2019年8月10日更新！
金田一37歳の事件簿 最新38話『本当の桜子』を読んでみたので、
内容をネタバレしつつ感想を書いてみます！ネタバレしタイガー！
※ネタバレはざっくり要点だけ書いてあります！
・「とりあえずどんな話だったか、パッと知りたい」
そんな方にお勧めのネタバレ記事です！
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金田一37歳の事件簿 最新38話 ざっくりネタバレ！
左京「桜子はんは誰よりも、赤池流のことを大事に思ってたんどす！」
左京は桜子と小学生の頃からの知り合いだった。
母子家庭で一人で遊ぶことが多かった左京は、河原で生け花のマネごとをしていたところを桜子に見られ、屋敷に連れてこられて一緒に生け花の練習をするようになっていた。
桜子の母とも面識があったのだが、左京の当時の性は吉澤であり、二度も性が変わって黒樹になっていたため…
成長した左京が、当時桜子が連れてきていた子供と同一人物だは、誰も気づかなかった。
（左京は吉澤の性だったことから「ヨシ君」というあだ名で桜子から呼ばれていて、周りも「ヨシ君」としか認識していなかった）
左京「一学年上のその子が、京都でも有数の華道の家元・京極家の娘やと知ったんは後のことでした。その後は、私は畏れ多いと思いながらも、彼女に会いたくて赤池流で生け花の稽古を続けたんです」
当時、左京は桜の子の姉である薫子と顔を合わせたこともあったが、薫子は左京を見るなり…
薫子「なんやこのみすぼらしい子は！？桜子！これ、あんたの友達？」
ときつい一言。
左京（同じ顔でも性格はまるで違うんやと、あの時はただびっくりしました）
それから一年たち、母の再婚で引っ越していた左京は、桜子とはメールでやり取りしていた。
しかしそんなある日、再婚相手の暴力に耐えられなくなった母が、再婚相手を刺し殺してしまう。
左京は桜子に連絡して久々に再開するが…もう自分とは縁を切った方がいい、と切り出す。
左京「俺…人殺しの子やから…京極家の娘の桜ちゃんには不釣り合いやわ…」
しかし桜子は左京の手をとって言う。
「そんなん全然関係ないよ！あたしにとってヨシ君はヨシ君やから！」
左京はその言葉に、涙ながらに感謝する。
そして左京は高校卒業後、赤池流の門下生となり、青流先生の弟子になる。
桜子と共に教えを受け、充実した時間を過ごすしていたが…青流が急死してしまう。
そして弟の雁流が家元となったことで事態は一変。
技術も志もなく性格も悪い雁流のせいで、あっという間に赤池流の弟子も財産もギリギリまで減ってしまう。
桜子「左京くんあたし…赤池流と縁を切ってフラワーアーティストとして独立するわ！」
桜子は雁流から赤池流を守るため、雁流に手が付けられない別口での収入を得るために独立を決断し、左京には影で赤池流を支える役割を頼み込む。
きっといつか、自分も赤池流に戻れる日が来る…桜子はそう信じていた。
左京の話を聞いていた一同は、桜子の本心を知って全員が驚愕する。
桜子は遊び歩いている体で出かけながら、仕事で飛びまわっていたのであり、リベンジポルノ騒ぎの時も仕事がメインの旅行で北海道に行っていた。
北海道での仕事が終わり、別々の部屋で眠ろうとする桜子と左京。
桜子「本当…ありがとね！」
桜子は左京にキスをしてお礼を告げると、自分の部屋へ入っていく。
左京「桜子はんはなりは派手でも、根は真面目な人や。あのリベンジポルノが薫子はんだって、日付見んでも気づきましたわ」
薫子を呼び出した時、殺す気はなかったという左京だったが、鉈で切りかかられてカッとなり殺してしまった…という。
その後は証拠隠しに奔走し、花器の違いに気づいた雁流も殺害。
左京「ふふ…カエルの子はカエルですわ。私は母親以上の人殺しになってしまった…」
左京「こんな男―もう死ぬしかないですわ…！！」
左京は胸元に忍ばせておいた刃物を取り出し、自害をはかるが…。
金田一「よせっ！！」
寸でのところで左腕を差し込んだ金田一が、左京の自害を阻止。
しかし、左京の刃物がザクッと金田一の腕を切り裂いてしまう。
葉山「主任～～～死なないで～～主任～～」
葉山まりんはふえ～んと泣き出してしまう。
金田一「うるさいね！葉山くん。こんなので死ぬわけないだろう」
イチチ…とつぶやきながら傷口を抑える金田一。
それほど深い傷ではない模様。
左京は動揺し、金田一はそんな左京に対し、わざとじゃないってわかってる、と優しく声をかける。
金田一「左京くんは本当はいい奴だ。それを知ってたからこそ、桜子さんは君の全てを受け入れたんじゃないのかい？」
左京は自分に寄り添ってくれる桜子の幻影を見て、あ…と泣き崩れるのだった。
左京「あ…あ…！あああ！！」
金田一37歳の事件簿 最新38話 感想と考察レビュー！
左京による犯行の動機、そして桜子の本心が語られる回でしたね。
金田一シリーズでは「どうやって殺したのか？」という「ハウダニット」も見どころですが、個人的には今回のような「なぜ殺したのか？」という「ホワイダニット」が一番の楽しみだったりします。
不遇な青春時代を送っていた左京にとって、自分を受け入れてくれた桜子の存在は何よりも大きかったのでしょうね。
さらっと描かれていますが、本当に相当、地味で過酷なつらい人生だったと思います…。
そして自害を図ろうとする左京を金田一が止める形になりましたが、とっさにこういう行動ができるところは37歳になっても変わっていないですね！
左京に刺される形になってしまった金田一でしたが、わざとじゃないってわかってる、と左京をフォローし、ニコッと笑顔で左京の心を救うセリフを自然に伝えるシーンでは、この辺も高校生の頃と変わらないなあと思いつつ…
３７歳の大人になったからこそ無理がないというか、こういうセリフや行動がとれることに対して、より自然な感じを受けました。
金田一らしさを取り戻しつつ、大人ならではの余裕や魅力？も併せ持った金田一３７歳の活躍が今後も楽しみですね。
割とバレバレで金田一大好き？な葉山が、金田一が刺されて泣いてしまうシーンもかわいかったです。
次回から新展開のようで、そちらも楽しみです。
高遠や美雪は出るかな…？
今回の金田一37歳の事件簿38話ネタバレ感想記事は以上です！
ネタバレしちゃいましタイガー！
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今回は「2019年8月10日」発売の「イブニング17号」に掲載された「金田一37歳の事件簿・最新38話」の内容を、ネタバレ含む感想・考察記事としてレビューしました！
次回の「金田一37歳の事件簿39話」は、「2019年8月27日」発売の「イブニング18号」に掲載される予定です。
次回の「金田一37歳の事件簿39話」もネタバレ感想記事を更新予定です！
金田一37歳39話、ネタバレ感想記事更新しました！
前回の「金田一37歳の事件簿37話」ネタバレ記事はこちらから↓
コメント
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