2019年11月12日更新！
金田一37歳の事件簿 最新44話『金田一と幸村』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます！ネタバレしタイガー！
金田一37歳の事件簿 最新44話 ネタバレ！
一緒に晩御飯を取っている金田一、まりん、佐木、いつきの四人。
金田一は佐木の録画していたビデオで、事件を振り返ることに。
金田一の真剣な表情を見て、まりんは思わずドキリ。
綾野木ルカが撃たれるシーンを見て、金田一があることに気づく。
二人目の赤座光輝の時は、撃った水島と距離が近かったため、心臓を一撃されたのもわかる。
しかし一人目の綾野木ルカの時は、舞台右側、城壁の上に立っていた。
そして撃った水島は舞台の左端に立っており、かなり距離があり、しかも下から撃っている。
こんな狙いづらい状況で心臓を一発などと、そうとう訓練していないと当たらないはず…。
水島が最初から殺すつもりで心臓を狙ったのでは？という可能性も浮上するが、殺意があったとしてもやはり、衆人環視の前で殺人を犯すとは考えがたい。
まりんは「憎い相手を自らぶっ殺すなんて、役者っぽいじゃないですか」などと発言し、金田一に言葉遣いをたしなめられる。
しかし昔の金田一が年上相手に平気でため口を使っていたことを知る佐木といつきは、思わず失笑。
まりんは昔の金田一について佐木といつきに聞いてみる。
「ある種の天才ってヤツだけど、愛すべきアホでもあった」
二人の説明がよくわからないまりん。
金田一は上司からの電話連絡で、事件の後始末を命じられる。
しかしもう謎は解きたくない金田一。
いつきから金田一への新情報として、四日前に起きた元デスペラードメンバーリュウ小野寺の服毒死事件が伝えられる。
東京の刑事である幸村も、その事件がらみで函館まで来たのでは？という話になる。
金田一は直接幸村の元へ。
幸村もリュウ小野寺の事件と函館の事件に関連がある、と考えていることを認める。
しかし幸村は、このタイミングで「金田一黒幕説」を主張し始める。
名探偵の孫である金田一が、自らも名探偵になるべく事件を仕立て上げ、自らの手で解決する。
すべては名探偵であるおじいさまの名を守るため、名探偵の孫と言う肩書を守るためだった、まあ確かに、名探偵金田一耕助の名前も最近あまり聞かなくなりましたしね…と。
最初は幸村の推理に呆れているだけだった金田一だったが、じっちゃんの名を出されたあたりからピク…と反応し始め、捜査の手伝いをさせてほしい、と自ら申し出る。
幸村の「珍説」がただの妄想に過ぎないことを、事件を解決することで自ら証明する、と眉間にしわを寄せながら、あくまでも丁寧な口調で宣言する金田一。
幸村もこの宣戦布告じみた申し出に対し「面白い」「お手並み拝見させてもらおうか」と受け入れる。
（もう後には引けねえ！やってやんよジッチャンの名にかけて！！）
一方、結果的に二人を銃殺してしまい、動揺している水島。
水島を心配してそばにいた関係者たちを追い出し、控室で一人になる。
水島は殺された面々の共通点に気づいているようで、「あの女の呪いか？」と意味深なことを口走る。
しかしすぐ、呪いなわけない、と思い直し、誰かがあの女の復讐のためにやっているんだ、と気づく。
しかしそんな水島の背後から、犯人らしき黒い影が手を伸ばしているのだった。
金田一37歳の事件簿 最新44話 感想と考察レビュー！
佐木のビデオで事件を振りかえる、というのは昔の金田一シリーズではおなじみの展開で、懐かしい気持ちになりました。
そして幸村に挑発されて、金田一もついに本気モードに入った感がありますね！
これまでも謎を解きたくない、解きたくない、と言いつつ、なんだかんだで事件を解決してきた金田一３７歳ですが…
本気になった金田一と、幸村警視の対決が楽しみになってきました。
ラストで水島が事件の真相にたどり着きかけたようですが、おそらくこのまま犯人に殺されてしまうでしょうね。
水島の口ぶりからは、殺されたメンバーは全員、過去にろくでもない、殺されても仕方ないほどのことをしでかしたようですね。
（金田一シリーズの犯人にはおなじみの、殺された人たちに同情の欠片もわかないようなパターンですかね…！）
今回の「金田一37歳の事件簿 最新44話」ネタバレ感想記事は以上です！
ネタバレしちゃいましタイガー！
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