2020年3月26日更新!
転生したらスライムだった件 最新82話『悪魔の忠誠』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
転生したらスライムだった件 最新82話 ネタバレ!
原初の魔王ギィ
ギィ・クリムゾンの出自が明かされる。
原初の悪魔であり最初の魔王。
闇の大精霊より派生した七柱の悪魔族の一柱であり冥界を統べる王。
ギィはかつて、敵国を亡ぼす目的で、ある国の人間たちに召喚された。
ギィはその望み通り敵国を亡ぼしたが、悪魔に対して願い事をした対価として、マスターの国を亡ぼした。
その際に聞いた人間の悲鳴を面白いと感じ、それをそのまま自分の名前にした。
それは今から数万年前の出来ことであり、この世で初めて、真なる魔王が誕生した時だった。
なおも戦いを回避しようとするクレイマン
ワルプルギスの席で、リムルは魔王の座をかけてクレイマンと戦うことになる。
リムルは円卓を消し去り、魔王達が腰かける椅子に囲まれた小さな円状のスペースで戦う。
クレイマンはなおも、「こんな下等なスライムの暴挙を許していいのですか!」と他の魔王に呼びかけて戦いを回避しようとするが、「お前も魔王なら力で示して見せろ」とギィに一蹴される。
クレイマン「クックック、やれやれ。自らの手を汚すのを避けるばかり、余計めんどうなことになってしまうとは。失敗でしたよ。命令します。リムル=テンペストを殺せ」
リムルVSミリム
ついにクレイマンとリムルが戦うと思いきや、クレイマンはミリムに命令。
ミリムはクレイマンの命令通りリムルに飛び掛かって拳を振るってくる。
ギィも「ミリムが自分の意思でそうするなら止めない」と傍観する様子。
リムル(まずいな。クレイマンはともかくミリムが相手とは。ん?笑った?)
ミリムはリムルと向かい合いながら、無言のままかすかに微笑みを見せる。
リムル「……まあいい。ミリムのことは助けるつもりだったし、力ずくでも洗脳を解いてやる」
リムルはミリムの相手をしなければいけないため、クレイマンの相手は連れてきた二人の従者……シオンとランガに任せようとする。
リムル「クレイマン、死ぬのはお前だ。俺が出たんじゃ弱い者いじめになっちまうから、俺の部下くらいがちょうどいいな」
シオンがクレイマンを滅多打ちに
リムルが正式に命令をする前に、飛び出したシオンが4ページにもわたってクレイマンを殴りまくる。
尻餅をつくクレイマンだったが、超速再生で回復しつつ、激怒して立ち上がってくる。
クレイマンも従者として連れてきた人形と九頭獣を呼び出して参戦させる。
きつねのような姿の九頭獣にはランガが向かっていく。
クレイマンと人形にはシオンが、そしてリムルはミリムの相手をする。
戦いが本格化し始めると、ギィが「空間拡張」でリムル達が戦っていたスペースを拡張し、さらに内側からは破壊不可能な障壁を張る。
リムルはミリムの攻撃を避けつつ、クレイマンによってかけられたであろう呪いの解析をラファエルに頼む。
ミリムの攻撃は鋭く、受け流しても一撃で腕がズタボロになってしまう。
リムル(俺がミリムに勝てる確率なんて滅茶苦茶低いだろう。ラファエルの解析が終わるまで時間を稼ぐしかない)
ベレッタの参戦
結界の外から心配そうに見守っていたラミリスだが、リムルのピンチにいてもたってもいられなくなる。
ラミリスはベレッタから助言を受け、リムル側にベレッタを参戦させてほしい、とギィに頼む。
しかしギィはミリムの参戦は認めたが、ベレッタの参戦は却下する。
ギィ「ベレッタとやら。お前は誰に忠誠を誓っている?二君に仕える者を魔王の従者とは認められねえ」
ベレッタ「確かにワレには主と呼べる方が二人います。お仕えすべきラミリスさまと、召喚主であり造物主であるリムル様」
ギィ「こいつは俺の古い友人なんだ。従者が主を天秤にかけるような真似は見過ごせねえ。ベレッタ、今この場で決めろ。お前の唯一の主はどちらだ」
ギィ「……ならばワレは命が続く限りラミリスさまに忠誠を捧げることを誓います。なので一度だけリムル様のお役に立つことをお許しください。彼の方を救う事こそラミリスさまの願いですから」
