
2021年4月8日更新!
ゴールデンカムイ 最新274話『こだわり』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
ゴールデンカムイ 最新274話 ネタバレ!
アイヌの寓話
雨が降り始める中、アシリパはアイヌに伝わるある女の話を思い出す。
その人が樹皮の皮で織るアットゥシの着物はこだわりの一品で、誰にもまねできないほど赤く美しかった。
女の夫はその着物を着て仕事に出たが、雨に降られて家に帰ると、着物の一部が茶色になっていた。
雨に濡れて着色に使った樹液がにじみ出し、腰に差していたマサカリ…鉄に反応して色が変わったのだった。
アシリパ「こだわりというものは、裏を返せば繊細過ぎるという話だ」
本物と偽物の見分け方
杉元たちはビールカーに房太郎の遺体を残したまま、その場を去っていく。
白石は去り際、房太郎に感謝の言葉を伝える。
アシリパ「門倉の持っていた刺青人皮は水に濡れ、金属の窯に触れた時、黒く変色したものと、そうならなかったものがあった。はく製やが作ったものには共通するこだわりがあるのかも。なめし方にもこだわりが……。本物を凌駕する贋作を作ってしまったのかもしれない」
アシリパは土方歳三たちにもそのことを伝え、有古が持たされてきた五枚の刺青人皮を雨に塗らせ、鉄道のレールに乗せて反応を見る。
変色反応があらわれるものと、あらわれないものがあったことから、有古が持たされてきた刺青人皮の内2枚が本物だと判明する。
アシリパ「そして、暗号を解くカギはやはり父の名前だった。アイヌ語で狼に追いつくという意味。ホロケウオシコニ」
その名前を聞いてピンとくるものがある杉本たち。
しかし鶴見中尉にもホロケウオシコニのことを知られてしまっているため、解読を急がなければ先を越されてしまう。
杉元「やつらを出し抜く方法は一つだ。海賊房太郎が教えてくれた情報に賭けるしかない。アイヌが金塊を最初に隠した場所…そこへ向かいながら暗号を解読するんだ」
列車に乗りこむ杉元達
門倉たちも合流し、杉元や土方歳三一味は列車に乗り込む。
列車内で刺青人皮を広げて解読するため、広くて人の少ない一等車に入っていく。
先客の一般人がいたが追い出し、さっそく刺青人皮を床に広げて解読作業に入る。
座席に座った杉元は、ウトウトと眠りこけてしまう。
そこで見たのは、かつて菊田と出会った時の記憶だった。
菊田「俺は地獄行きの特等席。忘れろ。花沢勇作のことも全て」
ゴールデンカムイ 最新274話 感想と考察レビュー!
杉元と菊田の間に何かしらのかかわりがあったことは度々描かれていましたが…まさか勇作殿までかかわってくるとは。
杉元が初期の頃、人間を殺せば地獄行?なら俺は特等席~というようなセリフを言っていましたが…今回の菊田のセリフともつながっていそうですね。
ただ戦争でたくさん人を殺した、というだけの意味ではなさそうです。
次回からしばらく、列車の中で眠りこんだ杉元の夢という形で、おそらく重大な秘密が明かされるであろう過去編がスタートしそうで楽しみです。

今回のゴールデンカムイ最新274話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
前回の「ゴールデンカムイ 第273話」ネタバレ感想記事はこちらから↓

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