2020年1月24日更新!
ヴィンランド・サガ 最新169話『西方航路③』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ヴィンランド・サガ 最新169話 ネタバレ!
ハーフダンの逃亡奴隷
ハルヴァルの父はトルケル?
逃亡奴隷を取り返しに来るハーフダン
ヴィンランド・サガ 最新169話 感想と考察レビュー!
ハルヴァル、という名前は、小さなバイキングというスウェーデンの児童文学に登場するヴァイキングの名前でもあるようですね。
北欧では割と一般的な名前だったりするのでしょうか?
そんなハルヴァル(コーデリア)の親は名前も顔も隠されていますが、どう見てもトルケルですよね…。
ハルヴァルの記憶の中のトルケル、として描かれていたと思うのですが、ハルヴァルの心象世界を反映してなのか、おとぎ話に出てくる精霊とか悪魔のような感じで描かれているように感じました。
いつか親子が再開するような展開もあるのでしょうか?
そしてハルヴァルはハーフダンの所から逃げてきた奴隷だったわけですが…この展開には懐かしいものを感じました。
ハーフダンの所から逃げてきた奴隷をかくまい、そこへハーフダンがやってくる…というのは、ヴィンランドサガのかなり初期のころに会った話と同じ展開ですね。
あの時トルフィンはまだ子供で、トールズが「若いメスの羊8頭」を差し出すことで、逃亡奴隷を引き取りました。
結局その奴隷は、まもなく息を引き取ってしまいましたが…。
大人になったトルフィンが、かつてと似た状況に立たされ、ハーフダンに対してどんな対応をするのか。
そしてハーフダンもまた、かつてトールズがしたことを覚えているでしょうから、ハーフダンがどんな反応をするかも気になるところです。
当時は夢物語でしかなかった「ヴィンランド」がすでに現実味を帯びたものになってきており、しかもハーフダンも出資者という立場ですから、なんだかんだで最後は丸く収まりそうではありますね。
何気に今回、おそらくユルヴァが初めて「トルフィンのヴィンランド行き」を(ハーフダンの怨みを買うかもしれないのも関わらず)全面的に応援してくれた回だった気もするのですが、そこもちょっと嬉しかったです。
ヴィンランド・サガ 最新169話 感想 追記
ハルヴァル(コーデリア)の父がトルケルである、と明言しないのは、ハルヴァルのキャラの立て方として、「トルケルの息子」である前に、現代的な言い方で言うところの「性同一性障害を抱える人物」であることを第一にしたいからなのかな、と思いました。
トルケルの息子を描きたかったわけではなく、見た目はトルケルなのに中身は女性という人物の苦悩を描こうとしたのかな、と。
読み終わってふとそんな感想が浮かんだので追記してみました。
今回のヴィンランド・サガ 最新169話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
コメント
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