金田一37歳の事件簿 最新53話 ネタバレ感想 高遠とユダ

金田一53ネタバレ 金田一37歳の事件簿
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2020年3月24日更新!

金田一37歳の事件簿 最新53話『地獄へ』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

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金田一37歳の事件簿 最新53話 ネタバレ!

復讐を遂げて満足そうな岡倉

函館異人館ホテルで起こった、碧血鬼による連続殺人事件。

真犯人の岡倉は、前回に引き続き、金田一たちへの自供を続ける。

岡倉「そうそう、まず最初に殺したのはリュウ小野寺だ。あいつは真っ先に俺を疑うだろうし…」

リュウ小野寺は毒入りワインを飲まされ、何が起きているかもわからないまま死亡。

岡倉「水島の奴には教えてやったんだ。俺が何者であるかね」

舞台上のトリックで宙ぶらりんにされた状態で、死の間際に意識を取り戻していた水島。

水島の目の前に立っていた岡倉は、真相を語って聞かせる。

岡倉「お前らがズタボロにした矢吹碧…俺の婚約者だったんだ!」

絶望した表情を浮かべながら、薬と出血で意識がもうろうとしていく水島。

岡倉「碧と同じ絶望を味わって死ね!アハハハハ」

その言葉通り、ガクッとうなだれ絶命する水島。

岡倉は金田一たちに語りながら、岡倉の最後の観念した顔を思い出し、「あの顔は今も忘れられないね」と復讐を果たせて満足そうな様子。

事件の裏に高遠

最後にもう一つだけ…と、金田一。

この事件に殺人プロデューサーである高遠遙一がからんでいたのかを確認する金田一。

岡倉は高遠遙一なんて知らない、としらばっくれる。

退席していく金田一たち。

岡倉は明智に、「俺が死刑になったら碧と一緒の墓に入れるかな?」と聞いてみる。

「出来る限り配慮してみましょう」と明智。

岡倉(碧、ごめん。最後も一緒にいられず、墓くらいはと思ったけど、死んでからも一緒にいられそうもない…)

岡倉(お前が天国でも、俺は地獄へ行くだろうから…)

地獄の十二神

岡倉はとぼけていたが、金田一と金田一と明智は、事件の裏に高遠が関与していることをほぼ確信。

高遠の言っていた地獄の十二神…残る十人の内の一人が岡倉純だと考える。

ただ、すべてが推測の域を出ない以上、拘置所の高遠を詰問するわけにもいかず、こちらからは何も手が打てない、と残念がる明智。

一方、今回の事件に登場したユダは、稽古の合間に汗を拭いているところだった。

そんなユダの元へ、ヘラを名乗る人物からの差し入れが。

中には札束が入っており、確認した瞬間、ユダの携帯に着信が。

ユダのおかげで先日の事件の顛末が知れた、このお金はそのお礼、詳しいことは知らない方があなたのためだ、と伝えられる。

何かヤバイものを感じたユダは、受け取ったお金をパッと使ってしまおう、と考えるのだった。

獄中の高遠と新たな事件

拘置所にいる高遠の元は、また本の差し入れという形で今回の事件の顛末を知らされていた。

ページの折り方や傷、破れなどから、メッセージを読み取っていく高遠。

高遠(やれやれ、また金田一君ですね。アポロンは檻の中か、残念。彼は芸術犯罪の素質があったというのに…さて、ならば次は…)

高遠は看守に頼んで、すでに読み終わった本を、いつものように捨てておいてもらう。

看守が本を捨てに行くのを、獄中の高遠は不敵な微笑みで見送るのだった。

次の舞台はリゾートホテル

金田一は音羽ブラックPRで、上司から新しい仕事を頼まれていた。

一流企業から下請けで回された、新しいリゾートホテルのモニターイベントを仕切ってほしいと頼まれる金田一。

担当者の名刺をもらうと、白鳥麗桜(しらとりれお)というキラキラネームだった。

若い女の子かも?とにまにまする金田一の後ろから、「ふーん、キラキラ系の若い子でしょうかね?」と葉山まりんが覗き込んでくる。

仕事でどこかへ行くたびに事件に巻き込まれていた金田一は、他の社員からコンビを組むのを嫌がられているらしく、今回もまりんと一緒に組まされることに。

まりん「そんなわけで、また名コンビですね。よろしくお願いします!」

金田一はまたも悪い予感を感じ取り、もう謎は解きたくないんだ!と内心で叫ぶのだった。

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金田一37歳の事件簿 最新53話 感想と考察レビュー!

復讐をやり遂げて満足そうな様子を見せる真犯人岡倉、そしてそれに対して偉そうな説教をしない金田一…

37歳の大人になった金田一、を強く感じられました。

岡倉が碧と同じ場所へはいけない、と内心で感じているシーンは、見開きでかなり力を入れて描かれていて、復讐は果たせても同時に絶望も感じているような、岡倉の複雑な胸中が感じ取れました。

 

金田一が説教するという形で終わるのではなくて、犯人が自ら犯した行いの先にあるものを、一人でただひっそり受け入れるというか…しんみりしていてとてもいいラストでした。

サブタイの「絶望」というのも、死の間際の水島だけでなく、愛する人と同じ場所へ行けない岡倉のことも差した、秀逸なダブルミーニングなのでしょうね…本当にいい締め方だと感じました。

 

そしてやはりからんでいた高遠。

岡倉はアポロン、そしてユダもおそらく十二神ではないものの、協力者、というか内通者?の一人ではあったようですね。

(ユダという名前がある意味裏切り者であることの伏線だったのでしょうか?)

次回からは「騒霊館殺人事件」が始まるようで、次回からも楽しみです!

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今回の「金田一37歳の事件簿 最新53話」ネタバレ感想記事は以上です!

ネタバレしちゃいましタイガー!

コメント

  1. […] 金田一37歳の事件簿 最新53話 ネタバレ感想 高遠とユダ復讐を遂げて満足そうな岡倉 函館異人館ホテルで起こった、碧血鬼による連続殺人事件。 真犯人の岡倉は、前回に引き続き、金田 […]

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