
2020年8月26日更新!
転生したらスライムだった件 最新74話『人魔会談1』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
転生したらスライムだった件 最新74話 ネタバレ!
テンペストに同盟が集まる
ソウエイから報告を受けるリムル。
クレイマンがミリムの領地である「忘れられた竜の都」を目指し、3万の軍勢を引き連れて進軍しているとのことだった。
報告の途中だったが、リムルは誰かがテンペストに近づいているのを感じ取り、出迎えに行くことに。
来訪者の正体はフューズだった。
フューズ「ブルムンド王国とテンペストの安全保障条約にのっとりはせ参じた。俺たちもファルムス軍との戦いの末席に加えてくれ」
しかし戦いはすでに終わっていることを知り、驚くフューズ。
フューズ「は?おわった?どういうことです?ファルムスの宣戦布告から二週間も経っていないのに…!?」
さらにまた別の一団がテンペストに近づいてくるのを感じとるリムル。
今度はガゼル王とその部下達だった。
リムルは魔王化を果たした際に「魔力感知」が上位スキルである「万能感知」に進化しており、検知範囲と精度が大幅に向上しており、来訪者があるたびにその存在を感じ取るのだが…
来訪者の旅に一々報告されては面倒ということで、「危険な相手だけ知らせてくれ」、と智慧之王に頼む。
ガゼル王「久しぶりだなリムル。魔王になったらしいな。何かやらかすとは思っておったが」
フューズ「魔王?一体どういうことです…?聞き捨てなりませんよ」
フューズはぷるぷる震えながら、リムルが魔王になったことと、ファルムスとの戦争がすでに終わったこと、何か関係があるのか、とリムルに問い詰める。
リムルは正直に、何があったかをフューズに伝えようとするのだが、なぜか途中でガゼル王が口をはさんでくる。
ガゼル王「俺も聞かせてほしい。ファルムス王国軍の進軍中、途中でなぜか行方不明になった理由を」
ガゼル王はベスターからの報告で、何があったかを正しく知っていた。
しかし、気分次第で万の軍勢を亡ぼせる個の存在は、核兵器以上の驚異。
ガゼル王たちは、リムルが二万の軍勢を虐殺したという事実を有耶無耶にしようとしているのだった。
ガゼル王たちの思惑を知ったリムルは、無用な混乱を招くのを避けるべく、その思惑に乗ることにする。
リムル「あー、フュ―ズ君。ということで、ファルムス軍は行方不明なんだよ」
フューズもガゼル王やリムルの意図を知り、これを受け入れることに。
魔導王朝サリオンの介入
そこへさらに別の集団がテンペストへやって来る。
ソウカの報告で、彼らが魔導王朝サリオンの使者であり、侯爵家の当主だとわかる。
侯爵はリムルに気づくと、「貴様が娘を誑かした魔王リムルですか!」と魔法を発動しようとする。
が、後ろにいたエレンがスパーンとひっぱたいてそれを止める。
エレン「ちょっと!何しに来たのよパパ!」
侯爵はエレンの父親であり、エラルド・グリムワルトという名だった。
来訪の理由はテンペストとの今後の付き合い方を見極めるため…そして娘のエレンが気に入ったリムルがどんな人物なのか直接見ておきたかったから、というものだった。
先ほど発動しかけた魔法は見せかけだけのハリボテであり、ハッタリが通じる相手ではない、と理解したというエラルド。
フューズ・ガゼル王・エラルド達は、リムル達が行おうとしていた会議にそろって参加することになる。
そこへさらに今度は、リムルからもらった漫画を読み終えてヒマになったヴェルドラがやって来る。
リムル「あー。驚かないでほしいんだが…盟友のヴェルドラくんだ」
ヴェルドラ「ヴェルドラである。暴風竜と呼んでもいいぞ!」
突然ヴェルドラが現れたことで、驚愕する一同。
さらに説明を要求され、リムル達はなかなか会議を始められないのだった。
ヴェルドラの経緯を説明するリムル
テンペストの路地裏で、2年前の暴風竜消失の経緯を、ガゼル王たちに説明し終えたリムル。
ガゼル王「暴風竜を敵対視している西方聖教会が黙っていないだろうな」
リムル「ガゼル王。俺たちが西方聖教会とことを構えたら、どちらに付く?」
