
2021年3月25日更新!
ゴールデンカムイ 最新273話『鶴見劇場』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!

ネタバレ記事は画像の使用(画バレ)と詳細な書き起こしは避けて、あらすじがざっとわかる程度にとどめてあるよ。
ゴールデンカムイ 最新273話 ネタバレ!
ヴァシリVS尾形の行方
高台から尾形を探し続けるヴァシリ。
しかし尾形は上手く人ごみに紛れたり、民家の中を突っ切るなどしてヴァシリの目を逃れていく。
そんな中、尾形は門倉とキラウシを発見する。
アシリパを支える杉本
鶴見に追い詰められていたアシリパは、杉元たちに助け出された後も、有古や房太郎の死でさらなるショックを受け、うずくまってしまう。
そんなアシリパを支えるかのように、杉本がアシリパの体を力強く掴み、アシリパも杉本の体をぎゅっと握り返す。
ビールカーを運転していた白石は、馬に乗っていた牛山を発見。
アシリパは意を決したように牛山に叫ぶ。
アシリパ「土方歳三を呼んでくれ!偽物の判別方を伝える!」
病院に有古を連れ込んだ菊田
月島に撃たれてしまった有古。
菊田は有古を病院に連れ込んで医者に見せる。
菊田「しっかりしろ、有古!お前はまだ自分のマキリを作っていないだろ!」
そして有古は息を吹き返す。
ナレーションにより、現在の北海道のある郷土資料館に、有古イポプテ作のマキリが展示されていることが明かされる。
マキリは父の物を真似て作られたが、一か所だけ独自の模様が付け加えられている。
しかし、それは別の話……。
有古「菊田特務曹長殿。助けてもらった恩は忘れません。しかし俺は手当てが終わればまたアシリパたちに付きます。中央へはいけません」
菊田「その傷じゃしばらくは歩けねえだろ。ゆっくり治しな。また一緒に温泉入ろうぜ有古」
薩摩弁が戻る鯉登
月島がアシリパを追跡していることを、早口の薩摩弁で鶴見に報告する鯉登。
鶴見「月島を戻せ。暗号を解くカギはおそらく正しい。アシリパはもういらない」
鯉登(やはり鶴見中尉殿はすごい。すべてアシリパを落としてカギを吐き出させるための鶴見劇場だった!)
外に出た鯉登は、二階堂が仲間たちから「ビールを頭からかぶったみたいに匂うぞ」と指摘されているのを聞いてしまう。
ビールをかぶったのは月島も鯉登も同様だった。
そのにおいに鶴見が気づかないはずもなく、鯉登ははっとして青ざめる。
鯉登は月島の名をつぶやきながら、月島がアシリパを追跡していった方角を不安そうに見る。
鯉登(……我々が隣の部屋にいるのを知っていたとして、さっきの話が嘘だったとは限らないじゃないか。海を隔ててすぐそこにある大国ロシアの軍港が日本にとって危険なことも変わりない。日本の防衛と繁栄が本当の目的だと、信じたっていいじゃないか。何より、全てを捧げてきた月島にとって、あの言葉は飛びつきたいほど欲しかったもののはず)
鯉登は複雑な表情で、鶴見がいる教会のドアを無言でそっと閉じる。
ゴールデンカムイ 最新273話 感想と考察レビュー!
やはり鶴見中尉は鯉登と月島が盗み聞きしてるのを承知の上だったようですね。
今回のサブタイトルの「鶴見劇場」も、単にアシリパから鍵を引き出すだけでなく、月島や鯉登の忠誠心を取り戻させることまで含めてのものだったように思えます。
しかし、二階堂がビールの匂いに関して指摘されていたことから、鶴見が自分たちに気づいていたことを感づいてしまった鯉登。
その後の鯉登の「信じたっていいではないか」という心理描写は、自分に言い聞かせているというより、アシリパを追う形で去っていった月島に呼びかけているように聞こえました。
前回、有古を容赦なく撃った上で、アシリパたちを追走する月島……。
月島も鶴見の信者に戻ったのかと思っていましたが、今回の話を読むと、必ずしもそうとは思えなくなってきました。
まさかの月島裏切り展開もあり得そうな気がします。

今回のゴールデンカムイ最新273話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!
コメント
[…] ゴールデンカムイ 最新273話 ネタバレ感想 鯉登の複雑な胸中ヴァシリVS尾形の行方 高台から尾形を探し続けるヴァシリ。 しかし尾形は上手く人ごみに紛れたり、民家の中を突っ切るなど […]
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