
2021年5月20日更新!
推しの子 最新44話『見学』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
推しの子 最新44話 ネタバレ!
原作者の介入
今日あま作者の吉祥寺に相談を終えた、東京ブレイドの作者・アビ子。
アビ子は漫画業界の中でもかなり癖が強い方だった。
漫画がメディア化する際に、現場に任せきりでも作者が出張りすぎても、両方おかしくなるケースがある。
その点、変人でコミュ力にも難があるアビ子に対して、吉祥寺は若干の不安を覚える。
そしてアビ子と吉祥寺が舞台・東京ブレイドの稽古見学に来る日が訪れる。
原作者が来るということで、その日は脚本のGOAも稽古に来ていた。
脚本が気になるあかね
あかねは脚本についてアクアにも意見を聞いてみる。
アクア「割と原作に準拠してると思うぞ。俺が前に出た脚本より90倍マシ。気になるなら直接来てみたらいい」
指揮系統を気にして遠慮するあかねだったが、アクアが直接脚本家の所へいってしまう。
脚本家のGOA、そして演出の金田一に、あかねが同時に質問することになる。
あかねは気になっていた鞘姫のキャラクターについて聞いてみるが、原作からズレがあることは脚本家のGOAもわかっていることだった。
ただ、鞘姫の心情を原作通りに描くとなると、漫画なら大ゴマ一つで語れる心情も、2時間の演劇というメディアだとどうしても尺をとってしまう。
盛り上げるところを定め、要素を取捨選択する…
シンプルな対立構造にすることで「熱いバトル」という見せたい部分を分かりやすく魅せる。
そのための鞘姫のキャラ改編であり、「原作通りではないが作劇として正しい判断」というのが脚本と演出の答えだった。
今回あかねに求められるのは、原作の鞘姫の複雑な心情を演じることではなく、人物の対立を分かりやすくする舞台装置としての説得力。
説明を聞いて、一応納得はするが、まだどこか腑に落ちていないようなあかね。
そこへ丁度原作者のアビ子と付き添いの吉祥寺がやって来る。
アビ子と吉祥寺が現場入り
吉祥寺はあかねとアクアには「また会えてうれしいです!」と笑顔で再開を喜ぶが、メルトには「あ、ども」と思いっきり塩対応。
一方、イケメンと美少女が苦手なアビ子は吉祥寺の影に隠れてしまって、出演者に挨拶できない。
アビ子が見学する中、舞台の稽古は進む。
アビ子は役者たちの演技を見て、その演技力の高さに驚き「いい舞台にできると思う」と感想を漏らす。
吉祥寺もそれを見て安心していたが…。
アビ子「だからこそ私が言わないといけないですよね。脚本、今からでも直せますか?」
関係者の顔が青くなる中、アビ子は脚本を全部直してほしいと言い出す。
推しの子 最新44話 感想と考察レビュー!
アニメ化や映画化を経験されている赤坂先生が原作だけに、漫画のメディア化という題材を扱っている今回のシリーズは並々ならぬリアリティと熱量が感じられます。
両方の視点をわかりやすく、そしてどちらもわかる!ように書いているのがすごいです…。
そしてアビ子先生の脚本全直し要求…本当にやらされたら地獄でしょうが、どうなるんでしょうか。
役者たちの演技を見て「いい舞台にできると思う」っていうアビ子先生の発言も、「なると思う」じゃなくて「できると思う」っていうのが、おそらくこれって脚本全直しを前提にした上での発言なんでしょうね…。
ラストのコマの脚本家の表情が完全に死んでるんですが、仕事を全否定されたようなものだから当然ですよね…。
本当どうするんだろうこれ…。

今回の推しの子 最新44話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

次回の「推しの子 45話」もネタバレ記事を更新予定だよ。
コメント
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