
2020年1月28日更新!
金田一37歳の事件簿 最新49話『碧血鬼のシナリオ』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
金田一37歳の事件簿 最新49話 ネタバレ!
真犯人のシナリオ
金田一「20年ぶりに函館異人館ホテルで起きた、連続殺人事件の真犯人…”碧血鬼”は、この舞台上にいます!」
この事件は最初から犯人によってミスリードがされていた、という金田一。
金田一「警察の考えた事件の前提条件。水島颯太がさんがすり替えられた本物の銃で赤座光輝さん、綾野木ルカさんを舞台で射殺してしまったという、事件の前提条件。それこそが犯人の計画したシナリオだとしたら?」
舞台の幕には火薬の匂いが残っていた。
しかし、舞台で水島が発砲した際は、幕との間に距離があった。
つまり、銃は水島が撃ったのではなく、舞台の幕から真犯人によって撃たれたもので、匂いはその際に付着したのだった。
銃声に関しては消音機をつけたのと、演出で流れていた効果音や音楽でかき消された。
真犯人は水島が舞台上でモデルガンを発砲するタイミングと合わせて、舞台の幕から本物の銃で水島を射殺。
綾野木ルカ殺しは、舞台上から滑り台で降りてきたのを待ち構えて銃殺。
真犯人の正体と、地獄の傀儡師の影
金田一「これは相当に用意周到な準備がされた計画犯罪。計画を立てた人物はただモノじゃない。恐ろしい頭脳を持った天才的な……」
そこまで言って「はっ」と我に返り、「ともかく真犯人は…」と事件の解説を続ける。
金田一「リュウ小野寺、赤座光輝、綾野木ルカの3名を殺害し、自殺に見せかけて水島颯太をも殺した真犯人…碧血鬼はあなたです。岡倉純さん!」
舞台上で赤座が倒れた後、岡倉は水島から銃を借りて、大道具に向かって発砲し、これ見よがしに実弾であることをアピールしていた。
あの時こそがモデルガンと本物の銃をすり替えた瞬間だった。
テレビ局を装ったイタズラ電話も、自分のアリバイ作りのために行った自作自演。
しかし、そのアリバイ作りによって水島はミスを犯してしまった。
真犯人・岡倉の犯したミスとは
金田一「あなたが水島さんのスマホから送った遺書めいたメール。これにはあのまま舞台が続けば着るはずだった最後の衣装をまとい…とある」
そして死んでいた岡倉が着ていたのは、白い死に装束のような衣装だった。
岡倉「それがどうした。その通りだろうが」
金田一「それが違うんです。あなたが外出している間、衣装が変更されたんです。マネージャーの壇さんも帰ってすぐ聞かされて、みんな知っている。知らなかったのはただ一人、本番直前に帰ってきてすぐ舞台に立った岡倉さん、あなただけ…。この遺書メールを書いたのは衣装変更を知らないあなたしかいないんです」
岡倉も関係者たちも沈黙するが、やがて岡倉がため息交じりに口を開く。
岡倉「それで俺が犯人だなんて、ムチャじゃないか?そのトリックを俺がやったという、証拠はあるのか?」
金田一「証拠なら、ありますよ。警察が調べれば必ずわかる…決定的証拠がね…!」
金田一37歳の事件簿 最新49話 感想と考察レビュー!
碧血鬼の正体は岡倉純!
完璧すぎるアリバイがあることから、怪しいのは岡倉かマネージャーの壇かと思っていたのですが、岡倉の方が犯人だったようです。
次回で金田一がさらなる証拠を突き付け、観念した岡倉が動機について語りだす、という解決編おなじみのパターンに入った感がありますね。
証拠に関しては遺書メールでは決定打にならなかったようなので、それ以上に決定的なものを出してくるのでしょうね。一体金田一はどんな証拠を見つけ出したのか、楽しみです。
また、今回は「計画を立てた天才的な頭脳を持つ人物」が陰にいることもほのめかされました。
これは間違いなく、高遠遙一が裏でかんでいたのでしょうね。
金田一が(おそらく)高遠の名を出しかけて伏せたのは、とりあえず事件の真相追及を優先したのでしょうが…(漫画的には)高遠の名前を出してしまうと事件の実行犯の存在がかすんでしまうから後回しにした、というところなんじゃないかな、と思いました。
高遠はまだ刑務所ですが、好きなキャラなので顔が出るだけでもうれしいので、来週か再来週あたりで登場してほしいなと思います。

今回の「金田一37歳の事件簿 最新49話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

次回の「金田一37歳の事件簿 50話」もネタバレ記事を更新予定だよ。
コメント
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