
2020年10月27日更新!
金田一37歳の事件簿 最新67話『綾瀬連続殺人事件』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
金田一37歳の事件簿 最新67話 ネタバレ!
獄中でミステリ雑誌を読む高遠
高遠は雑誌に載っていたミステリ大賞の入賞作を呼んでいた。
高遠は佳作の入賞者のペンネーム『金田一二三(かねだひふみ)』が金田一のいとこの二三であることに気づき、懐かしみながら読んでみることに。
高遠「なるほど、確かこのトリックは実際に彼が解決した事件のものですね。しかし動機や人間関係は詰めが甘い…。こんな理由で殺人を犯したりしません」
高遠は続いて、大賞受賞作を読んでみることに。
作品名は綾瀬連続殺人事件。作家の名前は瀬戸倉涼となっていた。
仕事を取って来た金田一
オソカワミステリ大賞受賞式の会場には、金田一とまりんの姿もあった。
この受賞イベントの仕切りは金田一が取って来た仕事。
受賞者である二三のコネにくわえて、荘麗館の件でできた電報堂への貸しも使って大手PR会社からぶん取ったのだった。
まりん「災い転じて福となすってやつですね。新たな災いの種とならなきゃいいですけど」
金田一「こら、縁起でもないこと言うんじゃない!」
談笑していた金田一とまりんの元へ、遅川書房編集者・箕田英輔(35)がやって来る。
そろそろ開会の時間ということで、準備を進める金田一とまりん。
オソカワミステリ大賞受賞式・開会
会場のモニターに、受賞者を紹介するPR動画が映し出される。
まずは「緋川伝説殺人事件」で佳作を受賞した金田一二三(29)。
続いて「そして誰かがいなくなる」で入選を受賞した冬樹アガサ(19)。
「美人女子大生かー」、と顔をほころばせる金田一に、「でも面倒くさそうな女ですね」、とむっとするまりん。
そして「綾瀬連続殺人事件」で大賞を受賞した瀬戸倉涼(34)。
作家を目指しながらフリーターとして働いていたようで、初投稿で大賞をとったらしい。
金田一「とんだ大型新人あらわるだなあ。。。」
しかし、PR動画の中の瀬戸倉は、カメラに向かってニヤ…と不敵な微笑みを見せ、金田一やまりんをぞっとさせる。
金田一(あのやたら暗くて光のない瞳…。作家というより犯罪者では…?)
二三にまさかの彼氏が…!?
金田一の元へ二三が挨拶へやって来る。
しかし金田一は仕事で来ているため、「なれなれしい態度はナシな」と、仕事モードで接する。
二三は金田一と一緒にいた、部下だというまりんを見て、「部下ねえ、ふ~~~ん」と、意味ありげな視線で金田一を見る。
そこへミステリー小説化の小美野悠人(29)が声をかけてくる。
小美野「フミちゃん。そちらが例の…?」
金田一「あ、はい!私、今回の式を任された音羽ブラックPRの金田一です。フミのイトコです」
小美野はベストセラー小説「陣内探偵社」シリーズの作家であり、さらに二三とは現在交際中だった。
金田一「げえ!マ、マジですか」
そこへさらに、ミステリ大賞審査員の重鎮であり、ミステリ作家でもある間宮利一も会話に加わってくる。
間宮「小美野くん、綾瀬連続殺人事件、君も読んだだろう?あれはすごい作品だ…久々の大型新人だな」
小美野もそれに同意するが…。
間宮「ただ、少し気になることがあってね。実は…」
間宮が話そうとしたところ、ウェイターから飲み物を進められて会話が中断される。
さらにそこへ入選を受賞した冬樹アガサも会話に加わってくる。
話題はアガサの受賞作のことに移り、間宮が話そうとしていた「気になること」の真相はお預けになる。
大賞受賞者が失踪。第一の殺人発生!?
箕田「金田一さん、今日の主役の瀬戸倉涼先生が見当たらないんです!1時間ほど前の打ち合わせにはいたんですが、用事があるとかで出られたきり、電話にも出なくて…」
授賞式まで20分を切っており、騒ぎを起こさないため、金田一とまりんの二人で館内と近隣を探してみることに。
しかしその時、授賞式会場のモニターに、どこかのアパートのような建物の外観が映し出される。
建物の側の電柱には「綾瀬こどもクリニック」の広告が。
???「コーホー、コーホー」
映像はアパートの内部に進んで行き、浴室のドアが開かれる。
バスタブの中には、体をぐるぐる巻きに縛られ、口をテープでふさがれた瀬戸倉涼の姿が。
さらに、画面には鋭いナイフが映し出され、ドカッとナイフが米倉の体に?突き立てられる。
さらにザクザクザクッと何かを切り裂く音と血しぶきが舞い上がる。
一部始終を目撃してしまった会場の参加者たちからは悲鳴が上がる。
映像はさらに続き、画面いっぱいに赤い文字で「あ」という文字が映し出される。
金田一は真っ先にそれが何なのか理解する。
金田一「これは…綾瀬連続殺人事件の第一の殺人…そのものだ!」
金田一37歳の事件簿 最新67話 感想と考察レビュー!
高遠と二三って面識あったっけ…とずれた感想を持ってしまいました。
アニメだと二三は色んな事件に出てましたが、原作だとそれほど多く出ていたわけではなかったはずなので、どの事件だったかな…と記憶をたどってみましたがわかりませんでした。ぐぬぬ。
そして始まった新たな事件ですが、今回はどうやら見立て殺人のようですね。
大賞受賞作の「綾瀬連続殺人事件」にちなんで、「あ」「や」「せ」の順番で人が殺されていく…?のでしょうか。
大賞受賞作に関しては、「気になること」があることが示唆されていたり、金田一が受賞者を見て「作家というより犯罪者」という感想を抱いているので、ベタですがおそらく盗作で、復讐のために殺された…というのが今回の動機だったりしそうです。
(でも高遠が冒頭で二三の小説をよんで、こんな動機で人は人を殺さない、という感想を抱いているので、動機に関してはもっと深くて納得感のあるものが用意されているかも…という気もします)
入選の受賞者はアガサというペンネームでしたが、金田一ワールドでアガサと言われると電脳山荘殺人事件を思い出してしまう古参の金田一読者です。

今回の「金田一37歳の事件簿 最新67話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

コメント
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