シャドーハウス 最新話 ネタバレ感想 62話「夜の空」

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ネタバレタイガー
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2020年4月23日更新!

シャドーハウス 最新62話『夜の空』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

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シャドーハウス 最新62話 ネタバレ!

ショーンと外を見るエミリコ

ケイトたちが同期会を開いている頃、エミリコとショーンは夜の館を探索。

屋根裏部屋の窓から出て、屋根の上に出るエミリコ。

エミリコを心配して、ショーンも外へ。

エミリコ「ショーンはシャドーハウスの外へ出たいと思いますか?

自分が人間だというのはどういうことなのか、ともやもやした気持ちでいることを打ち明けるエミリコ。

人間としての記憶が完全に戻ったらどうなるんだろう、と。

ショーン「俺たちが村から来たとして、戻ったら幸せなのか?俺たちは貴族じゃないし、村での生活も似たようなものかも」

元々いた村での想像し始めるエミリコとショーン。

リッキーは成金、ショーンは商人、ルウは庭師か看板娘など、妄想を膨らませていく。

エミリコは裁縫、もしくは農家やパン屋、鳥を観察する人など、どんどんイメージがわいていく。

人間ではなく生き人形である理由

生き人形でいることと、人間として外に出ること。

どちらが幸せなことなのか、とエミリコとショーンは考えだす。

そもそもなぜ自分たちは、人間ではなく生き人形と呼ばれているのか。

色々と考えた挙句、ショーンは「命を意識させないためだ」と考える。

さえわたるショーン

さらにショーンは、生き人形はおかげさまを模して作られた、という教えが、本当は逆であることにも感づく。

お影様は人間をまねて、触れ合いながら人間らしくなっていく。

ラムがお披露目で落ちてしまったのも、ふれあいが足りなくてシャーリーが人間らしさを得られなかったからではないか、ということまで気づく。

ショーン「顔の見えない人形…主人が死んで喪に服しているってことなんだ。あの恰好は喪服で、名前の由来も、顔の役割がなくなった生き人形ってことなんじゃ」

ショーンの話を聞いたエミリコは、「顔の見えない人形をかたっぱしからめくっていけばラムを見つけられるのでは?」と顔を輝かせるが、「怪しすぎるだろ」、とショーン。

ショーンはエミリコとの話を通して、あることを確信する。

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ショーンとエミリコの本当の名前

ショーン「俺の名前はジョンなんだ」

生き人形とシャドーの関係から考えれば、それが自然だというショーン。

エミリコ「え?じゃあ私はケイトだった…?思い出せない…」

お互いを本当の名前で呼び合ってみることにするエミリコとケイト。

ケイト、ジョン、と呼び合ってみるが、全然しっくりこず、ぷ!と笑いあってしまう。

エミリコ「私はケイト様にもらったエミリコという名が気に入ってます」

話題はケイトのことになり、不思議で謎が多い方だが、エミリコやジョン様が好きになるのもわかる、とショーン。

ふと、空を見上げたエミリコは、夜空に輝く満点の星に目を輝かせる。

エミリコ「見覚えがあります。初めて見たはずなのに…きっと人間の頃の記憶ですね」

俺も覚えている、とショーン。

エミリコ「何を戸惑ってたんでしょう。私は生き人形じゃなく、人間として感動できる。こんな気持ちを忘れたくなんてありません」

リッキーとルウにもこの星空を見せれば、きっと記憶を思い出すはず、そしていつかラムも…と、二人で決意を新たにするエミリコとショーン。

今度は五人でこの星空を見よう、とエミリコとショーンは約束する。

不穏なスージーとスザンナ

一方、シャドーハウスの中では、廊下を歩くスージーとスザンナの姿が。

二人はなぜか、割られたはずのすす入りコーヒーを二瓶持っているのだった。

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シャドーハウス 最新62話 感想と考察レビュー!

自分たちが生き人形ではなく、本当は人間だと気づいたエミリコとショーン。

このまま館で生き人形として生きていくのか、それともいずれ外を目指し、人間として生きていくのか…。

少なくとも、エミリコは夜空の星空を見て感動できる心を持った、人間として生きていく、ことを選択したのですね。

一緒に星空を見て感動したショーンも同じ気持ちでしょうし、リッキー、ルウ、それにラムの洗脳を解こうとする動機付けとしても素晴らしいものだと思いました。

理屈じゃないんですよね…。

人間として感動できる、この気持ちを忘れたくないからって、本当に素晴らしいと思います。

 

そしてラストのラストで不気味に登場したスザンナとスージー。

「おじいさまのすす入りコーヒー」は、まさにエミリコが「忘れたくない」と言った人間の気持ちを忘れさせてしまう物であり、その恐ろしさ、非道さに拍車がかかったように思います。

全てのキャラクターが救われてほしいな、と思いつつ、必ずしもそうなるとは限らない…と思わせてハラハラさせてくれるのも、シャドーハウスの魅力だと改めて感じました。

次の喜びの会まであと5日。

果たしてエミリコたちはそれまでにどれだけのことが出来るのか…続きが楽しみです。

 

ちなみに今回、同じ星空を見た記憶があるショーンとエミリコに対して、兄妹なのでは?と感じた方もいたようで、確かにそれもありそう…とちょっと思いました。

ショーンがエミリコに過保護なのは、淡い恋心を抱いているからだと思っていたのですが、お兄ちゃんだから、という理由でも成立しますもんね…!

記憶は消されても兄妹の絆は消えていなかった、というのも、泣ける展開になりそうです。

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ネタバレタイガー
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今回の「シャドーハウス 最新62話」ネタバレ感想記事は以上です!

ネタバレしちゃいましタイガー!

とらじろう
とらじろう

次回の「シャドーハウス 63話」もネタバレ感想記事を更新予定だよ。