて黙ってしまう。

麻美が交際していた浦島太郎には、父親が裏で手を回す。

麻美のもとには「他に好きな人ができたから別れよう」という浦島からのラインが届く。

麻美(その時、私の中の小さな赤ちゃんが、死んだ気がした)

自立の道も考えた麻美だったが、全てを捨てて一人でやっていく知識も能力も勇気もなく、我が子(麻美のお腹の中に赤ちゃんがいたのか、自由への渇望をそう呼んでいるだけなのかは不明)の敵であるはずの親に育てられる安寧を選んだ。

麻美(かつて父親に投げた石は、特大のブーメランだった)

恋や愛を壊したいと思うようになる麻美

麻美自身の心理は、麻美自身でも論理的に説明できないものだった。

やがて麻美にとって、「恋」や「愛」という言葉は飲み会で盛り上がるためのラベリングにしか思えないようになる。

そしていつしか、麻美は恋する二人を見ると、壊したくなるようになっていた。

麻美(どいつもこいつも恋人ごっこしてんじゃねえ)

そして現在。

麻美は水原と和也の関係に終止符を打つべく、封筒を差し出して指輪をそこへ入れるよう促す。

麻美「真実を話しに行こう。これが最後のチャンス」

水原は驚きながらも、ぐっと何かをこらえるような反応をする。

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彼女、お借りします 最新215話 感想と考察レビュー!

麻美の過去に起きたことをあけっぴろげに書かず、読者の解釈や想像に任せる描き方になっていたのがすごかったです。

前回のラストの一コマ(お腹の中の胎児)も、想像次第でどうとでも捉えられますものね……。

麻美は妊娠したのか?とか、堕ろしたのか?とか、そういうことを想起させるような意味深なカットやセリフがあるのですが(下着姿になって自分の体を見ながら神妙な表情をしている麻美とか)、麻美がポエミィな表現で自分の過去を回想しただけ、という説明でも成り立つので、真実は本当に闇の中と言うか……。

一話で麻美の過去を描ききった構成力もすごい……。

すごいとしか言ってないですが、すごい過去回でした。

 

和也と水原がレンタルじゃない本当の「恋」や「愛」に到達できたかどうかを最終的に判定するための、漫画内でのジャッジみたいな役割を与えられてるのかな麻美は……。

ネタバレタイガー
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今回の彼女、お借りします 最新215話ネタバレ感想記事は以上です!

ネタバレしちゃいましタイガー!

コメント

  1. […] 彼女お借りします 最新215話 ネタバレ感想 麻美の過去、解禁!麻美の幼少期 人生なんて所詮はひまつぶし、運命の相手だろうがレンタルだろうが、好きにすればいい、と考える麻美。 […]