理屈は通るな、というギィに、「ベレッタもトレイニーちゃんもリムルも仲間なんだから助けるのは当たり前」だと息巻くラミリス。
最終的にギィもベレッタの参戦を認め、結界に入り口を作る。
ベレッタが結界に入る直前、ギィはベレッタの「色」を聞く。
ベレッタの色は数の少ない系統だと聞き、ピンとくるギィ。
ギィ「そうか、お前も動くか。原初の黒(ノワール)」
結界内に入ったベレッタは、クレイマンの従者である人形の相手をすることに。
原初の黒ディアブロ
捕虜にしていた三人を連れて、馬車でファルムス王国に向かっている途中のディアブロ。
シオンにボロボロの肉塊にされた三人を回復魔法で治しておこうとするディアブロだったが、一筋縄では回復できないほどめちゃくちゃにされていた。
が、なんとか荒療治で、まずは西方聖教会の大司教を回復させる。
次はラーゼンを直そうとするディアブロだったが、ラーゼンは自分より先に王を直してほしい、と訴える。
ラーゼンはすでにディアブロの正体が原初の黒であることを見抜いており、この恐ろしい悪魔が仕えるさらに恐るべき存在がいるという事実に打ちのめされていた。
身体を直してもらったラーゼンはディアブロの前にひざまずき、忠誠を誓う代わりにエドマリス王に慈悲を与えて欲しいと懇願する。
ディアブロは安い対価だとしながらも受け入れ、ラーゼンを下僕にする。
大司教も追従するようにディアブロに忠誠を誓い、二人の姿を見ていた肉塊状態のエドマリス王も心を決める。
エドマリス「ファルムス王国最後の王として…ディアブロ殿の望むように…協力すると約束する…」
ディアブロのユニークスキル「誘惑者」
捕虜にされていた三人がディアブロに忠誠を誓った背景には、ディアブロのユニークスキル「誘惑者(オトスモノ)」の影響があった。
思念支配・魅了・勧誘の権能を持ち、屈服した相手を精神的に拘束・自由意志に制限を設ける。
誘惑者によって、三人は言葉だけでなく、心身ともにディアブロに隷属した。
そうこうしている間に馬車はファルムス領内に。
捕虜を心配して外から話しかけてきたヨウムに、「国取りのような些事、さっさと済ませましょう」と何でもないことのように言うディアブロ。
ディアブロ「リムル様がワルプルギスから戻られる前に、お出迎えの準備をしなければなりませんからね。クフフ」
転生したらスライムだった件 最新82話 感想と考察レビュー!
ディアブロは原初の悪魔であるギィと同格の存在だったのですね……。
リムルはとんでもない悪魔を部下に持っていることになるわけですが、まだ本人はそのことを知らなそうなので、ディアブロの正体を知った時のリムルの反応が気になります。
そしてついにリムルVSクレイマンが始まる……と思いきや、ミリムをぶつけてきたクレイマン。
この土壇場でも姑息というか、キャラがぶれないというか……。
リムルは自分がクレイマンと戦ったら「弱いものいじめになってしまう」と言っていましたが、これがただの挑発なのか本当にそれくらい戦力に開きがあるのか気になりました。
リムルの従者であるシオンがクレイマンに(不意打ち気味とはいえ)一方的に乱打を浴びせてダメージを与えられていますし、数で劣っているのにもかかわらず、ベレッタが参戦して数の上ではイーブンになるまで、シオンもランガもクレイマンたちとやり合えているようなので……リムル>クレイマンという図式はやはり確かなようですね。
クレイマンを瞬殺するリムルというのも見てみたかったですが、魔王であるクレイマンを相手にシオンやランガ、それにベレッタが善戦するところや、あわよくば撃破までいけるなら、それはそれで見てみたいです。
今回の転生したらスライムだった件 最新82話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
コメント
[…] 転生したらスライムだった件 最新82話 ネタバレ感想 悪魔の忠誠原初の魔王ギィ ギィ・クリムゾンの出自が明かされる。 原初の悪魔であり最初の魔王。 闇の大精霊より派生した七柱の […]