2020年6月23日更新!
創世のタイガ 最新62話『未知の歴史』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
創世のタイガ 最新62話 ネタバレ!
マンモスに乗って帰還するタイガ
ホモサピエンスの集落では、リクたちが作業をしながらタイガ達の帰りを待っていた。
突然パニックに陥るホモサピエンス達。
遠くからマンモスがやって来るのが見えたからだった。
しかりリクがいち早く、マンモスの背中にタイガが乗っていることに気づく。
リクはホモサピエンスの言葉で、マンモスにタイガが乗っていることを周囲に伝える。
マンモスに乗ったタイガ、それにナクムたちも続々とあらわれ、ホモサピエンス達は歓声を上げて彼らの帰還を喜ぶ。
チヒロがリカコに気づき、泣きながら抱きついてくる。
リクとレンは、タイガがマンモスに乗って戻ってきたことや、数で勝るネアンデルタール人相手に勝利したという事実に、驚きを隠せない。
アラタ「帰ってこれた。信じられねえぜ。何があったと思う…?とんでもねえぜ!」
説明されるまでもなく、リクは「タイガか…」と察する。
アラタ「ああ。俺は信じ始めてるよ。俺たちがこの時代に来たのは、意味があるんだ」
危険な王の存在
ネアンデルタール人の背後に「王」と名乗る危険人物がいることを、ホモサピエンス側の賢者であるムジャンジャに報告するタイガ。
タイガ「王とは名前ではありません。他の者や土地を支配する…大きな力を持つものという意味です。人々の上に立つ…」
ムジャンジャ「我らと北の者たちは、争いはあっても互いを亡ぼそうなどということはなかった。かつてないことが起こっている…。代々の賢者からもこんな話を聞かされたことはなかった。戦士ナクムよ…オマエが見て、感じたことを信じよ。そして決断するのだ…!」
ムジャンジャの言葉を驚きながら聞くナクム。
ムジャンジャ「一族を率い、生きる道を探せ!滅びるわけにはいかぬ。生きるのだ…!」
ムジャンジャの言葉を聞いたナクムは、皆の前で決断し、宣言する。
ナクム「奴らは我らを亡ぼす気だ。どこへ逃げても追ってくるだろう。…戦う!奴らが大軍で来ても戦う!奴らが北の大地から一歩も出なくなるまで!戦う!」
ナクムの言葉に周りのホモサピエンス達が沸き立つ。
ナクム「タイガよ。狼を従え、ドゥブワナに乗る男よ。一緒に戦ってくれるか」
タイガ「ナクム、もちろんだ!一緒に戦おう!!」
命がけで今を生きる
タイガ達現代人組だけで、たき火を囲んで話し合う。
戦うしかない、という方向に話が進んでいる中、レンが「いやになるぜ!」と声を荒げる。
レン「タイガに乗せられた挙句、戦争するのか!?お前らここで王様にでもなるのかよ。俺たちのやるべきことは隠れて生き延びて、帰る方法を見つけることだ。俺は巻き込まれて死にたくないぜ。ヒーローゴッコもたいがいにしろ!」
そんなレンのほほを、リカコが思いっきりひっぱたく。
リカコ「いい加減にしてよ!引きこもってないで現実を見て!命がけで戦ってくれる人がいるから、戦わないでいられるのよ!?戦わないで、守られないで、生きていけるなら外でやってみなよ!アラタやタイガが来てくれなきゃ、私は死んでたのよ!?」
リカコの言葉と剣幕に、レンは二の句が継げずに押し黙ってしまう。
アラタ「いずれによせ、ネアンデルタール人たちは確実に自分たちを襲いに来る。レンも自分で決めなきゃいけない。女子供と隠れるか、俺たちと共に戦うか」
タイガ「そうだ。王や神を名乗る者が現れて、ネアンデルタール人が俺たちを亡ぼしにくるんだ。あり得ないことが次々起こってる。この世界は俺たちが知っている歴史じゃないんだ。もう傍観者じゃいられない。命がけで今を生きるしかないんだ…」
創世のタイガ 最新62話 感想と考察レビュー!
無事に帰還したタイガ達。
ムジャンジャの言葉を受け、ネアンデルタール人たちと戦うことをナクムが決めましたね。
ネアン側はホモサピエンスを滅ぼそうとしてきているのに対し、ナクムは「奴らが北の大地から一歩も出なくなるまで戦う」というあたり、あくまで自衛のための戦いでネアンを亡ぼすまでする気はない…ということでしょうか(優しいですねナクム)。
レンがいつものように?戦うことを拒絶していましたが、タイガ達が言うように、向こうは確実に襲ってくるので、その時にはどうするか、嫌でも決めなければいけません。
これまでは隠れていたレンですが、タイガ達はレンが隠れていること自体を責めたりはしないあたり、優しいですよね。
ただ現実を見ろよ、と。
この辺の考え方や対応が大人びてるなあと感じました。
王という概念を説明するときのタイガも知能指数高い感じがしましたし、それを理解できるムジャンジャやホモサピエンス達も普通に頭いいよな…と感じました。
そして今回もユカは登場せず、話題にすら上がりませんでした。
いつまで引っ張るつもりなんだ…ユカは今どうなっているんだ…気になってしょうがありません。
ぐぬぬ、森恒二先生の手のひらの上だというのか…。
ユカは自分から言わないでしょうし、リカコもわざわざ言いふらしたりしないでしょうが…(漫画的な意味で)いずれタイガ達が知ることになる時が来ると思うのですが、いつになるのでしょうか…。
まさかユカがネアンデルタール人との子供を妊娠してしまって、その時になってようやくタイガ達が知ることになる…なんて展開もありそうだな、と考えてしまいました(あってほしくはないですが…)。
ユカが妊娠して、現代人とネアンデルタール人の子供を産むようなことになったら、それこそ本当に「未知の歴史」の始まりを象徴するような出来事になりそうです。
その子は現代人でも原始人でもない、今という時に生まれ、まさに今回のラストでタイガが語ったように、今という時をただ命がけで生きる、そんな命の象徴になったりするのかな…。
「いつの時代、どこの世界であっても関係ない、命がけで今を生きるんだ!」というのが、ひょっとしたらこの作品のテーマだったりするのかな、と妄想が膨らみました。
今回の「創世のタイガ 最新62話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
コメント
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