
2020年7月22日更新!
転生したらスライムだった件 最新73話『魔人たちの策謀』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
転生したらスライムだった件 最新73話 ネタバレ!
ラプラスとユウキが密会
西方聖教会に潜入したラプラスは、祭服をまとった吸血鬼族(ヴァンパイア)に襲われる。
ヴァンパイアが手から放出した鮮血でバラバラにされるラプラス。
死んだかと思われたラプラスだったが、逃げ延びてイングラシアにたどり着く。
向かった先はユウキ・カグラザカの元。
ラプラスはユウキからの依頼で動いていたようで、依頼の報酬として「ユウキの中にいたラプラスの会長の魂を人造人間に定着」してもらい済みだった。
ラプラスが会長と慕う魔王カザリームは、ユウキにつかえている美人のメイドだった。
200年前、魔王レオンにやられたカザリームは、肉体を失う寸前のところでユウキと出会い、ユウキに憑依させてもらうことで消滅を免れ、そしてようやく肉体を得て復活に成功したのだった。
カザリームの力は全盛期と比べて衰えてはいるものの、肉体を得て復活できたことを喜び、ユウキのことをボスと慕う。
ラプラスも会長であるカザリームがボスと慕うユウキを、同じくボスとして認め、駆け引きナシで情報を渡すことにする。
魔王ヴァレンタイン
ラプラスが西方聖教会で遭遇したヴァンパイア。
特徴を聞いたカザリームは、そのヴァンパイアは「鮮血の覇王」の二つ名を持つ「魔王ヴァレンタイン」だという。
ヴァレンタインは全盛期のカザリームと互角の力を持ち、かつて二者の対立で周囲に甚大な被害が出たため、多数決で解決する風習…魔王たちの宴(ワルプルギス)が生まれたのだった。
ヴァレンタインは人間を餌としてしか見ておらず、そんな存在が人類の守護者を名乗っている理由は不明。
魔物絶対殺すマンであるヒナタの目を、どうやってごまかしているのかも不明。
テンペスト襲撃にもかかわっていたユウキ
話題はテンペストのことに移る。
ユウキは異世界人を大量に抱え込んでいたファルムス王国を疎ましく思っていた。
そこでファルムス王国の力を削ぐ目的で、ユウキはファルムス王にテンペストの特産品の情報を流し、強欲な王の支配欲を刺激してテンペストに手を出させるよう仕向けていた。
しかし、スライム一匹相手に全滅させられてしまったのは、ユウキにとっては想定外のことだった。
ユウキ「ほんとなんなんだろうね、あの人。一人で二万を亡ぼしたことより…ヒナタと戦って生き延びてることの方が驚きだ」
クレイマンを覚醒させるために魂を回収したかったが、それもリムルに先を越されて失敗。
獣王国でも住民の魂を回収したかったようだが、魔王ミリムが暴走して事前に住民が退避することになったため失敗した、とのことだった。
想定外のことが色々起こっているが、テンペストが大暴れしたことで、西方聖教会やヒナタの目を引き付けてくれるだろう、とその誤算を喜ぶ。
ユウキたちはもう一つの誤算である、魔王ヴァレンタインへの対策として、クレイマン・ミリム・フレイの連名で魔王達の宴を開くことにする。
捕らわれのファルムス王
テンペストの牢屋で、鎖につながれた状態で目覚めるファルムス王・エドマリス。
そこへ尋問を任されたシオンがやって来る。
殺さなければ何をしてもいい、とリムルから許しをもらっているシオン。
シオン「正直な話、殺されたことに対する怒りはあまりないのです。負けたのは弱さゆえですし、蘇らせていただきましたから」
リムルは人間が好きなため、配下の自分たちが人間をむやみに傷つけることもよしとしないはず…シオンのそんな話を聞いて、ファルムス王も「ならば穏便にはなそう」、と涙ながらに訴える。
シオン「ですが許せないこともあるのです。あなたの決断が、リムル様に人間を殺させた。お前はリムル様のきれいな手を人間の血で汚させた。千に刻んでも足りない。この世に生を受けたこと、未来永劫後悔させて差し上げましょう」
シオンの尋問が始まり、ぎゃあああ、と悲鳴を上げるファルムス王。
その悲鳴が同じく牢屋に囚われていた大司祭の元にも届く。
別の牢にはラーゼンも入れられていたが、王を助けようとした結果、全身を異形の姿に変わり果てさせられ、生きているかもわからない状態で、ピクピクと痙攣していた。
少し時間が経過し、シオンがいなくなった後、ファルムス王の元へリムルが現れる。
リムルの正体がわからないファルムス王だったが、リムルが人間を虐殺した時の仮面をかぶったことで、ようやく気づき、命乞いを始める。
リムル「釈明なら俺より先にする相手がいるはずだろう。ファルムスの国民はこれから苦労するだろう。捕虜をどうするかは、会議で決める。それまでじっくり考えろ。これは俺とあんたが背負っていく業なのだから」
転生したらスライムだった件 最新73話 感想と考察レビュー!
ユウキが一気に黒幕っぽくなってきました…。
原作未読なので先の展開はわからないのですが、いずれ全てを知ったリムルがユウキと直接戦うような展開もあり得そうです。
復讐の機会を与えてもらったシオンが、自分が殺されたことよりも「人間好きのリムルに人間を殺させた」ことに激怒しているのはシオンらしかったです。
ラーゼンはどうなっているかよくわからない状態になっていましたが、一応ピクピクしていたから生きてはいるのでしょうか…。
リムルが魔王化の際に人間を殺しただけではなく、テンペスト全体が一線を越えた感がありました。

今回の転生したらスライムだった件 最新73話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

次回の「転生したらスライムだった件 74話」もネタバレ記事を更新予定だよ。
前回の「転生したらスライムだった件 第72話」ネタバレ感想記事はこちらから↓

コメント
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