
2021年8月24日更新!
創世のタイガ 最新79話『死神』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
創世のタイガ 最新79話 ネタバレ!
ネアンの捕虜を尋問
敵ならば殺していいのか?と、疑問を持ち始めたタイガ。
そんな中、捕らえたネアンの中に言葉が分かるものがいると判明し、尋問の場にタイガとアラタも立ち会うことになる。
尋問は小屋で行われており、ナクムとカシンがネアンを率いている王の正体と目的を、捕虜のネアンから聞きだそうとしていた。
捕虜「イロツキハ混乱ヲモタラス。滅ボサレル運命ニアル」
それがネアンの神の意思であり、その意思を王が実行する。
カシンは見切りをつけて捕虜を殺してしまおうとするが、タイガが止めて代わりに尋問を行う。
ネアンの事情
タイガ「オ前達、コノ戦イデ何人死ンダ?友、家族…コレカラモ大勢ガ死ヌ。武器も増ヤシテイル、次ハモット死ヌ。ダカラ聞イテイルノダ。何ノ意味ガアル?」
捕虜はタイガの言葉に感じるものがあった様子で口を開く。
捕虜「仕方ナイノダ…」
ネアンが住んでいる北の地に、とても長い冬がやってきて、王が予言した通り、春もこない死の世界になった。
タイガ・アラタ(氷河期のことだ…!)
王の導きで南へ逃れることでネアンは生き延び、王と仲間たちの力で獣や敵を倒し、散り散りだった部族もまとめあげられて大きくなった。
その王がホモサピエンス達…色付きは災いで在り、滅ぼさなければならない。白き者が大地を支配しなければならないと言った。
ネアンデルタール人たちはそんな王の言葉を守り、ホモサピエンスを滅ぼすまで戦い続けようとしている…。
捕虜の話を聞いていたタイガだったが、たまらず外へ飛び出す。
タイガ「殺し続けろっていうのか…!これからも殺し続けろと…!」
広がる波紋
アラタは尋問で聞いた内容を、リカコとチヒロにも報告。
アラタ「たぶん王は現代人で軍人だ。それも白人至上主義の…」
チヒロ「でも、ホモサピエンスを滅ぼしたら、人類も滅んじゃうのに…!」
アラタ「知らないんじゃないかな。アフリカ単一起源説…他地域進化説を。ネアンデルタール人がヨーロピアンに進化したとまだ信じてるのかもしれない。それで…」
リカコ「軍人でレイシスト…。そんな奴がネアンを率いて私達を殺しに来てるなんて…。ネアンは何万人もいる。助からないよ…アラタもタイガも…戦い続けて戻らなくなったら…私達…どうなっちゃうの…」
不安がるリカコを落ち着かせようとするアラタだったが、絶対に生きて戻れる保証何てない以上、リカコの不安はおさまらない。
それでもリカコを落ち着かせようと抱きしめるアラタ。
そのやり取りは小屋の中にいたレンにも聞こえており、レンも何かを感じていた。
悪夢にうなされるタイガ
夜になってうなされるタイガ。
ネアンの大群が自分たちを皆殺しにしようと襲い掛かってくる悪夢を見てしまう。
タイガは鉄の剣を持ち、ウルフとアフリカを率いて迎え撃ち、逆に敵を皆殺しにしてやろうと意気込み、敵を殺し続け、戦い続ける。
しかし、戦っている中、死体の山の中でタイガの顔が骸骨のように変わっていってしまう。
タイガは叫び声と共に目覚め、苦しむ。
横で寝ていたウルフもタイガの叫びで起き、心配そうに見守る。
そして朝が着て、再び敵との戦いが始まる。
仲間たちと共に戦場に向かうタイガの表情は、どこか覇気がなかった…。
創世のタイガ 最新79話 感想と考察レビュー!
敵を殺すことに悩み始めたタイガ…。
しかし答えが出ないまま、敵はこちらを皆殺しにするつもりで襲ってきて、迎え撃たなければならない…辛い状況ですね。
タイガが悩みを持ち始めたことで、戦場でもそれが命取りになって負傷したりしてしまうのでは?という気がします。
ネアンの捕虜は一応タイガの言葉に少し心動かされていた感じはしますが、それでも結局王の言葉に従うことを変えられなかったので、説得も難しそうです。
敵なら殺していいのか?という大きな問いがタイガだけでなく作品全体に対して投げかけられた感がありますが、ただどちらかを滅ぼして終わり…というラストにはならなそうですね。
この状況をタイガ達がどう変えていくのか、それとも変えられず悲劇になってしまうのか…続きがますます楽しみになってきました。
ずっと変わらなかったレンが変わり始めたのと入れ替わるかのように、タイガが悩み始めたのも面白いです。

今回の「創世のタイガ 最新79話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

前回の「創世のタイガ 第78話」ネタバレ感想記事はこちらから↓
コメント
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