2021年9月14日更新!
金田一37歳の事件簿 最新88話『犯人の意図』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
金田一37歳の事件簿 最新88話 ネタバレ!
第三の犠牲者!ドワンゴ船橋
江戸川乱歩展の内覧会にて、殺人二十面相によって二人の人間が乱歩の小説に見立てて殺されてしまう。
そしてついに第三の犠牲者が…。
ドワンゴの船橋が一人で行動していたところ、何かを見つけてしまうが、そこを後ろから襲われてしまう。
犯人から鉄パイプで滅多打ちにされ、船橋は撲殺されてしまう…。
船橋を殺した犯人は、息を切らしながら船橋の死体をどこかへ運んでいく…。
二十面相からの矛盾したメッセージ
金田一とまりんは、二十面相の思うツボになってしまっている現状をくやしがっていた。
そこへ館内放送が流れ出す。
公式で用意されていた江戸川乱歩展終了のお知らせであり、出口まで進むようアナウンスされる。
近代とまりんが出口へ向かってみると、船橋を除く全員がすでに集まっていた。
前回は「バラバラに行動しないと生き残れない」ようなメッセージを出した二十面相が、今回は「全員に出口へ集まれ」と矛盾したメッセージを出してきたことをいぶかしむ金田一。
船橋がいないことにようやく気づいた一行は、全員でルートに添って探してみることに。
怪人の間で船橋の死体が見つかる
怪人の間にいくと「青銅の魔人」「鉄人Q」「電人M」「緑衣の鬼」など怪人の等身大模型が飾られている。
しかし緑衣の鬼のコートと帽子がはぎ取られていることに青鬼が気づく。
部屋の中をよく見ると、コートと帽子をかぶせられて横たわる人影が…。
コートを取ってみると、下から船橋の死体が出てくる。
金田一は船橋の死体のそばに、引きずったような血の跡が残っていることに気づく。
金田一「船橋さんは別の場所で殺され、わざわざここへ引きずってこられたんだ!緑衣の鬼に見立てるだけなら殺害現場まで衣装を持って行って死体に着せた方が楽だ。血まみれの重い死体を引きずって来たのは何か理由があるはず…もしかして殺害現場を知られたくなかったのか?」
さらに金田一は船橋の死体を見て何かに気づき、手を伸ばして確認しようとするが…。
パニックになった鹿倉が「船橋さんが死んだならあんたが責任者でしょ?早く脱出経路を見つけて!」と騒いだことで、確認できずじまい。
憶野のアドバイスで鏡地獄の間に
乱歩展の作りを船橋ほど熟知しているわけではない金田一は、ウェブデザイナーの憶野を頼ることに。
金田一「そうだ億野さん!あなたは乱歩展の空間プロデューサーである亜良木豪に頼まれて、ウェブに全体図面をアップしてましたよね?なら脱出口がどこにありそうか、見当がつくんじゃ?」
憶野「そうね、最初に行った封鎖された出入り口以外なら、最上階かしら。鏡地獄の間の隣に元々あった非常口から屋上にでられるはず…」
鏡地獄の間に行ってみると、部屋全体が鏡のドームになっている異様な空間だった。
金田一はこの空間をプロデュースした亜良木豪という人物から異常な感性を感じ、ひょっとして事件とつながりがあるのでは?と考えだす。
まりんが鏡地獄の間から非常口へ通じる入り口を発見。
さっそく行ってみると中は真っ暗だった。
スマホのライトで辺りを照らすと、上が吹き抜けになっていて、6~7メートルほどの高さだった。
憶野「あたしがウェブ制作のためにもらった図面だと、この上に屋上に通じるハッチがあるはず…」
非常口のハシゴは赤嶺しか登れない
ここからなら脱出できる!と沸き立つ一同。
しかし、コンクリの壁についている金属のハシゴは、一段目がかなり高い位置にあり、金田一でも届かない。
届くのは身長190センチ以上で、バスケとフリークライミングの経験もあり、体力に自信があるという赤嶺だけ。
長身の赤嶺がジャンプして、ようやく一段目のはしごに手を付けることに成功。
そのまま赤嶺は屋上ハッチ目掛けて階段を上っていくが…。
金田一(あのハシゴ、なんであんな高い位置に一段目があるんだ?非常用の出口なのに、あれじゃ誰も登れないじゃないか。登れるのはそれこそ…赤嶺さんみたいな人だけ…)
金田一はこの後に起こる悲劇の予感を感じ取り、ゾワ、と寒気を覚えるのだった。
金田一37歳の事件簿 最新88話 感想と考察レビュー!
ドワンゴの船橋が殺されたのは、犯人にとっては予定外だったか、もしくは殺す気だったとしても順番が違ったのでは?と感じました。
船橋が事件とつながる何かを見つけてしまったため、口封じのために殺された…?
一人目と二人目の犠牲者である葉狩と島咲は、いずれも口に二十面相からのメッセージカードをくわえられていましたが、船橋の死体にはそれもありませんでした。
予定外の殺人で、メッセージカードを用意できなかったか、もしくは慌てて用意したがしっかり咥えさせる余裕が犯人になかったのかもしれません。
金田一が船橋の死体を見て何かに気づいた描写がありましたが、ひょっとしたらしっかり咥えさせられず、口元から零れ落ちたれメッセージカードがどこかに落ちていたとか…?
見立てもコートと帽子をかぶせるだけで、ちょっと雑な気もしますし。
そして次に狙われるのは、どうやら赤嶺のようですね。
赤嶺しか登れないハシゴを登らされ、一番上のはしごに手をかけたとたんバキッと外れて落ちるとかでしょうか…?
(それだと咄嗟に他のはしごを掴んで助かるかもしれないので、もっと確実で残忍な仕掛けが用意されていそうです)
正体不明の亜良木豪の存在もクローズアップされてきましたが、ベタなパターンだと関係者の中の誰か…というか真犯人のもう一つの顔が亜良木豪だという可能性が高そうです。
もしくは亜良木豪は関係者とは別に実在したが、今回の事件の被害者たちにハメられて殺されるなり自殺するなりして、亜良木豪と近しい関係だった真犯人がその名と役職を受け継いで復讐劇に利用した…とかもありそうです。
今回の「金田一37歳の事件簿 最新88話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
コメント
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