
2021年8月24日更新!
金田一37歳の事件簿 最新87話『殺人の時間』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
金田一37歳の事件簿 最新87話 ネタバレ!
絞殺に見せかけた刺殺遺体の謎
江戸川乱歩展の内覧会ですでに二人も殺されてしまった。
しかも二人目の犠牲者であるインスタグラマーの島咲欄は密室殺人。
現場になった乱歩の蔵には入り口は一か所だけ、鍵はコピー不可能なディンプルキー、隠し扉もなし。
犯人の殺人二十面相は現場に残したカードで、まだ殺人が続くことをほのめかしており、関係者たちは震えあがる。
そんな中、金田一は島咲の遺体に索条痕がないことに気づく。
首には紐が巻かれて絞殺に見せかけているが…
実際は首の裏側にあるぼんのくぼを一突きされて即死させられたようだった。
犯人はわざわざ視察した後、D坂に見立てるために縄を巻いたということになる。
見立てが目的なら最初から首を絞めればいい話で、そうしなかったのには時間がなかったのでは?と、金田一と青鬼が推理を重ねていく。
しかし一方で、ガスが巻かれる直前、金田一が見つけた犯人のメッセージカードには「乱歩の蔵で待っている」とわざわざ書いてあった。
金田一「早く死体が見つかるようなことをしておいて、そのせいで時間を節約しなければいけなくなる。矛盾してますよ。これにはなにかワケがあるはずなんです。殺人二十面相がそうしなければならなかった特別なワケが」
再びバラバラになってしまう関係者たち
その理由が何かはまだわからないが、とにかく殺人二十面相が簡単に手を出せないよう、みんなで集まって行動することを呼びかける金田一。
ドワンゴの船橋に安全な場所まで誘導してもらうことになる。
途中、乱歩の人気作「黄金仮面」に登場する怪人の仮面が展示されているコーナーまで来る。
その仮面にも口にカードがくわえさせられており、「一人で動く勇者だけが脱出できる」と書かれていた。
関係者たちは次々に恐怖に駆られていき、一人、また一人とその場を離れて単独行動をとってしまう。
イベント責任者のドワンゴまで、「責任者と言えど一人の人間ですから」と、金田一の制止も振り切ってその場を離れてしまう。
残された金田一とまりん
残ったのは金田一とまりんの二人だけ。
おろおろするまりんを金田一がなだめる。
金田一「葉山君、冷静になるんだ。俺たちを追いやった犯人の真の狙いを」
金田一はこれまでの二つの殺人から、「犯人には二十面相として行動できる時間が少ない。それ以外は全く別の人物として行動しているはずだ」と推理。
金田一「今生き残っている6人の中に、殺人二十面相が潜んでいる!」
ドワンゴの船橋が第三の犠牲者?
単独行動をとった船橋が向かった先は、どこかの薄暗い部屋の仲だった。
船橋「ここなら責任者の俺しか来れないだろう。……?なんだこれ?」
船橋はそこで布?がかぶせられた何かを見つけ、布をまくってみる。
船橋「なんだこれ?まさか……」
そんな船橋の背後では、何者かが鉄パイプを振り上げ、今まさに船橋に襲い掛かろうとしていた…。
金田一37歳の事件簿 最新87話 感想と考察レビュー!
作中で金田一が何度も言っているように、みんなで行動してれば殺人二十面相も簡単に手はだせないはずなのに……本当にすぐバラバラになっちゃいますよね。
殺人二十面相がそうなるように上手く仕向けているからなのでしょうが…。
次回は早くもドワンゴの船橋が第三の犠牲者として発見されそうな勢いですが、この手の事件だと最後の犠牲者が偽の真犯人に仕立て上げられることが多いですよね。
イベント責任者の船橋なら下準備も容易で偽の真犯人にうってつけな気がするので、次の船橋で殺されるのは最後、そして遺体と一緒に偽の遺書が見つかる…と予想してみます。
それから本編と関係ないですが、今回のお話、最初とラストの煽り文がちょっとふざけていたような……担当さん変わったのかな?と思いました。

今回の「金田一37歳の事件簿 最新87話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
