2019年8月27日更新！
金田一37歳の事件簿 最新39話『京の都に別れを告げて』を読んでみたので、
内容をネタバレしつつ感想を書いてみます！ネタバレしタイガー！
※ネタバレはざっくり要点だけ書いてあります！
・「とりあえずどんな話だったか、パッと知りたい」
そんな方にお勧めのネタバレ記事です！
金田一37歳の事件簿 最新39話 ざっくりネタバレ！
朝になり、鐘が鳴り響く京都の街並み。
事件が起こった京極家にはパトカーが到着。
犯人の左京はパトカーに乗る前、金田一に一礼して去っていく。
マジメそうな左京が犯人だったことに驚きを隠せない葉山まりん。
こういう骨肉の争い劇に慣れている金田一は、以前はよく見たよ、ともらしてしまい、まりんから追及されてしどろもどろに。
鶴羽は錦に頼んで枯山水の手入れをしてもらっていた。
だが、枯山水は何とかなっても、巌流と娘二人が死んだ赤池流はもう…と落ち込む鶴羽。
清流が死んだときにも多くの弟子が去ったが、それでも残ってくれた左京、そして錦をねぎらい、これからは好きにしていい、と告げる鶴羽。
錦も去ってしまうだろうと思っていた鶴羽だったが、錦は残って赤池流を立て直したい、と申し出てくる。
巌流はともかく、清流には世話になったという錦は、出て行った元弟子たちにも声をかければきっと協力してくれるはずだ、と前向きな意見を語って聞かせる。
驚きと安堵からか、ヘタヘタと座り込んで涙を流す鶴羽。
錦「一緒にがんばりましょう、これからの赤池流のために――」
金田一とまりんは東京の音羽ブラックＰＲ社に帰還。
ラブホに泊まった際の領収書について庶務からさっそくつっつかれるが、慌てふためく金田一に代わって、まりんがありのままの事実を伝えて納得させる。
変なところで小心者の金田一に、「も～、小市民なんだから」とあきれるまりん。
まりん「でも―そんな人が事件が起こると大活躍！だから気になっちゃうんですよねー」
顔を近づけてくるまりんに、焦る金田一。
まりんはそのままお昼へ行ってしまうが、社内では二人が怪しい、と噂に。
金田一は課長に呼ばれ、新しいイベントの仕事を言い渡される。
イベント会場は函館異人館ホテルだった。
金田一（佐木の兄貴がここで殺されてんだぞ…！？そこにまた葉山君と行けって…？嫌な予感しかしねぇ～！！）
一方、警視庁では、京都の事件の報告書に、新キャラである幸村警視（美形）が目を通していた。
とんでもない事件のにおいをかぎ取った幸村警視は、その足で明智警視長（警視監への出世が内定）の元へ。
歌島、タワマン、京都京極家赤池流、直近３つの事件に金田一が絡んでいることに気づいた幸村警視は、金田一が20年前にも難事件に絡んでいたことにも触れ、ある仮説を立てます。
幸村「驚異的連続殺人犯！それが金田一一の正体だとしたら？」
もしそうなら、これは20年間の沈黙を破って殺人鬼が復活したことを意味する。
一刻も早く誰かが金田一の正体を暴かなければ、今後も犠牲者が増える一方。
幸村「警視長はなぜ今まで彼を泳がせて来られたんですか！」
まじめな顔で必死に訴える幸村だったが、ここで明智警視長が「…待って…」と、弱弱しくうつむきながらストップをかけてくる。
明智「お腹…イタイ…」
幸村の仮説を聞いて、笑いがこらえきれなくなっていた明智は、その場でくっふっふ…くっくっく…と声を押し殺して笑いだしてしまう。
幸村「私は真剣なんですよ！」
明智「いや…だから…ちょっ…まっ…」
明智の笑いはおさまらないのだった。
金田一37歳の事件簿 最新39話 感想と考察レビュー！
リベンジポルノやお家騒動など、ドロドロしていた京都編でしたが…
犯人の左京は金田一に感謝をするような素振りで去っていき、赤池流も再興の兆しが見えるなど、晴れやかな終わり方でしたね。
まりんが金田一への好意をほのめかしていましたが、恋愛云々的な視点でなくても、まりんからの金田一評は大半の読者と近いものがあるんじゃないかな、と思いました。
普段は抜けていて周りからもバカにされているけれど、事件になると大活躍し始めて一目置かれる金田一、というのは、高校生の頃から変わらないお約束みたいなものだし、そこが金田一の魅力でもありますよね。
そして次の舞台は函館異人館ホテル…赤ひげのサンタクロースが出てきた事件の現場ですね。
佐木が死んだことにも触れられていましたが、主人公の身内が被害者になってしまう、という展開に当時はかなり衝撃を受けたのを覚えています。
金田一って結構自分も犯人から狙われたり死にかけたりするので、（もちろん金田一本人は死なないにしても）適度な緊張感があるところも好きだったりします。
佐木（兄）が死んだのだから準レギュラークラスのキャラなら今後も死者が出てもおかしくない、というのがいいスパイスになっているというか…村上草太あたりのキャラは死ぬ可能性があると思います。
そして新キャラ・幸村警視が登場しましたね。
金田一を連続殺人犯だと考えている幸村に対し、明智が爆笑しているのが面白かったですが…
明智が（爆笑してしまって）訂正できなかったため、幸村の誤解がしばらく続いて金田一を敵対視する、というような展開になるかもしれませんね。
そういえば明智も登場時は金田一とちょっともめていたというか、嫌味なライバルキャラみたいな扱いでしたね。
異人館ホテルのあたりから、徐々に丸くなって味方になっていったような感じだった気がしますが、幸村はどうなるんでしょうね？
懐かしい舞台に新キャラも加わって、次のお話も楽しみです！
今回の金田一37歳の事件簿39話ネタバレ感想記事は以上です！
ネタバレしちゃいましタイガー！
今回は「2019年8月27日」発売の「イブニング18号」に掲載された「金田一37歳の事件簿・最新39話」の内容を、ネタバレ含む感想・考察記事としてレビューしました！
次回の「金田一37歳の事件簿40話」は、「2019年8月27日」発売の「イブニング19号」に掲載される予定です。
次回の「金田一37歳の事件簿40話」もネタバレ感想記事を更新予定です！
金田一37歳、ネタバレ感想記事更新しました！
前回の「金田一37歳の事件簿38話」ネタバレ記事はこちらから↓
コメント
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