
2019年12月24日更新!
創世のタイガ 最新56話『悔恨』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
創世のタイガ 最新56話 ネタバレ!
女を殺すネアンデルタール人
ネアンデルタールを追っていたタイガ達。
夜になったため、火を焚いて野営をすることになる。
しかしティアリは納得いっていない様子。
ティアリ「休んでるひまはない!早く追わないと…リカコたちが殺されてもいいの!?」
ナクム「休まなければ戦えない」
ナクムががなだめようとするが、ティアリは憤ってその場を離れる。
タイガ「ティアリ…殺されるって?奴隷にするためにさらったんだから、すぐには殺されないんじゃないのか?」
心配して駆け寄って来たタイガに、ティアリが叫ぶ。
ティアリ「ムカシハ…!ヤツラ、オンナヲサラッテモコロサズ、コドモヲウマセタリ、ドレイニシテイタ!」
ティアリ「デモイマハ…サラッタオンナヲコロスヨウニナッタ!ドレイニシテモ、コドモヲウマセテモ、コロス!マジリモノヲユルサナイ…ミンナコロスヨウニナッタ…!」
深まる史実とのギャップ
ティアリの話を聞いたタイガは戸惑い、アラタに相談してみる。
アラタ「おかしい…この世界は何かおかしいぞ。俺たちが知る史実とは、何だったんだ?」
アラタ達が知る史実では、ホモ・サピエンスが北上してネアンデルタールを亡ぼしたはずだった。
しかし今、ネアンデルタールが南下して、しかも軍隊のように組織的な行動までとってホモ・サピエンスを亡ぼそうとしている…。
タイガ「いや、そうはならない。そうさせないために僕らが来た…そうじゃないのか…!?」
タイガは焚火を見つめながら、決意を口にする。
タイガ「リカコもユカも殺させない!必ず!」
アラタ「ああ…もちろんそうだ…!」
タイガの前ではアラタも勇敢に応えて見せるが…
後悔するアラタ
夜が更け、周りが眠っている中、アラタは目がさえてしまって眠ることが出来ないでいる。
アラタ(よく寝られる…明日には殺し合うんだぞ?怖くて仕方ない…どう考えても、俺が一番死ぬ可能性が高い…!行きたくねえよ…!)
アラタは横になっておびえながら、リカコのことを思い浮かべる。
アラタ(リカコ…俺、怖いよ…。でも…お前はもっと怖い思いを…?死んでねえよな…?)
アラタは平和な大学生活の中、リカコとよく一緒にいたことを思い出す。
付き合っていたわけではなかったが、話が合うためよく行動を共にしていた二人。
街やファッション、サブカルが好きだったリカコだが、今は土だらけの何もない時代へ来てしまった。
アラタ(なんでこんなことになっちまったんだ…!?)
アラタはふと、この時代に来る前、自分がしたある発言を思い出してしまう。
アラタ「注目!面白いものがあるぜ…ちょっと行ってみないか?」
アラタが謎の洞窟を発見し、みんなを誘ったことが、ある意味ではすべての引き金だった…少なくともアラタはそう考えてしまう。
アラタ(俺が…!?俺…俺だ…。俺だったんだ…)
決戦の夜明け
夜が明け、ホモ・サピエンスたちが目覚め始める。
タイガ「アラタ、ちゃんと寝られたか?」
タイガに話しかけられたアラタは、やはり眠れなかったようで、頬が痩せこけてやつれた表情だったが…
アラタ「ああ、大丈夫。行けるさ」
ぎらついた目で槍と盾を構えるアラタ。
そこへティアリが駆け寄ってくる。
ティアリ「ヤツラヲサガシテイタモノガモドッタ。ヤツラヲミツケタ!」
ネアンデルタール達は「熊の岩山」と呼ばれる拠点にいるらしかった。
熊の岩山は、タイガ達の眼前にある小高い峰を越えたすぐ先。
決戦を前に、タイガはアラタに、「本当にやるのか?」と念を押すように確認する。
アラタ「今更何言ってるんだ。ここから戻れってのか?」
アラタは槍を握り締めて答える。
アラタ「何があろうと必ずやる…やらなければいけないんだ!」
タイガ「わかった。じゃあ、戦いになったら…」
アラタ「タイガ、俺は大丈夫だ!お前は自分の戦いだけに集中してくれ!助け出すことだけ考えろ!」
タイガ「アラタ…わかった!」
武器を構えて臨戦態勢で進んでいくホモ・サピエンスの列に交じって、アラタもタイガから離れ、一人で槍と盾を構えて進んでいく。
アラタ(そうだ、死ぬかもしれない…当然なんだ。それでいいんだ…!もし救えなければ…俺は…生きて帰らない!!)
ネアンデルタールの指揮官?ドゥクス登場
タイガ達が向かう熊の岩山では、ネアンデルタール達が獲物を取って来り、連れ去って来たホモ・サピエンスの女を凌辱していた。
そんな中、ドゥクスと呼ばれるリーダー格の男の元へ、仲間たちがやってくる。
仲間「ドゥクス!今回良い女が多い。少し連れ帰っていいか?」
ドゥクス「ダメだ、われらの新しい王は、色付き、混じり物をを認めない。全て、殺す」
ドゥクス「ここで楽しむのはいいが、南の色付きを殺したら、ここの女も全て殺す。」
仲間たちはドゥクスに対し、「わかった…」と残念そうに従う。
ドゥクス「王はこの大地に色付きはいらないといった。我々北の民だけが人間なのだと」
創世のタイガ 最新56話 感想と考察レビュー!
ネアンデルタールが女をさらった理由が判明しましたが…
以前は子供を産ませたり奴隷にする、という目的があったようですが、
今はただ楽しみのためだけに誘って犯し、奴隷にするまでもなく殺してしまっていたとは…
想像以上に胸糞が悪い所業ですね…。
前回ユカがネアンデルタールに犯されてしまいましたが、今回アラタがリカコを心配する描写が挟まれたことで、リカコもすでに犯されてしまっている可能性が高まったように感じました…(演出的な意味で)。
楽しむのが目的で連れ去った以上、少なくともユカ、リカコ共にまだ殺されてはいないでしょうが、逆に今回、助けに来たアラタが死を覚悟したことで、死亡フラグを立ててしまったように感じられました。
ネアンデルタールを倒し、ユカとリカコも取り戻し、タイガ、アラタも無事に生還できればよいですが…今のところホモ・サピエンス側に作戦らしい作戦も何も見えないのが気になります。
逆転の可能性があるとしたら、タイガの大活躍か、それとも以前助けたマンモスの子供が成長して助太刀に来てくれる、などでしょうか?
ドゥクスという敵側のリーダーらしき男もでてきたので、桶狭間の戦いで勝利した信長のように、敵の将だけを狙って打ち取る、という作戦もありかもしれません。
本来のネアンデルタール人相手には通用しなさそうな作戦ですが、軍隊のように統率が取れている以上、統率する指揮官クラスを倒す作戦は有効そうな気もします。
知恵を得たが故の弱点と言うか…結構ありそうな展開のようにも思います。

今回の「創世のタイガ 最新56話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

コメント
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