2021年1月4日更新!
約束のネバーランド 幻の読み切り版『we were born』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
※ネタバレ記事は詳細な書き起こしではなく、あらすじがざっとわかる程度に、オリジナルの文章で書いてあるのだよ。
約束のネバーランド we were born ネタバレ!
ギャングの青年レオ
内戦が何十年も続いている世界。
ギャングの青年レオも内戦の中で戦っていたが、仲間と共に撃たれて倒れる。
(ナめられたら終わりだ、やられたらやり返せ。死を恐れるな!)
夢の中でレオは仲間たちの言葉を聞いて目を覚ます。
目覚めるとそこは教会で、レオを運んでくれた少女リタが看病してくれているところだった。
教会の孤児リタ
ギャングである自分の命を助けたばかりか、フランクに接してくるリタに、「ナメてんのか?」とすごむレオだったが、リタは全く動じない。
リタ「ギャングだろうと死にかけてる人がいたら助けるのは当たり前だよ」
そこへ神父のメンデルがやって来て、リタのことを話し始める。
リタは里親が決まって、今日はお祝いの日。
元々リタは教会の前で捨てられていた子供で、そのためか人の役に立って望まれる子であろうとして来たのだった。
何のために生まれてきた
リタのお祝いパーティーが開かれる中、レオは一人、誰もいない教会にいた。
レオはこの国で続いている内戦に想いを馳せる。
レオも内戦で兄を失っており、真面目に勉強して働いて稼ごうとしていた兄があっけなく死んだのを見て、生きるということに疑問を持つようになっていた。
レオ「俺たちは何のために生まれてきたんだ…」
死んだギャング仲間の幻覚が「死ぬために決まってるだろう」とささやいてくる。
一方、リタはお祝いパーティーで里親となる男性と対面。
男性にはマルゴーという小さな娘もいて、病弱でベッドから起きることもできないらしい。
リタは新しい妹になるマルゴーのために、「自分にできることなら何でもする」と約束する。
パーティーも終わり、夜になって、リタは偶然…メンデル神父と里親が秘密の話をしているのを聞いてしまう。
里親「君には感謝している。おかげでいい臓器が手に入った。私の娘は愛されるために生まれてきたんだ。そしてリタは希望…完璧な臓器適合者だ」
死ねば助かる?
里親が帰った後、リタはメンデル神父に見つかってしまい、話を聞いてしまったことがバレてしまう。
メンデル神父「いいかい、リタ。君が死ねばお嬢さんは助かる。何でもすると言っただろう?神様だってそうする。死とは神の御許へ帰ること。喜びなさい」
何も言えないリタ。
リタがレオの所へ行くと、レオはまだケガが治っていないのに、「敵の頭をつぶしに行く」と出ていこうとしているところだった。
リタ「無理だよ。死にに行くの?私は死ぬのが怖い…。ねえ、私は何のために生まれてきたの…?」
その言葉に思うところがあるレオ。
売られていくリタのために動くレオ
翌日、リタが里親の元へ連れていかれる。
メンデル神父には代わりに大量の現金を受け取って満足顔。
レオはそんなメンデル神父を「俺の恩人をなめるな!!」と殴り飛ばす。
レオはそのまま里親の所へ直行。
里親も殴り、リタの所へ。
レオ「一晩考えた俺の答えだ!生まれたことに意味なんてねえ!でも生きることに意味はある!それはお前が決めていいんだ!俺は仕返し何てやめて生きる!お前はどうしたい!?」
リタ「私も生きる…生きたい…」
レオはリタを連れて教会へ戻っていく。
一方、臓器提供者のリタに逃げられてしまった里親は、娘のマルゴーの所へ行って謝罪する。
マルゴー「パパ、生きることに意味はあるって、自分で決めていいんだって。なら私はお話を書きたい…。今、生きてる命があるんだってお話を…」
約束のネバーランド we were born 感想と考察レビュー!
約ネバ特別番外編…今回は連載前の幻の読み切り版、ということでしたが、本編とあまりに違うので驚きました。
孤児の主人公が売られるために育てられていたなど…優しい世界の裏に残酷な真実があって、でもそこで絶望して終わりでなく生きるために抗う、などなど…テーマ的には本編の約ネバにも通じる熱いものがあって面白かったです。
今回の「約束のネバーランド we were born」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
次回の「約束のネバーランド 番外編」もネタバレ記事を更新予定だよ。
前回の「約束のネバーランド イザベラ特別番外編」ネタバレ感想記事はこちらから↓
コメント
[…] 約ネバ 幻の読み切り版 we were born ネタバレ感想ギャングの青年レオ 内戦が何十年も続いている世界。 ギャングの青年レオも内戦の中で戦っていたが、仲間と共に撃たれて倒れる。 (ナ […]