2020年12月14日更新！
約束のネバーランド 特別番外編『母の決意』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます！ネタバレしタイガー！
※ネタバレ記事は詳細な書き起こしではなく、あらすじがざっとわかる程度に、オリジナルの文章で書いてあるのだよ。
約束のネバーランド イザベラ 特別番外編 ネタバレ！
エマ達のGFハウス脱走後、イザベラは…
グランマになって一か月のイザベラ。
エマ達に脱走されてしまったことで損失が出ていたが、数が減った分質を上げることを上役の鬼に約束。
宣言通りにそれを果たして見せたことで信頼を回復していた。
しかし、他のシスターたちはイザベラのことをよく思っていないものもいた。
特に前グランマの補佐だったマチルダとその仲間３人は、イザベラを蹴落とすことを画策していた。
イザベラをハメるために偽のウワサを流したり、通信記録を偽造してイザベラの部屋に隠しておこうとするが…。
全てイザベラにお見通しだったのだ。
イザベラをハメようとしていたことを上に報告されれば、立場が危なくなるのはむしろマチルダ達の方になってしまった。
全てお終いだ、と死を覚悟するマチルダ達だったが、イザベラは意外なことを言う。
イザベラ「私と協力して、GF農園をぶっ潰さない？」
仲間を集めるイザベラ
自分をハメようとしたことを不問にする代わりに、計画に参加してほしいと言うイザベラ。
マチルダ達は戸惑い、疑い、そんなことできるわけない、と反発する。
そんなことするくらいなら、イザベラの裏切りを訴えた方が賢い道だ、と。
しかしイザベラはそんなマチルダ達を諭す。
たとえそうやって生き延びても、互いに刃を向け合う、無間地獄が待っているだけ。
イザベラ「自分が産んだ子供たちのこと、覚えてる？生きてるわよ。私が育てた第三飼育場にいた。今は逃げて、外にいる」
マチルダ達が子供を産んだのは、ただ自分が生き延びるため。
そのはずだった。
しかし、生きていると聞かされて、思わず涙が溢れてしまう。
イザベラ「出荷のない世界、友達を蹴落とさなくていい世界を、作りたいと思わない？奴らは私達を競わせ、分断させようとしている。結束を恐れているから。刃を向ける相手が違う。団結こそ勝利の鍵。私はそれを子供たちから学んだ」
イザベラの誘いに、まずマチルダが乗る。
ただし協力する代わりに、イザベラが裏切らないという保証が欲しい、と言うマチルダ。
イザベラはそんなマチルダに、かつてレイがイザベラに書いた遺書を差し出す。
上に見せれば、「イザベラは実の息子がいたからわざと食用児達を逃がした」と判断される。
これを受けて、マチルダの他の三人もイザベラの話に乗ることを決意する。
そしてイザベラたちは２年以内にエマ達が戻ってくる時に備え、準備を進めていくのだった…。
そして人間の世界へ
マチルダ「先輩はなぜこのような計画を立てたのですか？」
イザベラ「つい想像してしまうの。農園のない世界で、あの子たちが生きていて、そこでは普通に愛することができる…。それが今私が叶えたい夢なのよ」
…やがて時は経ち、イザベラは死んでしまうが、エマ達は無事に人間の世界へ行くことが出来た。
そしてイザベラの計画に協力したマチルダ達は、そのことをイザベラの墓前に報告するのだった。
約束のネバーランド イザベラ 特別番外編 感想と考察レビュー！
二週連続の約ネバ読み切り、今回はイザベラ編でしたね。
このお話単体でもすごく良かったですが、前回のクローネ編と対になっているようなお話だとも感じられました。
団結することができず悲劇に終わってしまったクローネとセシルに対して、エマ達から団結することの大切さを学んでいたイザベラは、シスターたちと団結できたからこそGF農園つぶしを成功させられた…そう感じられました。
作中でエマ達を逃がしてしまったイザベラがグランマになっていたことに対して、損失を埋める分の働きをきっちりして信頼を回復していたから、というフォローがされていたのも、小さなモヤモヤが解消されたようでスッキリできました。
イザベラに協力したマチルダ達４人のシスターが、GFハウスの子供たちの母親だということも明かされました。
それぞれ髪の色や肌の色が違うのですが、あのキャラの母親はこの人なのかな…？と色々想像できるのも楽しかったです。
今回の「約束のネバーランド 特別番外編 イザベラ」ネタバレ感想記事は以上です！
ネタバレしちゃいましタイガー！
コメント
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