2020年2月27日更新！
シャドーハウス 最新57話『敗鏡不照』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます！ネタバレしタイガー！
シャドーハウス 最新57話 ネタバレ！
取り押さえられるベル
前回、すす入りコーヒーの入った瓶を叩き割ってしまった双子のベル。
バービーの指示で即座にベルたちは取り押さえられる。
自分たちはやってない！と叫ぶベルたちだったが…
問答無用でどこかへ連行されていく。
エミリコたち他の生き人形は部屋へ戻され、シャドー共々部屋から出ることを禁止される。
エミリコからの報告を聞いたケイトは静かに何かを考える。
エミリコはローズマリーやミアたちのことを心配しながら、こどもたちの棟で何が起こっているの…と想いを馳せる。
焦る星付きたち
すす管理施設…通称「すす管」。
こどもたちの棟から集められたすすをこの場で粉砕処理し、おじい様と共にある棟へと運ぶ、重要な施設。
星付きたちはすす管を調べ、亡霊の発生源がここで間違いないことを突き止める。
スザンナはコーヒーの管理を他人に任せてしまった、自分の顔であるスージーに対し、「あなたのせいなのよ！」とののしる。
「双子を気に入っていたのはスザンナの方では？」「バーバラやバービーにだって責任がある」などともめ始める星付きたち。
そこへ救護班の生き人形・ギルとイヴが報告にやってくる。
今回の騒ぎで、生き人形２名が重症、軽いすす病が１０名、全員無事の班は救護班・研究班・ダグ班・ベル班のみ。
そしてこびりつきを連れてきてしまったローズマリーはまだ会話不能な状態だった。
報告を終えた救護班は洗浄の間へ戻っていく。
立場が危うくなる星付きたち
星付きたちは、こんなことをエドワードに報告などできない、と考える。
反乱を起こした何者かにコーヒーを割られ、生き人形の多くはすす病にされた上、一週間コーヒーを与えることが出来ない、犯行の動機も不明…。
バーバラ「我々はもう星付きではいられないでしょう。星付きでなくなるなら命の保証もありません」
自分たちは偉大なるおじいさまの愛情を裏切ってしまった、だからこそ自分たちの力で立て直さなければならない…。
バーバラはまず子供たちの棟の混乱を鎮めるべく、双子を早急に罰することに決める。
ローズマリーの処遇は話を聞き次第決定。
すす管の警備の厳重化。
そして真犯人を見つけ出すこと…。
星付きたちはエドワードが言っていた「ケイトを警戒せよ」という言葉を思い出す。
事件は解決？
ケイトとエミリコ、他の面々も星付き会議室へ召集をかけられる。
バーバラはそこで「事件は解決した」、と宣言し、事件は双子のベルことイザベルとミラベルが起こしたことであり、罰としてすす管清掃が命じられる。
すす管送りはシャドーにとって最大の侮辱で在り、生き人形にとっては最大の過酷。
今後、亡霊のことは口外禁止とされ、この対応に拍手や歓声が起こる。
バーバラは一同に解散を命じつつ、ケイトとエミリコだけをその場に残す。
疑われるケイト
バーバラはケイトに対して、今回の事件にかかわっているのでは、と露骨に疑ってかかる。
オリバーは「君のことを評価しているんだ」と言いつつ、「エドワードに怒られてしまうから…」と口を滑らせる。
ケイト（そういうことね。あいつが星付きたちに圧力をかけて…よほどお披露目の結果が気に入らなかったのね）
不機嫌になってすすを出してしまうケイト。
ケイト（星付きに評価されるなんて、最初から期待できなかったのね）
ケイトはギリ、とこぶしを握り締め、冷静さを取り戻し、すすの放出を止める。
ケイト「切羽詰まっているようね。私はエドワードに嫌われている。お披露目で落としたかったのに残った逆恨みをされてるのよ。エドワードに気に入られるために私を犯人に仕立てあげるつもり？それで解決だと思えるならおめでたいわね」
ケイトは星付きたちへの挑発を続ける。
ケイト「星付きたちがこどもたちの棟でなんとよばれてるか知ってる？クリストファーに比べればはるかに格下」
黙って聞いていたベンジャミンが「きさま！」と怒って立ち上がるが、ケイトも立ち上がってベンジャミンと向き合って叫ぶ。
ケイト「自分たちを客観視したことはないの？優秀だったクリストファーのようになろうと焦っているのでしょうけど、実際はエドワードの言いなりに操られているだけよ！」
すすをまき散らして叫ぶケイトに、気圧されるかのように黙ってしまう星付きたち。
ケイト「私に目を付けたということは、双子だけが犯人じゃないと思っているのよね」
ケイトは目の前の机をバンッと叩いて宣言する。
ケイト「わたしならこの事件を解決できるわ！」
ケイトの背後ではエミリコが、顔としてケイトの表情を必死に作っているのだった。
シャドーハウス 最新57話 感想と考察レビュー！
星付きたち相手に、臆さずにタンカを切れるケイトがすごくかっこよかったです。
星付きたちが気圧されてたのは、ケイトの迫力もあったでしょうが、ひょっとしたらケイトが放出したすす量の多さが予想以上で驚いた…というのもあるのでしょうか？
そんなケイトの顔であるエミリコですが、ぷくっとほほを膨らませて必死に怒りの表情を作っているものの、全然迫力がなくてただただかわいいだけだったのが和みました。
エミリコってあんまり怒ったりしないでしょうし、怒りの表情を作りなれてないんでしょうね。
星付きたちの中でオリバーだけはケイトに対して好意的なのも良かったです。
やっぱり亡霊退治でエミリコが活躍したのが大きかったのでしょうね。
双子のベルは今回の反応を見るに、本人たちの意志ではなく、何も知らず真犯人に操られてしまった…というのが真相でしょうか。
次回は名探偵ケイトと助手のエミリコによる真犯人探しでしょうか？
ミステリーっぽい感じで続きが楽しみです！
ちなみに今回のサブタイトル「破鏡不照（はきょうふしょう）」ですが、一度壊れたものは二度と元に戻らない、という意味の様です。
覆水盆に返らず、と意味は同じですが、破鏡不照の場合、離婚した夫婦の絆は二度と戻らない、というような意味でつかわれることが多いようです。
ひょっとしたら今回の事件がきっかけで、夫婦のように仲の良い二人の関係が壊れてしまい、二度と元には戻らない…ということを暗喩しているのでしょうか？
だとしたらどの二人のことを言っているのか、その辺りも気になります。
（双子のベルのうち一方が真犯人で、もう一方は何も知らず、真相がわかることで双子の中が壊れる、とか…？）
今回の「シャドーハウス 最新57話」ネタバレ感想記事は以上です！
ネタバレしちゃいましタイガー！
コメント
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