
2020年6月18日更新!
かぐや様は告らせたい 最新182話『大仏こばちは見つめてる』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
かぐや様は告らせたい 最新182話 ネタバレ!
明かされる大仏の過去
大仏は9歳の頃、ジュニアアイドルとして活動し、TVにも出演していた。
両親も芸能人(父たいき、母MEARI)であり、大仏自身のルックスの良さもあって注目されていたが…。
大仏が中学生になった頃、母親の浮気疑惑が浮上。週刊誌にスクープ記事として掲載されてしまう。
大仏は周りから同情を装った「ざまあみろ」という態度を取られるようになり、人格が歪んでしまう。
そんな中、大仏をかばって周りに怒ってくれたのがミコだった。
大友も周囲を気にせず優しく接してくれた。
さらに、大仏の陰口で盛り上がる女子達に対し、関係ない男(石上)が首を突っ込んで、大仏以上に総スカンを食らったりしていた。
それらのこともあって、大仏にとって中学時代の記憶は、辛いものではあれどトラウマというほどではなかった。
大仏に助言する子安つばめ
子安つばめも、中学時代の大仏に声をかけてくれた一人だった。
つばめも周りから嫉妬されがちだったため、大仏の状況がわかるという。
容姿に恵まれてしまった人間は、嫉妬をさばけるコミュ力を併せ持たなければ、人生が詰んでしまう…大仏はそう考えていた。
同性から嫉妬され、病んだり異性とつるむようになり、同性からはさらに男好き、と叩かれるようになる黄金パターン。
つばめは嫉妬を上手くさばけるタイプだったが、大仏はそうではなかった。
つばめ「そういう時はまあねって流せばいいんだよ。辛い時は頼って。とりあえず味方してあげるよ」
大仏、つばめ、かぐやの三者会談
大仏(石上がつばめ先輩を好きになったのは正しい…)
大仏から、石上の過去の真実を知らされたつばめ。
つばめは石上に対する誤解を解くため、大友に会うことを決意。
ただ、ありのままに真実を伝えるだけでは、石上の努力が無駄になってしまう。
そこでつばめは頑張って考えたという「角の立たない妥協点」を、大仏とかぐやの二人に打ち明ける。
かぐや「うふふ、いいですねそれ、実に私好みです」
黒い表情で微笑むかぐや。
かぐや「貴方はそういう卑怯なこともできる人だったのですね。私にはできないし思いつかないやり方です。でも、あなたならできる。流石学園のマドンナですね」
つばめの策はかなり大掛かりなものらしく、かぐやと大仏にも協力してほしい、と頼むのだった。
ステラの人=石上で確定
三者会談を終えた大仏は、ミコが一人でいるのを見かける。
大仏にはミコを応援したい気持ちもあるが、ミコをスルーして石上の所へ向かう。
勉強していた石上に、後ろから話しかける大仏。
大仏「君の努力はいつか報われる、だったね。私も、そう思う」
石上「ん…?ん…!?」
ダラダラ汗をかいて驚く石上。
大仏「あれ書いたの石上でしょ?知ってるから。どういう意図でやったの?ミコちゃんのこと好きなの?」
中二病だった頃の黒歴史を掘り返さないでくれ、と頭を抱える石上だったが、当時の心境を大仏に明かすことにする。
石上「純粋に、あのままじゃ、伊井野は潰れそうだったから。がんばってるのを、誰かがちゃんと見てるって、教えてやりたかったんだ」
石つば派、大仏の思い―。
大仏「見てる人って、ちゃんと見てるものだよね。知ってる?私も、君のこと見てたんだよ」
石上がはっとして大仏の方を向くと、大仏はすでに背中を向けてその場を去ろうとしていた。
中学時代、大仏の陰口で盛り上がっている女子に、食ってかかった石上。
ミコの背中に張り付けられていた悪口の書かれた紙を、黙ってそっととってあげていた石上。
石上は気づいていなかったが、大仏はちゃんと見ていた。
そして、石上がミコの机に手紙をそっと入れていたところも、大仏は見ていた。
大仏(いいことをしている人を好きになるのは、思っている以上に当たり前のことだ。色んなタイミングや状況があり、恋にならなかった好きは、世界中にあふれているのだろう)
大仏「せめて幸せを願うくらい、許してほしい」
恋だけが好きじゃない…大仏はそう思いながら、その場を離れていくのだった。
かぐや様は告らせたい 最新182話 感想と考察レビュー!
どうしてミコちゃんと仲良しの大仏が石つばを推すのが疑問だったのですが…
今回の話で一気に納得させられましたし、大仏に対する好感度が急上昇するような神回でした。
色んなタイミングがあって恋にならなかった好きが世界中にあふれている…
そんな大仏のモノローグからは、何かが少し違えば、大仏が石上に恋をしていた可能性もある、というように感じられました。
芽生え始めていた石上への好意が恋に変わる前に、石上が大仏の友人でもあるミコちゃんの机にラブレターもどきの手紙を入れているのを見てしまって、それが恋へのシフトにブレーキをかけたのかな、と感じました。
(石上の)幸せを願うくらいは許してほしい…というのも、恋にしないけどそれくらいならいいよね、という、大仏の切なく複雑な気持ちが感じられて尊かったです。
ミコちゃんのことも大好きな大仏ですが、石つばを推すのはミコちゃんうんぬんの打算的な考えからでなく…大仏自身の気持ちを優先した結果だったのですね。
石上がステラの人だというのも正式に確定しましたが、石上の中では黒歴史に認定されているのが石上らしくてほほえましかったです。
「君の努力はいつか報われる…」というのは、石上がミコに送った言葉ですが、今まさに石上のために色んな人が陰ながら動いてくれていて、石上自身がようやく報われようとしているのかな、と思うと胸が熱くなりますね…。
つばめ先輩も石上の気持ちをきちんと理解した上で、かぐやと大仏からの協力を得て、何やら大掛かりな策を弄する様子…。
かぐやに「卑怯」で「私好み」と言わしめる策とはいったい何なのか気になるところですが、かぐや(と大仏)がバックについて協力する時点で、その策自体はおそらく成功するのだろう、という気がします。
天才たちの恋愛頭脳戦が本格的に復活してきた感があって、わくわくしてきます。
今のままだとあまりに「石つば」が優位すぎる感がありますが、「石ミコ」も何らかの巻き返しがあると思うので、そちらの展開も期待したいです。

今回のかぐや様は告らせたい最新182話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

コメント
[…] かぐや様は告らせたい 182話ネタバレ感 ステラの人=石上で確定明かされる大仏の過去 大仏は9歳の頃、ジュニアアイドルとして活動し、TVにも出演していた。 両親も芸能人(父たいき、 […]
[…] かぐや様は告らせたい 182話ネタバレ感 ステラの人=石上で確定明かされる大仏の過去 大仏は9歳の頃、ジュニアアイドルとして活動し、TVにも出演していた。 両親も芸能人(父たいき、 […]