2022年2月3日更新!
かぐや様は告らせたい 最新242話『田沼正造は語りたい』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
かぐや様は告らせたい 最新243話 ネタバレ!
10億あっても貧乏性な白銀
さっそくかぐやを助けに行こうとする白銀達。
しかし、白銀はタクシーを使わず自転車で移動しようとして、「10億あるでしょ!?」とつっこまれる。
かぐや父の入院している病院へつくと、作戦本部のミコから連絡が。
ミコ「まず会長は四宮先輩のお父さんと話を。お兄さんは話を通してあるので受付は通さず中へ」
白銀「ああ。四宮と父の確執はコミュニケーション不足。使用人任せで父親らしいことをしなかった自責の念。それに……まあその辺りをつくさ」
かぐやは妾の子、という言葉を思い出しつつ、ミコには伝えず飲み込む白銀。
ミコ「それからもう一つ質問が。私の横にいる屈強なお兄さん二人はどなたですか?」
白銀「ああ。俺の知り合いでその道のプロだ。心配いらない」
ヤバい見た目の男たちがミコの護衛についてくれたようだが、下っ端が勝手に羊羹を食べようとして兄貴分に張り倒されたり、ミコとしてはむしろ心配しか無かった。
田沼先生から語られるかぐや母の素性
田沼「やあ来たね。私は四宮家のお抱え医師。昔からよく知ってるよ。かぐや君の母親のこともね」
白銀はかぐやの父・雁案の病室前で、待っていた田沼先生から、昔話を聞かされる。
かぐやの母・名夜竹は夜職の超VIP嬢。
美人で教養があり知性にあふれ、どこか狡猾な面も併せ持ち……雁案はそんな名夜竹に入れ込んでいた。
しかし名夜竹には先天的な心臓病があり、雁庵の接客中に発作を起こしたことがあった。
雁案は名夜竹をかかえて汗だくになりながら病院に抱え込み、「俺の心臓を移植していいから治してくれ!」と叫んだほどの惚れようだった。
名夜竹は療養のために店をやめて実家に帰ったが、後に子どもを妊娠した状態で雁案の前に現れた。
雁庵の周囲は名夜竹を追い払おうとしたが、「この子は俺の子だ」と言い張り、遺伝子検査も拒否し、名夜竹の子かぐやを四宮家として受け入れたのだった。
名夜竹を失って失意の雁庵。怒る白銀
しかし名夜竹は男を騙す女狐だと周りから汚名を着せられ、かぐやを産んですぐ死亡。
かぐやも四宮家で冷遇されることになってしまった。
その後の雁庵は、田沼から見れば死んだように生きている状態だという。
田沼「彼女が生きてれば雁庵さんも病なんかに負けなかったろう。娘の顔を見ると、思い出してしまうんだろうね」
白銀「関係ないだろ!そんな理由で、母をなくした子どもから、父まで奪う理由になんてならない!四宮はいつだって父親を待っていたんだ!体育祭のときも、三者面談も、文化祭も、誰かを探す目をしていた!」
田沼「そうか……君も……」
白銀「ひどい仕打ちを受け続けてきても、最後は結局家を守る選択をしたんだ!四宮は……」
雁庵「うるせえぞ。病室の前で四宮四宮って、ここは病院じゃねえのか」
白銀の叫びを聞いて雁庵がベッドから起きて顔を出してきた。
田沼は心配するが、今日は調子がいいらしい。
雁庵は白銀を病室に招き入れる。
雁庵「話があんだろ?入れよ、小僧」
かぐや様は告らせたい 最新242話 感想と考察レビュー!
田沼先生の、「彼女が生きてれば彼も病になんか負けなかったろうね」というセリフが気になりました。
ひょっとして、雁庵の気の持ちよう次第では、ここからまさかの回復もありうるのでは?
四宮家のトップである雁庵が、名夜竹に自分の心臓を移植させようとしたり、身ごもった名夜竹を周りの反対を押し切って受け入れたり、そして名夜竹を失ってから死んだように生きていたり……四宮家より愛する人のほうが大事だったのではないか、と思わされます。
そんな雁庵を白銀がうまく説得……という言葉が適切かはわかりませんが、心を動かすことができれば、味方になってくれるのでは?という気がします。
あと、大金を得ても本質が変わってない白銀に笑いつつちょっと安心しました。
ミコにボディーガード?が二人ついてましたが、ちょっとギャグっぽく描きつつ、今後の展開次第ではこのボディーガードが活躍してミコを守ってくることも有り得そうな気がします……。
秀知院の生徒会なり、雁庵の病室なり、どこかに盗聴器の一つでも仕掛けられてたら白銀が手切れ金もらっておいて反故にしたの一発でバレますからね……早坂が言ってたように本当にヒットマンが送られてきそう。
今回のかぐや様は告らせたい最新242話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
次回の「かぐや様は告らせたい 243話」もネタバレ記事を更新予定だよ。