
2019年12月11日更新!
ドメスティックな彼女 最新255話『恩返し』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ドメスティックな彼女 最新255話 ネタバレ!
深夜の登山
桃源先生の最後の願い、それは深夜の登山だった。
タクシーでふもとの駐車場まで来たナツオは、桃源先生を乗せた車いすを押して、山を登っていく。
ナツオは桃源先生と山に登った時のことを思い出しながら、初めて桃源先生と会った時の印象を話す。
最初は怖いように感じられた桃源先生だったが、接していくうちに、誰よりも思いやりがあり、自分に厳しく、人柄も一流の作家だとわかるようになっていった、というナツオ。
桃源先生もナツオに会った時のことを話し出す。
最初は小説を書くようには見えなかったが、命じた片づけを文句なくこなし、なんとなく同じものを感じた、と言います。
桃源先生「母の死を背負ってきたお前と、息子の死と共に生きる自分が、少し重なった」
その後も楽しそうに会話しながら山を登っていく二人。
途中できつい傾斜にさしかかり、近くの開けた場所へ行こうとするナツオだったが、桃源先生は山頂まで行くプランを譲らない。
ナツオは桃源先生を背負っていくことになり、息を切らしながらも山頂を目指す。
途中で桃源先生がせき込みだすが、本人の意思で登山を続行し、日の出ギリギリでなんとか山頂に到着。
ナツオ「先生間に合いました。日の出です!」
桃源先生の恩返し
ナツオは水筒に入れてきた熱燗をコップに注ぎ、桃源先生に差し出す。
熱燗を飲んだ桃源先生は、ここへ来た本当の理由を話す。
桃源先生「ひ、日の出を見たかったのは…何があっても…明るい未来はあるのだと…感じさせたかったからだ…」
後悔ばかりの人生だったが、ナツオと会えてから楽しかった、これは恩返しだ、とお礼を伝える桃源先生。
俺の方こそです、と感極まって泣いてしまうナツオ。
そして朝日に照らされながら、静かに息を引き取る桃源先生…。
死の間際の夢か、桃源先生の意識は、息子を失った日に戻っていた。
机に向かっていた桃源先生だったが、息子のことを思い出して庭に出る。
庭から外へ出ようとしていた息子を見つけ、声をかける桃源先生。
桃源先生「おいで、お父さんとあそぼう」
桃源先生は笑顔でかけよってきた息子を、嬉しそうに抱きしめるのだった。
ナツオに託された原稿用紙
桃源先生の葬儀の日を迎える。
ナツオは編集の蔦谷と共に、葬儀を手伝っている。
「最後に先生を看取ってくれてありがとう」とお礼を言う蔦谷。
ナツオ「母の時もそうでしたけど、大事な人を失く覚悟何で、どんなに時間があっても、できるもんじゃないですね…」
桃源先生の死に想いを馳せるナツオと蔦谷。
蔦谷「そうだ、さっき弁護士から連絡があったんだが、先生が遺書を残していたらしい」
桃源先生の遺書には、残された遺産の分配について。
大半は慈善団体に寄付、それから別れた家族と出版社へ。
蔦谷「そして君には、看病してくれていた間の給金と、書きかけの原稿を贈る、と」
桃源先生の原稿用紙を託されたナツオは、その夜、桃源先生の棺の側で、線香の番をしていた。
葬儀に参加していたヒナが、ナツオを心配して線香の番を変わろうか?と声をかけてくる。
ヒナ「ずっと見てるね。桃源先生の原稿…」
ナツオ「ヒナ姉、俺…この続き、書くよ。先生の小説、完成させる」
ドメスティックな彼女 最新255話 感想と考察レビュー!
ついに桃源先生が死んでしまいましたね…。
最後の願いとはいったい何なのか、と思っていましたが、ナツオへの「恩返し」だったのですね…。
サブタイトルの「恩返し」がナツオから桃源先生に向けてのものかと思いきや、実は桃源先生からナツオに対してのものだった、というのが泣かせます。
小説家の道を諦め、役者に転向していたナツオですが…桃源先生に託された小説の続きを書く、という形で、再び作家の道に戻っていきそうですね。
がんばれナツオ、と素直に応援したくなる展開でした。
ヒナとルイ、どちらを取るのか、で「ルイ」を選んだナツオ。
さらに今回のことで作家への道を再び歩み始めることができたとしたら、いよいよ物語もクライマックスが近いのだろうな、という気がしてきます。
ヒナが預かっている「ナツオの原稿用紙」がどうなるかも気になります。

今回のドメスティックな彼女 最新255話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

コメント
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