
2021年9月2日更新!
シャドーハウス 最新108話『生い立ち』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
シャドーハウス 最新108話 ネタバレ!
ケイト誕生
50年もの妊娠期間を経て、ついに生まれた少女・ケイト。
ケイトは村で人間の子供として育てられる。
祖母と二人で普通の子供として暮らしていたケイト。
幼い頃のケイトには顔があり、手足も人間と同じ肌色をしていた。
12歳を過ぎた頃から、手足の先が黒く染まり始めていく。
はじめは祖母に薬を塗ってもらったり、包帯を巻いて黒い部分を隠していたが…
一月も立たないうちに全身が真っ黒になり、外に出られなくなってしまう。
出生の秘密を知るケイト
そこで初めて、ケイトは育ての親である祖母から、自分の出生の秘密を聞かされる。
ケイトは村から離れた家…ケイトの母親が住んでいた離れの家に一人で住まわされるようになる。
外に出れないケイトのために、祖母は村から通ってケイトの世話をしてくれたり、たくさんの本を持ってきてくれたりした。
しかしケイトの孤独や不満はどんどん募っていく。
ケイト「わたしは人間じゃないの?」
祖母「それは…もちろんあなたを人間として育てたわ」
ケイト「じゃあ私の身体から出るこれは何?今怒ってるか泣いてる?もう二度と人のいる場所で暮せない…。どうして見捨ててくれなかったの?なぜ何も考えず私を育てたのよ!?」
ケイトがまき散らした大量のすすが舞い上がり、天井に巨大なすすのつららができるのを見て、祖母は愕然としながらも、恐怖を飲み込んでケイトに声をかける。
祖母「私には特別なことはなにもできない。あなたを立派に育てることだけ考えてきた。どうすれば正しかったのかはわからない…。私はキャサリン様に仕えられたことが誇りだった。大好きだった。どうにかお役目を果たしたかった…」
祖母「キャサリン様は最後にこうおっしゃったわ。生まれた子どもを守ってあげてほしい。私にとってもケイトは大切な存在なの…」
祖母に抱きしめられると、ケイトが作ったすすの塊がぽろぽろと崩れていく。
ケイトの旅立ち
ケイト(祖母は悪くない。ただ、この生活を続けることはできない。祖母と一緒にいてはいけないと感じた…)
ケイト(私は50年もの間身ごもった母から生まれた異常な存在。島や館がどうなってるかわからないけど、そこなら居場所が見つかるかもしれない。人間として生きられない私にとって、唯一の希望がミラーハウス…私は私が何者なのか知りたい…)
そしてケイトは13歳の誕生日、祖母に黙って家を去ったのだった。
シャドーハウス 最新107話 感想と考察レビュー!
ケイトの出生と旅立ちがなんというかすごく神話的で…悲劇的だけど同時に素敵だと感じました。
この回想をケイトがエミリコに話していると思うのですが、話の途中でエミリコはボロボロ泣いてそう…。
自分はシャドーなのか人間なのか?自分の居場所はどこにあるのか?
その答えがどこにあるのかはわかりませんが、少なくともエミリコの存在はケイトにとって救いになってくれているのだと思います。
。
今回の「シャドーハウス 最新107話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
