2021年4月26日更新!
転生したらスライムだった件 最新83話『喜狂の道化』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
転生したらスライムだった件 最新83話 ネタバレ!
ミリムの呪法をラファエルで解析
ワルプルギスの場で、クレイマンに操られているミリムと戦うことになってしまったリムル。
攻撃を避けながら、ラファエルにミリムを「解析鑑定」してもらうが、ミリム本人には呪法を仕掛けられていないようだった。
しかし、腕輪の宝珠に支配の呪法の痕跡があるらしい。
ラファエルはまだ解説を続けようとするが、ミリムと抗戦中のリムルには最後まで聞いている余裕がない。
なんとか宝珠を破壊したいリムルだったが、ミリム相手ではそれも難しく、ひとまずラファエルの提案で「ベルゼビュート」による魔素吸収攻撃でミリムの体力を削っていく作戦に出る。
それでもミリム相手に、宝珠を壊せるチャンスが来るかどうかは千載一遇の賭け。
それよりむしろ現実的なのは、術者であるクレイマンを倒すことだった。
シオンVSクレイマン
クレイマンの相手をしているのはシオン。
シオンは魔王であるクレイマン相手に優位に戦いを進めていた。
シオンは大太刀を振るい、クレイレイマンの持っていた剣をへし折ってしまう。
クレイマンは人形を大量に出してシオンにけしかけるが、瞬く間にまとめて一刀両断されてしまう。
これには観戦している魔王の一部からも称賛の声があがる。
シオン「くだらない。大した事ないようですね」
クレイマン「終わりだと思ったか?人形どもよ、今一度立ち上がれ!……ば、ばかな。復活しない!?」
クレイマンの人形には魔人の魂が込められていたのだが、シオンの大太刀が持つ「ソウルイーター」の効果でそれも意味をなさなかった。
まだ余裕のあるシオンに対し、クレイマンの顔には焦りが浮かび始める。
ランガの救援要請とヴェルドラ参戦
一方、ミリムと抗戦中のリムルに、ランガが思念伝達で「身の危険はありませんが困っています!一段落したら来てください!」と謎の救援要請が。
しかしリムルもミリム相手に余裕はない。
そんな中、ミリムが体制を崩し、チャンスと見たリムルが一気に宝珠を破壊しようと手を伸ばすが…
それはミリムの仕掛けた罠だった。
やられる、と焦ったリムルだったが、ミリムの攻撃を食らったのはリムルではなく、なぜか突然あらわれたヴェルドラ。
アルティメットスキル「暴風之王」の権能である「暴風竜召喚」…ヴェルドラは召喚経路を自力で逆走してきたのだった。
ヴェルドラがわざわざやって来た用件は、読んでいた漫画の最終巻がカバーと中身が別だった(リムルのイタズラ)、というしょうもない理由だった。
リムル「よし、本来の中身を渡す前に、ミリムの相手をお前に頼みたい」
ヴェルドラ「ミリム?おお、思い出したぞ。その名前、兄の一粒種だな」
ミリムの相手はリムルから交代してヴェルドラが担当。
ヴェルドラはミリムを見て、「そういう腹か」と何かを察した様子だが、何に気づいたかまでは言わず、そのままミリムと戦い始める。
九頭獣にもクレイマンの呪法が
手の空いたリムルは、先ほど救援要請を出してきたランガの元へ。
どうやらランガの対戦相手の狐(九頭獣)は、クレイマンに操られて無理やり戦わされているらしく、ランガは手が出せないのだった。
リムルはランガに、キツネの従魔二匹の相手を任せ、自分はキツネの元に。
ラファエルに解析させると、すぐ「支配の呪法」が見つかり、さっそくその場で解呪。
クレイマンの支配から逃れたキツネは、二匹の従魔をひっこめ、力を使い果たしたのかコテンと倒れて横になる。
これでクレイマンの従者を一人倒したことになるが、そこへソウエイから「クレイマンの拠点を落としました」連絡が。
クレイマンの配下だった死霊の王・アダルマンがシュナに服従し、数千のアンデットが配下になったことで、速やかに制圧が完了したのだった。
ソウエイ「急ぎお渡しすべきものがあります。ゲルドの胃袋のご確認を」
