2022年2月8日更新!
金田一少年の事件簿30th 最新3話『八咫烏村殺人事件③八咫烏詣』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
金田一少年の事件簿30th 最新3話 ネタバレ!
金田一たちは八咫烏詣へ
温泉と夕食をすませて部屋でゴロゴロしていた金田一。
しかし八咫烏詣の時間になり、行かないと不吉な事が起こると聞かされ、しぶしぶ出かける。
社の前に集合すると、八咫烏詣のルールが説明される。
ひとりひとりが太鼓を持って、小鉢で叩きながら一列で入っていくしきたりだった。
村にいる全員が集まったかと思われたが、元村会議員である黒羽六郎の秘書・江鳩つむぎの姿だけがない。
しかし開始時間になってしまったため、江鳩抜きで八咫烏詣を始めることになる。
扉の封印を開けて社の中へ
まず、最初の第一の扉の鍵を、長老の日鷹イネが開ける。
社の中にある一の間と三の間の鍵は長老のイネが、二の間と四の間の鍵は村長の鳥守が持っている。
そして最後の五の間には鍵がないが、巫女の葵が札を貼って押印する形で封印されている。
あまりの厳重さに金田一が驚いていると、村役場の鵜ノ木が、「五の間の祭壇の下に落ち武者の財宝が埋められているらしいんですよ」、と冗談めかして言う。
やがて二の間に到着。
鵜ノ木「私の番だ。二の間からは気をつけてください。前の人が階段を降りきるまで、扉で待つんです。扉をくぐる順番は特に重要です。絶対間違えないでくださいね」
絶対、を強調する鵜ノ木。
やがて二の間に到着し、村長の鳥守が鍵を上げる。
中は真っ暗で、太鼓と巫女が鳴らす鈴の音が響く中、ちょうちんの明かりだけを頼りに粛々と儀式は進行していく。
長老のイネが3の間を開けたあと、八咫烏荘の仲居である三鴨早紀が足を踏み外してよろけるアクシデントが。
さらに続いて、八咫烏荘の従業員・鷲見が車の鍵を落としてしまうが、真っ暗で見つけられず後で探すことに。
村長の鳥守が4の扉を開けた後、金田一が突然奇声を上げる。
金田一「わ!なんにもないのに、足を捻ったぞ?もしかして八咫烏様が……!?」
美雪「ちょっと!そういうのやめてよ!」
小さなハプニングがいくつかありつつも、最後の扉である、五の問に到着する。
五重の密室に第一の犠牲者が!
五の門には鍵でなく封印の札が貼られている。
八咫烏の巫女である鷺坂葵が、本物の刀を使って、押印のされた封印の札を切り裂き、扉を開く。
八咫烏の祭壇の間に入ると、不思議な黒い包みが置かれていた。
夜七時に封印前にここを確認したイネは、そのような包みはなかったはずだという。
巫女の葵が風呂敷を開けてみると、中から出てきたのはなんと、姿の見えなくなっていた江鳩つむぎの生首だった。
村の人間たちは口々に、「八咫烏様に食われたんだ!」「言い伝え通り体が食い尽くされておる!」「頭だけが残って……!」などと口走る。
社には5つ扉があって、4つの扉の鍵は二人の人間が手分けして持っていた。
そして最後の扉には巫女が貼った押印付きの札がされていた。
金田一「オッサン、これは密室殺人だ!しかもこいつは……五重密室殺人!!」
金田一少年の事件簿30th 最新3話 感想と考察レビュー!
五重密室殺人!
金田一も作中で言ってましたが、まさに前代未聞の密室殺人で、インパクト絶大ですね!
金田一37歳を中断し、高校生時代の金田一を主人公にした新シリーズ。
その最初の事件ということもあって、まさにとっておきの謎を読者にぶつけてきた、という感じを受けました。
2つの鍵を二人の人物が預かっていて、最後の扉は巫女の押印付きの札……なら3人が共犯なら密室でもなんでもなくなるわけで、まずはこの3人が疑われそうです(でもこの3人に完璧なアリバイがあったり、この中の誰かが殺されたりしたら、人間には実行不可能な八咫烏様の呪いの仕業ということになる??)。
5重密室の社の中で、何人か途中でつまずいたり物を落としたり、後々なにかのヒントになりそうな伏線らしきものもちらほら提示されてましたね。
正直今はまだ何がどうなってるかさっぱりですが、全部解決した後読み返すと意味がわかりそうで楽しみです。
犠牲者も一人では終わらないと思いますが、秘書の江鳩が殺されてしまった辺り、今度はその雇い主である黒羽が狙われそうな気がします。
今回の「金田一少年の事件簿30th 最新3話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
次回の「金田一少年の事件簿30th 4話」もネタバレ記事を更新予定だよ。