2022年1月25日更新!
ヴィンランド・サガ 最新190話『ラグナロク問答』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
ヴィンランド・サガ 最新190話 ネタバレ!
元ヨーム戦士ヴァルガル
かつてヨーム戦士団解散を命じたトルフィン。
新団長とクヌート陛下両人の意思とあっては、ヨーム戦士達は従うしか無かった。
しかしケンカしかしらないヨーム戦士ヴァルガルはは、行き場のない手下20人ほどを従えて海賊稼業に手を出す。
食い扶持のためと言うより半分は死に場所探しだった。
ある日ヴァルガルは金目の物を積んでいる貨物船の噂を聞いて、船で後をつけてみるが、気づけばデンマーク王の軍船に囲まれており、捕らえられてしまう。
クヌートはヴァルガル達の素性を知った上で、斬首を命令。
ヴァルガル達もこれでヴァルハラへ行ける、とおとなしく殺されようとするが……。
ヨーム戦士と問答するトルフィン
そこへ待ったをかけたのがトルフィンだった。
ヴァルガル達が追っていた船はトルフィンの商船であり、クヌート達の軍船はそれを護衛していたらしかった。
トルフィンはヴァルガルと話し、彼らが死んでヴァルハラへ行って、ラグナロクにそなえたがっているのを知る。
トルフィン「それなんですよ。私が日頃から疑問に思っているの。なぜみんな、未来にラグナロクが来ると信じて疑わないんですか?」
信じる根拠は、ラグナロクが来ると予言した三女神。
しかし、トルフィンはその三女神の信憑性を疑う。
トルフィン「神様ってけっこう嘘つくでしょ?終末の予言なんて、ほんとにくるか終末までわかりゃしない。言ったもん勝ちじゃないですか」
ざわつき始めるヴァルガルの手下たち。
横で聞いていたクヌートは笑いを堪えるのに必至。
それでもヴァルガルは女神の予言を信じ、最終戦争は来るんだと断言。
トルフィン「わかりました。ではそういうものだとしましょう。女神の予言通り最終戦争が来る。あなたたちはそれに備える」
トルフィン「みんな女神の決めたどおりだ。自分では何も決断しない。それで楽しいかい?」
トルフィンの痛烈な一言に、ヴァルガルの手下たちだけでなく、クヌートの部下たちの顔つきも変わる。
ヴァルガルをスカウトするトルフィン。選択を委ねるクヌート
ところで、とトルフィンは新天地に国を作るため、船乗りを探していると言い出し、ヴァルガルをスカウトしたいと言い出す。
ヴァルガル「国を作る?やぶからぼうに何だい。そんなことほんとにできるのかね?」
トルフィン「まったくわかりませんね。女神の予言にはありませんでしたから」
クヌートは爆笑し、ヴァルガルと手下たちの未来を、ヴァルガル本人に決めさせることにする。
クヌート「そなたたちが決めるのだ。世の手でヴァルハラへ行くか、トルフィンと未知の未来へ行くか。決断するのだ」
そしてヴァルガルはトルフィンと行く道を選んだのだった。
仲間になったヴァルガルの今
ヴァルガルは船乗りとして、ヴィンランドから一度グリーンランドとアイスランドへ戻り、レイフやハーフダンに現状を報告してくることになっていた。
トルフィン「どう思いますか、ヴァルガルさん。次の定期便にはどれくらい麦を積めると思います?」
ヴァルガル「さて、まったくわかりませんね。なにせ、女神の予言にゃなかったもんで」
トルフィンとヴァルガルは顔を見合わせて大笑いする。
ヴィンランド・サガ 最新190話 感想と考察レビュー!
ヴァルガル、結構前から新キャラなのにろくに紹介もなくしれっと仲間になってた割にモブとはいえないくらいキャラも立ってて気になってましたが、元ヨーム戦士団だったのですね。
トルフィンとの問答はヴィンサガらしいというか幸村先生らしいというか、すごくよかったです(語彙力がない)。
こういう話大好きなのですが、次回予告によれば、次回はトルフィンが本当の戦士になるらしく、何かしら波乱&感動必至の展開になりそうです。
本当の戦士の話を描くために今回の話が前フリとして必要だったのかな……?(トルフィンの理解者であり頼りになりそうなヴァルガルを一時的に退場させたのは次の話をやるために絶対必要な要素になりそうな気がします)
今回のヴィンランド・サガ 最新190話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
次回の「ヴィンランド・サガ 191話」もネタバレ記事を更新予定だよ。