金田一少年の事件簿30th 9話 ネタバレ感想 五重密室に挑む

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ネタバレタイガー
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2022年5月10日更新!

金田一少年の事件簿30th 最新9話『逆転の発想』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

とらじろう
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ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。

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金田一少年の事件簿30th 最新9話 ネタバレ!

三人目の犠牲者。夜はまだ続く

ついに三人目の犠牲者が出てしまった。

殺されたのは元村会議員である黒羽六郎。

黒羽の生首は、内側から鍵のかかった密室状態の茶室で発見された。

夜はまだ明けず、土砂崩れのため警察もまだ来れない。

黒羽まで殺されたと知った村人たちは、これ以上犠牲者が出たらどうするんだ、恐れおののく。

黒羽こそがダム建設の黒幕?

そんな中、八咫烏荘従業員の鷲見翔平が疑問を投げかける。

鷲見「でも黒羽さんが殺されたのはなんでだろう。江鳩さんと鵜ノ木さんはダム建設のときにお金をもらってたらしいけど、黒羽さんは最後まで中立派だったのに……」

鷲見の質問に答える形で、八咫烏荘の女将である日鷹イネが、女将である自分だけが知っているという真実を明かしてくれる。

黒羽は八咫烏荘の奥座敷で、秘密の会合を開いていた。

会合にはダム建設賛成派がそろっていた。

黒羽は中立派として上手く立ち回って見せながら、実はダム建設を勧めていた一番の黒幕だった。

さらに秘書の江鳩とは共に計画を進める仲間であると同時に、男女の関係でもあった。

イネは会合の会話や黒羽と江鳩の情事を障子の襖越しに知ってしまっていた。

イネ「誰も逃れることはできんのだ。八咫烏様の怒りからはな」

全ては八咫烏の呪いであると言わんばかりのイネに、金田一が内心で反論する。

金田一(……いや、これはとんでもなく頭のいい人間がやったことだ。証拠がダムの底に沈むのを利用した完全犯罪。犯人はこの中にいる……!)

五重密室の謎に再び挑む金田一

金田一は剣持と美雪と共に、第一の現場である八咫烏神社をもう一度調べてみる。

金田一「そもそも五重密室ってことに違和感があるんだ。不可能犯罪に見せかけるなら密室なんて一つでいいはず」

金田一「ひょっとしたら逆転の発想なんじゃないか。密室を五重にすることで、不可能犯罪が可能になるロジックが隠されているのかもしれない」

金田一は犯人の目星もある程度はついているようだが、まだ確信もないため名前を上げることはせず、目の前の密室の謎をとくことを優先する。

金田一は神社に入りながら、死体発見時の状況を振り返っていく。

最初の事件を振り返る金田一

死体発見の直前、村にいた全員が、八咫烏詣の儀式ということで、鳴り物を鳴らしながら一人ずつ祭壇に向かって進んでいった。

先頭の三人である鷺坂葵・日鷹イネ・鳥守定男は儀式用の黒い和服を着ていた。

4人目からは全員が私服で、黒羽六郎・鷲見翔平・三鴨早紀・三鴨悠人・剣持・鵜ノ木源太・金田一・美雪・花鳥知不美の順番。

全員が一列に並び、5つある部屋の扉を明けながら、最後の扉の封印を空けると、祭壇の上に黒い風呂敷に包まれた生首が置かれていた。

金田一「一人目の首は黒い風呂敷に包まれてたのに、他の首はそのままドンと置かれていた。風呂敷に包まなきゃいけない理由があったのかもしれない。五重密室トリックのために必要な何かが……」

いくつかのとっかかりを得た様子の金田一。

たが、まだ謎を解く答えを得るには至らなかった。

一旦神社から出ようと引き返していく金田一たちだったが、途中で美雪が床に転がっている鈴に気づく。

床に転がっていた鈴がヒント?

巫女の鷺坂葵が持っていた神器から落ちた鈴のようだった。

金田一が鈴を受け取ろとするが床に転がしてしまい、下の部屋の扉の前で止まる。

金田一が扉を開けてみると鈴は再び転がり始め、祭壇の間の扉に当たって止まる。

金田一は剣持に肩車してもらって、扉の上の格子から生首を確認して、何かに気づく。

再び祭壇の間に入って調べてみると、祭壇の扉に小さな傷を見つける。

金田一「五重密室の答えが見えてきた!ある人物に感じていた違和感にも説明がつく!」

事件の全容解明に一歩前進し、沸き立つ一同。

金田一「八咫烏の呪いを語り、3人の人間を殺した真犯人の正体は俺が必ず暴いてやるぜ!」

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金田一少年の事件簿30th 最新9話 感想と考察レビュー!

鈴が転がるということは神社には傾斜がある、ということですね。

どうやらそれがトリックの肝らしく、犯人らしき人物がとった「怪しい行動」とやらもそこにつながっているらしいですね。

怪しいのは車の鍵を落とした鷲見でしょうか?(車の鍵というのは実は嘘で、傾斜を利用して何かをすべらせることで密室を作った……?先頭を歩いていた鷺坂葵になにかこっそり渡した……?)

また、三人目までが黒い和服で四人目からは私服だった、ということも改めて説明されましたが、わざわざ説明する以上、ここにもなにか理由が隠されてるのかも知れません(生首が黒い風呂敷に包まれていたのと、黒い和服になにか関連が……?)。

これまでの話を読んできて、一番怪しいのは花鳥知不美かなと思っているのですが、列の最後にいたのが花鳥だったというのも、実は列を離れていかにも何かやっていそうな感じです。

最初の江鳩の生首だけ風呂敷に包まれていたのには理由がある、と金田一が言っていましたが、ひょっとしたら江鳩の首は神社の外側にあらかじめ置かれていて、カラスにつつかれて傷んだり、どこかに持っていかれてしまうのを防ぐ目的で風呂敷に包んでいたのではないでしょうか?

鷲見が共犯で、内部で傾斜を利用した何からのトリックを行う一方で、列の最後尾にいた花鳥が神社の外に出て、隠しておいた生首を回収し、祭壇の間にある小さな窓から首だけ投げ入れた……?(ぶん投げるだけでは祭壇の間に綺麗に置けないでしょうから、テグスかなにかを利用して滑車のように滑らせた、とか?鷲見が滑らせたのはたとえば何かしらの刃物のようなもので、祭壇の間に張り巡らせていたテグスの糸を切断し、トリックに使った証拠を回収するため……?扉の上の格子は人は通れなくても糸を通すことはできそう……鷲見が車の鍵を滑らせた部屋まで糸が通されていた?)

トリックにカラスが絡んでるなら、ゴミ収集所でガラスゴミが消えたトリックも、カラスが光り物好きという習性を利用した、とかもありそうな気がします。

うーん、色々考えてみましたがやはり難しいですね……。

解決編までもう少しかかりそうですし、色々考えながら楽しみに待ちたいと思います!

(黒羽の会合を知っているのはイネだけ、ということはイネも共犯の可能性が……?と思いましたが、黒羽が殺される直前の夕食時、村長の鳥守も黒場が黒幕だと知っているような態度を見せていましたし、割りとバレバレでみんな知っていることだったのかもしれません)

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今回の「金田一少年の事件簿30th 最新9話」ネタバレ感想記事は以上です!

ネタバレしちゃいましタイガー!