ベルゼビュートの権能「食物連鎖」でゲルドの胃袋にアクセスし、そこにある何かを確認するリム。
シオンを操ろうとするクレイマン
一方、クレイマンVSシオン。
クレイマンはミリムをも支配した究極の呪法「操魔王支配(デモンマリオネット)」をシオンに使う。
しかし、なぜか全く効かない。
焦ったクレイマンはもう一人の従者ビオーラを呼ぼうとする。
しかし、ビオーラは今まさにベレッタに倒されてしまったところだった。
ベレッタはビオーラの持っていた剣を戦利品として頂戴。
従者のビオーラと九頭獣、魔人の魂を込めた人形たち、操魔王支配までことごとく打ち破られ、いよいよ追い詰められたのか、焦りを深めていくクレイマン。
リムルVS本気クレイマン
リムル「もう手詰まりか?まだ奥の手があるなら早く出せ。お前の計略はすべて潰すと決めてあるんでね。それとも次はお前自身が戦う番か?魔王クレイマン」
クレイマン「…そうだな。私は魔王。戦い方にこだわり、上品に優雅に、敵を倒してきた。久しく忘れていたよ、自らの手で敵を捻りつぶしたいという高揚感をな」
クレイマンは上着を脱ぎすて、リムル達の前で変身を始める。
背中から無数の手を生やし、鎧のような外骨格に覆われた姿に変貌し、仮面をつけるクレイマン。
それまで戦っていたシオンが引き続き相手をしようとするが、リムルがそれを制し、自ら前に出る。
リムル「少しはマシになったな。見なおしたぜ。魔国連邦国主リムル=テンペストだ。決着を付けよう」
クレイマン「魔王、いや、喜狂の道化(クレイジーピエロ)クレイマンだ。殺してやる、魔王リムル」
転生したらスライムだった件 最新82話 感想と考察レビュー!
今回も色々見どころがありましたが、一番おお!と思ったのは、魔王クレイマン相手にシオンが終始優位に戦いを進めたところでした。
とはいえクレイマンもやはりまだ本気を出していなかったようで、本気のクレイマンと戦うのはリムルになりそうです。
ミリム相手では流石にまだ分が悪いリムルですが、クレイマン相手にはタイマンで勝利を収めて主人公らしいカッコいいところを見せて欲しいところです(ゲルドの胃袋経由で送られたアイテムが勝利の鍵になるのかな?)。
ミリムと言えば、無理やりやってきたヴェルドラがミリムを見て「兄の一粒種」という気になる発言をしましたが、その後にミリムを見て何か感づいた様子なのがさらに気になりました。
ラファエルがミリムを解析鑑定しても操られた呪法を見つけられず、さらにクレイマンがミリムを操ったという「操魔王支配(デモンマリオネット)」をシオンに使っても操れなかったあたり…ひょっとしてミリムはそもそも操られていないのでは?という気もしてきました。
しかしミリムはユーラザニアを壊滅させてしまっていますし、どんな理由があるにせよ、操られたフリでそこまではしないような気もします。
ユーラザニア壊滅時は操られていたけれど、今は操られていない?のでしょうか。
しかしミリムなりの考えがあって、洗脳が解けた後も操られたフリを続けているのかもしれません(本気のリムルと戦ってみたかった、とか?)。
リムルとの戦いの最中に、罠を張ってリムルに一撃食らわせようとしたり、ミリムが頭を使って戦ってるような描写もあるあたり、やっぱり本当はもう操られてないんじゃ…?という気がします。
ヴェルドラはそれを察しつつも、ミリムに合わせてあげてるのかもしれません。
クレイマンの従者の九頭獣、それにシュナに下ったアダルマンなど、クレイマン戦に決着がついたらまた仲間が増えそうな感もあって、気が早いですがクレイマン戦後の展開も楽しみです。
今回の転生したらスライムだった件 最新83話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
次回の「転生したらスライムだった件 84話」もネタバレ記事を更新予定だよ。
前回の「転生したらスライムだった件 第82話」ネタバレ感想記事はこちらから↓
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