2021年10月26日更新!
金田一37歳の事件簿 最新91話『殺人の仕掛け』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
金田一37歳の事件簿 最新91話 ネタバレ!
犯人は乱歩展の設計者!?
殺人二十面相の正体を暴くことを宣言した金田一。
まりんと共に、最初の事件現場である赤い部屋の調査へ向かう。
殺された葉狩りの死体はそのまま、人形は天井に上がったままになっている。
赤い部屋には窓があり、ちゃんと開け閉めもできるように作られていたが、枠だけでガラスが入ってないことを怪しむ金田一。
設計したのは細部にこだわる天才デザイナー亜良木であり、人目につかない中庭はしっかり作ってあったことから、余計に違和感を感じる金田一。
まりん「なんか主任の考えだと、この乱歩展自体が殺人のために作られたみたいですね」
金田一「その通りだよ。乱歩の蔵の密室トリック、赤嶺さんを狙った殺人トリック、明らかに犯人は乱歩展を作った側の人間だ」
じゃあドワンゴの社長が犯人なのか、と早とちりするまりんに、金田一が訂正を加える。
金田一「天才アーティストで空間プロデューサーでもある亜良木豪。彼が殺人二十面相だ」
亜良木豪はこの仕事の前はブランクがあったらしく、今回の企画自体が彼の持ち込みの可能性があるが、ドワンゴの社長が殺されたため確認の仕様がない。
金田一「今生き残ってる関係者の中にいるんだ。謎の天才アーティスト亜良木豪という、もう一つの顔を持つ人物が。この会場は殺人二十面相による殺人の仕掛けだらけ。早く正体を暴かないとこっちの命まで危ない」
赤い部屋のトリックを暴こうとする金田一
犯人の目星はついている金田一だが、トリックはまだ全て解けていない。
赤い部屋に死体があらわれたとき、関係者は全員、双眼鏡が仕掛けられた廊下を歩いていた。
まりんは自分なりにフィーリングで推理してみるが、金田一に一蹴される。
ヒントは中庭に落ちていた、ホチキスで何かに止められていた両面テープ。
金田一はふとまりんがもらした「トリックアート美術展みたい」という言葉にヒントを得る。
かつて同じようなトリックアートを見たことを思い出し、「もしそうなら…」と部屋を調べ、赤い壁の漆喰がわずかにはがれている個所をついに発見する。
金田一「両面テープはここだけじゃなく、多分あちこちに貼られていたはずだ!船橋さんが殺されたのも、この赤い部屋の仕掛けを偶然見てしまったからだろう…」
金田一「俺の推理が正しければ、犯人は船橋さんを殺した後、仕掛けを乱歩展のどこかに隠したはずだ。そいつを見つければ、動かぬ証拠になる」
最初の事件では、仮面のメッセージで全員がバラバラにされてから、船橋さんの死体が見つかるまで、時間は限られていた。
その間の犯人の動線上に証拠が隠してあることは間違いない。
赤い部屋に隠されていた犯人の殺人トリック
まりんはまたも推理を思いつき、金田一に頼んで赤い部屋の人形をスイッチで下ろしてもらう。
まりん「あたしの推理はこれです!人形の一体が死体を抱ええて天上の穴から降りてきたんです!」
自信満々なまりんだったが、それでは死体がソファに座っていた理由に説明がつかず、ムリがあった。
そんな中、天井から降りてきた人形の一体が、握っていた拳銃を金田一の方へくるっと向ける。
自分に銃口が向けられていることに気づき、え?と驚く金田一……。
金田一一、犯人の殺人トリックで死亡!?
大きな銃声が響き渡り、金田一とまりんの帰りを待っていた関係者たちの耳にも届く。
関係者たち「今のは銃声!?まさか金田一さんと葉山さんが…!?」
慌てて赤い部屋へ向かう関係者たち。
その中に交じっている真犯人は、ひそかにほくそ笑む。
犯人(うまくいった!念のためオンにしておいた仕掛け銃!ウザイ探偵気取りを始末できたなら申し分ないな。女の子の方だったらまあ、ちょっと気の毒かな?ククク)
関係者たちが赤い部屋に辿りつくと……。
そこには絶望した表情でへたりこんでいるまりん。
そして死んだように横たわっている金田一の姿が…。
関係者たち「き、金田一さん!嘘だろ!?」
金田一37歳の事件簿 最新91話 感想と考察レビュー!
き、金田一がー!!
と思いましたが、最後に倒れているシーンでは血が出ていないですし、撃たれる直前に狙われたこと自体には気づいていたので……
おそらく撃たれて死んだフリをしているのでは?という気がします。
犯人に自分は死んだと思わせて油断させておいて、自由に動き回ってトリックを暴くつもりなのかもしれません。
今回の「金田一37歳の事件簿 最新91話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!