金カム

札幌に集う第七師団 続々と札幌に集まってくる第七師団。 鶴見中尉も明日には到着する予定で、時計台で合流することに。 鶴見中尉の到着を控え、月島は鯉登に、「これまで通り接することができますか？」と声をかける。 鯉登「お前こそ…。心配なら、お互いのメンコを交換し、気を張っておこう」

誰にも止められない杉本と牛山の戦い 前回から続く、杉元と牛山の戦い。 杉元は牛山の投げを地面に手をついて強引に防ぎ、反撃の膝蹴りを叩き込む。 牛山は鼻血を出しながらも、杉元の体を押してレストランの壁を突き破って外へ。

木々の下敷きになった杉本とアシリパ 大量の木々が杉本とアシリパめがけて倒れてくる。 杉元はとっさにアシリパをかばい、二人とも木の下敷きになってしまう。 「なんだ！？」と驚く白石に、家が林業だった房太郎が「北海道の伐採方式だ」と解説。 白石は慌てて杉本とアシリパを探し始める。

白石を抱き込もうとする房太郎？ アシリパは杉本に、山の中で木や花の説明をして回る。 海賊房太郎は白石と共に木陰で休みながら、二人の様子を見ていた。 房太郎「杉本はいつもアシリパちゃんから離れないな。シライシがあいつらとつるんでるのがわからねえ。分が悪ければ早々に逃げる男だ、お前は。よほど勝算があるんじゃねえの？」

扉絵は戦地で有古にあやとりを教えている谷垣と、それを見守っている菊田。 本編。 娼婦連続殺人事件の現場に群がる野次馬の中にいた有古を見つけた菊田。 有古「土方歳三は俺を疑ってる。鶴見中尉も…。誰も俺のことを信じていないでしょう」

海賊房太郎を拘束した杉本たち。 杉本は「海賊房太郎と手を組む」と言い出す。 刺青人皮探しに関しても続行する、と杉本。 決断の裏には、土方歳三と鶴見中尉の切れ者ふたりが刺青人皮探しを継続している、と言う事実を軽視できないというのもあった。

それぞれの思惑 海賊房太郎に隠れてひそひそ話をする杉本と白石。 刺青人皮は役に立たないというウワサに振り回されず、刺青人皮集めを継続することにする。 ひとまずは房太郎と手を組んで情報を引き出そうということになるが…。