金田一少年の事件簿30th 13話 ネタバレ感想 トリック解明!

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ネタバレタイガー
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2022年7月12日更新!

金田一少年の事件簿30th 最新13話『密室の謎』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

とらじろう
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ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。

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金田一少年の事件簿30th 最新13話 ネタバレ!

最後の犠牲者・黒羽六郎の死体発見前……外に出ていなかったはずの花鳥知不美の足元が泥で汚れていたことが、トリックを行うため外に出たていたことを示唆していたと金田一は指摘。

和室の密室のトリックは、引き戸に二つある鍵の内、実は一つは見せかけだけの鍵の体をなしていない代物を接着剤で個体させた上、血まみれにして心理的に触れさせないようにしていただけ……つまり実は鍵はかかっていなかった。

引き戸が開かなかったのは足元を短い釘で固定していただけの雑なトリックで、警察が来て調べられる前に回収するつもりだったところを、先に金田一に見抜かれてしまった。

花鳥の衣服に付着しているはずの血痕が証拠になると指摘した上で、金田一は屋根裏部屋の床下にある隠し扉を空け、下の空洞(大黒柱の内側)から行方不明だった弁護士のミイラ化した死体が出てきたことで……婚約者だった花鳥知不美は観念して動機を語り始める。

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金田一少年の事件簿30th 最新13話 感想と考察レビュー!

靴の泥は怪しいと思ってました!やっぱり、という感じでちょっと嬉しかったです。

でもその後で明かされた和室の密室の謎……あれは全く予想できず驚かされました。

引き戸に二つあるネジ鍵の内、実は一つはネジの先端部分が切断されて短くなっていて、鍵穴にはめて接着剤でとめていただけ……すごいトリックですよね。

コロンブスの卵的な、言われてみれば、ああそうだったんだ、とすんなり納得できる単純なトリックなんですけど、こんなん思いつかないですよね、すごいです。

障子が開かなかったのも、ドアの下に細い針のような釘を打ち込んで固定してただけって……ものすごい単純な力技なんですけど、現場を血まみれにして心理的に近づきがたくすることですぐにはバレないようにして、さらに警察が来る前に回収すれば証拠も隠滅できるから問題なし、と……ほんとに見事な心理的密室ですよね(金田一さえいなければ)。

やたらと血まみれの事件でしたが、だからこそ真犯人はどんなに気をつけていても必ず返り血を浴びているはずで、警察が来て調べればそれが決定的な証拠になる……というのも納得のいく落とし所でした(証拠はないけど犯人自白しちゃうパターンより、やっぱりちゃんと言い逃れできない証拠が用意されていた方が完成度の高いミステリという感じがして、読んでいて気持ちいいですね)。

ちなみに、今回の事件のどこかに、カラスの習性を使ったトリックが仕込まれているのでは!?とかちょっと思っていたんですが、全くそんなことはなかったです……!

 

そしてやっぱり大黒柱(正確にはそう見せていただけの秘密の空間)の中に弁護士の死体がおさめられていたんですね。

なんとなく怪しいとは思ってましたが、大黒柱は一本の木から切り出してつくるもので、なのに八咫烏荘の大黒柱は、柱の八咫烏模様が面によって逆さまについていてこれはありえない……つまりこれは本当の大黒柱ではなく別のなにかである、というのが伏線になってたんですね(これも全然気づきませんでした)。

そして出てきたミイラ化した弁護士の死体ですが、見開きページでババーンとはっきり描かれていて、読んでるこちらもちょっとぞっとする感じでしたから……これを見せつけられた婚約者の知不美は相当ショックだったでしょうね……。

金田一は「さあ見てくれ」、みたいなけっこう軽い感じで(しかも笑顔で)婚約者のミイラ死体を見るよう花鳥にうながしてるんですが、こういう配慮の無さというか遠慮のないとこに、37歳の大人金田一と高校生金田一の違い出てる気がするなあ……なんてちょっと感じました。

 

次回はいよいよ連続殺人に至った動機が明かされるわけですが、被害者は殺されても当然といえるくらいひどいことをしている外道揃い、というのが金田一シリーズのパターン。

真相を知るのが楽しみですが、毎回ちょっと怖くもあって、でもなんだかんだやっぱり楽しみです。

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今回の「金田一少年の事件簿30th 最新13話」ネタバレ感想記事は以上です!

ネタバレしちゃいましタイガー!