金田一37歳の事件簿 最新64話ネタバレ感想 美雪のラインが伏線

金田一37歳64話ネタバレ画像 金田一37歳の事件簿
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2020年9月8日更新!

金田一37歳の事件簿 最新64話『動かぬ証拠』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

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金田一37歳の事件簿 最新64話 ネタバレ!

白鳥のうっかり発言を追及する金田一

白鳥麗桜が犯人だと指摘した金田一。

金田一は白鳥の不自然発言を追及していく。

金田一「不自然発言その一。3番目に殺された庭本さんの死についての発言」

館の中から凶器になりそうなものを片付けようという流れになっていたとき、白鳥はこんな発言をしていた。

白鳥「久門さんは甲冑の持っていた鉾が刺さって亡くなったわけだし…庭本さんも部屋の中に置かれていた金づちのくぎ抜きで頭を…」

白鳥「それのどこが問題なの?事実その通りだったじゃない」

金田一「ええ。しかしあなたにその事実を知ることはできなかったはずなんです。だってあの時、庭本さんの部屋に入って彼の死体を見たのは、僕と黒原さん、鹿野さん、佐熊さんの4人だけ…他の人は全員リビングにいたんですから」

同じくリビングにいたまりんも、「金づちのくぎ抜きの方で頭を割られた」などという情報は知らなかった。

死体を見た鹿野でさえ、部屋の外から恐る恐る見ただけだったため、「庭本さんらしき人が倒れている」くらいにしか見えていなかった。

金田一「現場を見た鹿野さんですらこの程度。どうして現場に行ってもいない白鳥さんが、庭本さんの死にざまをはっきり言えたんでしょうか。それは庭本さんに手を下したのが、あなただからじゃないですか?」

言い逃れる白鳥

白鳥は、庭本の死にざまは黒原から聞いて知っていただけだと言い訳し始める。

黒原にはそんなことを言った覚えはなかったが、白鳥の剣幕に押し負けて黙ってしまう。

白鳥「人は自分の発言も忘れるし、言い間違えもする。言ったかもしれない程度のことで、殺人犯呼ばわり何てやめて欲しいわね!」

まりんが慌て始めるが、金田一は落ち着いている様子。

金田一「大丈夫。こっちはもっと決定的な証拠をつかんでるんだ。葉山君のおかげでね」

実は館に訪れた初日にも、白鳥は奇妙な発言をしていたという金田一。

金田一「あなたの奇妙な発言と、その時に起きたある出来事から推理したら…ある物的証拠の存在が浮上してきたんですよ」

金田一の見つけた物的証拠

この館に全員が到着し、一息ついていた頃。

各々が館の中や外を思い思いに散策していた。

金田一はお茶を配ってまわっていたのだが、突然白鳥から「爪が汚いので切ってください」と怒られる。

そしてまりんに爪切りを借りて爪を切っていた金田一だったが、その時美雪からラインが届く…という出来事があった。

その時は何も感じなかった金田一だったが、しかしその後、リビングに戻る頃には、スマホは圏外になっていた。

まりん「あれ?じゃああの時の主任のラインは…?」

金田一「そう、よく考えると妙なんだ。理由は一つしかない。本当はここはぎりぎり電波が届いているのに、人為的に圏外にしてるんですよ」

コンサートイベントなどでうっかり携帯が鳴るのを防ぐため、イベント屋がよく使う妨害電波発生装置があるという。

そして電波妨害装置を仕掛けるとしたら、どの部屋にも電波が届く場所。

この館では真ん中に位置するリビングのどこかだ、とあたりをつける金田一。

金田一「そしてこの装置には弱点がある。電源ですよ。館には電気が通っていない。だからバッテリーを持ち込まなければならない…」

白鳥が館についたとき、あらかじめ仕掛けておいた電波妨害装置のバッテリーを交換する必要があった。

しかし金田一がうろちょろして邪魔だったため、爪を切ってこいという例の発言で追い払われ、白鳥はその隙にバッテリーを交換した。

金田一のスマホにラインが来たのは、バッテリー交換時にコンセントを抜いた一瞬に、たまっていたメッセージが届いていたのだった。

金田一「このリビングにそれほど隠し場所はない。使う季節じゃない暖炉の奥か、止まったままの柱時計の中…」

推理通り、柱時計の中から電波妨害装置を見つける金田一。

さらなる決定的な証拠

電波妨害装置を見つけられた白鳥は、自分が置いた証拠はないはず、とさらに言い逃れを続ける。

金田一「証拠ならありますよ。あなたの指紋です。見つからない前提で、ましてバッテリーを大急ぎで交換したあの時、指紋にまで気を遣う余裕はなかったはず。これこそあなたが今回の事件に関与した、まぎれもない物的証拠です」

白鳥「はー…やられた。ただの下請けのさえない男と思ってたのに。ここまでやられちゃうとは」

黒原「なぜですか白鳥さん。あなたのような優秀な人が…殺人何て…」

白鳥「…月森ちはや。この名前を聞けば、だいたいわかるんじゃない?唐崎萌音さん。あなたたちがここで昔、何をやったのか…」

ビクっと驚く唐崎を横目に、白鳥は動機を語り始めるのだった。

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金田一37歳の事件簿 最新64話 感想と考察レビュー!

爪きりのエピソードは覚えていたのですが、あの時のラインがトリックを暴く伏線になっていたとは、全く思っていませんでした…!

圏外だと言われていたのに、ラインが届くのはおかしいのだから、何かある、と考えられていたら、真相にかなり近い所まで推理で来ていたのかもしれません…。

金田一はこういう、ちゃんと伏線に気づいて推理できれば、読者も真相にたどり着けるかも…と感じさせる伏線がすごく巧みで面白いですよね。

次回はついに観念した白鳥から、事件の動機となった過去が明かされそうです。

金田一シリーズの被害者は、けっこう殺されても当然と思えるほどひどいことをしている連中が多いですが…今回も結構重めな過去が秘められていそうです…。

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今回の「金田一37歳の事件簿 最新64話」ネタバレ感想記事は以上です!

ネタバレしちゃいましタイガー!

コメント

  1. […] 金田一37歳の事件簿 最新64話ネタバレ感想 美雪のラインが伏線白鳥のうっかり発言を追及する金田一。 白鳥麗桜が犯人だと指摘した金田一。 金田一は白鳥の不自然発言を追及していく […]

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