ガゼル王「それを聞くかリムルよ…。ドワルゴンは西方聖教会に何の義理立てもない。友好国のテンペストを指示しない理由はないな」
ガゼル王の返答に喜ぶリムルだったが、「もう少し腹芸を覚えよ…」と呆れるガゼル王。
魔導王朝から来たエラルドは、真実が全て公になれば、西側諸国は敵になると思った方がいい、と忠告する。
ただ、リムルが魔王になるのを促したのは娘のエレンである、と察しているエラルドは、いざテンペストと西側諸国の関係が険悪になってしまえば厳しい立場に追い込まれるため、静観はできない、という。
リムル達は話し合い、でっち上げの筋書きを用意することにする。
リムルの罪を背負うヴェルドラ
テンペストへの来訪者たちも含めて、今後について話し合う会議がようやく始まる。
まず、リムルのルーツやヴェルドラとの縁、魔王化に至るまでなどを説明。
リムル「事実は今の通りだが、公にする筋書きは大きく変える」
ベニマル「…どんな理由で、どのように変えるのですか?」
返り血で染まった手で友好を求められても、応じられるものはいない。
リムルの望みが人と魔物の共存共栄なら、畏怖の対象になるのは悪手。
ガゼル王「だが、暴風竜の仕業なら話は変わる。その存在は伝説でありその行いは天災だ。受け入れる以外、選択肢はなくなる」
魔王が誕生したおかげで、暴風竜と交渉することが可能になった…
それが公にされる筋書きだった。
反対意見が出ることもなく、ヴェルドラも快くこれを受け入れる。
ヴェルドラ「我はお前のカルマを背負うと決めてある。暴風竜の威、存分に使うがいいぞ」
ヨウムが新たな王になる
捕えた捕虜…ファルムス王国の王をどうするか、に議題が移る。
リムル「ファルムス王国には一度、滅びてもらう」
まず現王を解放し、テンペストへの補償を要求する。
まともに応じることはないだろうが、それが狙いで在り、賠償問題をきっかけに内戦を起こさせ、新たな王を立てる。
リムル「一度滅ぼして新たな国に生まれ変わらせるんだ。英雄ヨウムを新たな王にしてな。幸い、彼は国民からの人気が高い」
会議の場がざわつく中、ガゼル王はヨウムに向かって「英雄覇気」を向ける。
しかしヨウムがこれに耐えたのを見て、ガゼル王もヨウムを認める。
グルーシスもヨウムの後ろ盾になり、ヨウムが英雄王と呼ばれる時まで見届けることを宣言する。
ヨウムを新たな王にすることについて、フュ―ズのいるブルムンド王国も、ファルムスにいるブルムンド王の遠縁に交渉し、便宜を図ってもらえるかも…と提案する。
サリオンもテンペストと国交樹立
エラルドはフューズ個人ではなく、ブルムンドを治めるブルムンド王の思惑が知りたいと言い出す。
ブルムンド王はリムルがオークロードやカリュブディスを退けた時点で、信頼を結んで共存共栄の道を行かなければ、国が亡ぶと決めていたことが、フューズの口から明かされる。
テンペストとリムルを見極めようとしていたエラルドも、テンペストとの国交樹立を希望し、リムルもこれを受け入れる。
会議が進む中、別の場所で魔王らしき何者かが、部下から報告を受ける。
ワルプルギスが開催されることを知り、賛同者にミリムの名前があることを知ったその魔王は、バカの考えることはわからんな、と呆れたようにつぶやくのだった。
転生したらスライムだった件 最新74話 感想と考察レビュー!
転スラのこういう話ほんとすごいと思います…。
やってること話し合いだけなんですけどね、なんで面白いんでしょうか。
本当にこの世界に国があって、様々な思惑の元に色んな人達が生きていて、関係を結んだり争うことになったり…っていうのがすごくリアルに感じられるんですよね。
今回のサブタイトルが「人魔会談1」なので、次回ももう少し会議が続きそうです。

今回の転生したらスライムだった件 最新74話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

次回の「転生したらスライムだった件 75話」もネタバレ記事を更新予定だよ。

コメント
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