
2020年4月28日更新!
金田一37歳の事件簿 最新55話『悪夢の前触れ』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
金田一37歳の事件簿 最新55話 ネタバレ!
いざ荘麗館へ
荘麗館の前に到着した金田一たち。
雰囲気ある石造りの洋館を見て盛り上がる葉山まりん。
金田一は、なんだか嫌な予感を覚えて冷や汗をかく。
荘麗館に入ると、電報堂の白鳥麗桜と黒原太がモニター参加者たちを出迎える。
モニターの日程は2泊3日。
金田一とまりんは、全員分のレトルト食3日分をバンまで取りに行くよう、白鳥麗桜に命じられる。
78食分の食料に加え、ペットボトルや酒類などもあった。
いい感じの金田一とまりんに美雪が釘差し
吊り橋を行ったり来たりしながら、荘麗館に食料を運び込んでいく金田一たち。
過酷な無茶ぶりにまりんは怒り心頭だったが、金田一はこのプロジェクトに将来性を感じていた。
上手くいったときは自分たちも引き続きこのプロジェクトにかかわらせてもらえるかも…という金田一の話を聞いて、まりんもやる気を取り戻す。
荷物を運び終えた金田一とまりんは、館内でくつろぐモニター参加者たちに、温めたお茶を配って回る。
しかし、白鳥麗桜は金田一の爪が汚いと指摘し、切るよう指示。
爪切りなど持ってこなかった金田一はキッチンバサミで切ろうとするが、まりんが気づいて自分の爪切りを貸してくれる。
「用意がいいな」と言う金田一に、「女子なんで」と笑顔で答えるまりん。
金田一は胸がキュンとするが、見計らったかのようなタイミングで、美雪から「今何してる?」と連絡が。
焦りつつも、仕事だから問題ない…と言い訳?する金田一。
ルポライターが荘麗館のいわくを語る
読者モデルの花塚衣舞に、ルポライターの佐熊洋平が「俺は以前もここを廃屋特集で取材したことがある」と自慢していた。
サイトを見せようとスマホを取り出す佐熊だったが、ネット圏外。
佐熊は自らの口で、この場所がいわくつきの場所であることを語り始める。
佐熊「ここは廃屋マニアが何度も痛い目に合ってる。ポルターガイストって知ってるかい?」
佐熊が話し始めると、商社マンの妻である久門朝香、それに大学でオカルト研究会だったという唐埼夫婦も、横から話に加わってくる。
佐熊は気をよくして自信満々に話を続ける。
佐熊「ポルターガイストとは日本語で騒霊。誰もいないはずの場所で音がしたり、明かりが消えたり、机の物が落ちたり壁に叩きつけられたりするんです」
そこへ不動産会社勤務の庭本大河も話に加わってきて、「錯覚とか自己暗示でしょ」と佐熊の話を否定する。
しかし佐熊は「録音されたり写真にとられたりもしてる。俺は絶対あると思ってる」と主張。
佐熊「ここがスコットランドから移築された時の「荘麗館」になぞらえて、ネットでは「騒霊館」と呼ばれてるんです」
ポルターガイスト現象が発生?
荘麗館を騒霊館呼ばわりした佐熊に、久門朝香が冷や汗をかきながら、何かを思いついたような表情をして発言。
久門「で、でもアメリカなんか幽霊ホテルとか人気だし、そういうのもありなんじゃい?」
ヨーロッパ家具輸入業者の中根沢児郎も「面白そうですね」と加わり、佐熊の話が続く。
佐熊が以前ここへ取材に来た時、寝袋で眠った際に、夢とも現実ともつかない悪夢を見たという。
若い女が側に立ち、「オネガイ、タスケテ…」という声が聞こえたという。
話を聞いていた唐崎萌音は突然「やめて!聞きたくない!」とおびえたように叫び、旦那に連れられて離れていく。
食事の支度が整い、一同はダイニングへ移動。
モニター参加者の一人でありながら、ホテル所属のソムリエである梅村修児が自らの申し出でワインサーブを手伝う。
発電機で確保できる電力に限りがあるため、室内の照明は蝋燭。
金田一とまりんは白鳥麗桜の指示で、管内の蝋燭に火をつけていくことに。
参加者たちが食事やお酒を楽しむ中、グラスが倒れて割れる音が次々に響き始める。
久門朝香が「隣のリビングで何か割れた?」と発言。
電報堂の黒原とルポライターの佐熊が、リビングに様子を見に行くことに。
二人の見ている前で、カウンターバーのグラスがひとりでに倒れて床に落ち、割れてしまう。
金田一とまりんは廊下に並べられている蝋燭に火をつけていた。
しかし、金田一とまりんの見ている前で、勝手に蝋燭に火がついていく。
廊下に出てきた佐熊と黒原も、ろうそくの灯が勝手に灯っていく現象を目撃。
これはまさかポルターガイスト…?と驚く金田一たちだった。
金田一37歳の事件簿 最新55話 感想と考察レビュー!
なんかこういう…
頼まれてもいないのに突然いわくを語って雰囲気づくりしてくれるキャラって、大事ですよね…。
「雪鬼じゃー!雪鬼の仕業じゃー!」とか、「凶鳥様のたたりよー!」とか、「錬金術師が生きていたのよー!」とか。
ポルターガイスト現象は、誰かが仕組んだものなのでしょうが、時間指定で遠隔で発動する仕組みなのだとしたら、そのタイミングで誰かに目撃してもらわないと仕込みが無意味に終わってしまいますよね。
だとすると、まず怪しいのはモニターツアーの主催者である白鳥麗桜と黒原の二人でしょうか。
蝋燭の火を灯すように指示した(目撃タイミングを操作した)のは白鳥麗桜なので、どちらかといえば白鳥麗桜が怪しそうです。
荘麗館の「麗」の字が名前に入ってるのも館との関連性がありそうですよね。
もう一人仕掛け人として怪しいのは、グラスが割れた際に「隣のリビングで割れた?」と場所の名前を具体的にあげた(誘導した?)久門朝香でしょうか。
ルポライターの佐熊が見た悪夢に関しては、なんとなくの勘ですが、最後にこれだけは本当の心霊現象だったのでは?というオチで終わりそうな気がします。
(数年前のオカ件騒ぎで死んだ犠牲者の霊が助けを求めていた…とか)
事件が終わった後に金田一が、「こうして騒霊館殺人事件は、惨劇の幕を下ろした。解決できなかった、大きな謎を一つ残して…」とかモノローグが入ったりするのでは?とちょっと予想してみます。

今回の「金田一37歳の事件簿 最新55話」ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

コメント
[…] 金田一37歳の事件簿 最新55話 ネタバレ感想 ポルターガイスト吊り橋を行ったり来たりしながら、荘麗館に食料を運び込んでいく金田一たち。 過酷な無茶ぶりにまりんは怒り心頭だった […]
[…] 金田一37歳の事件簿 最新55話 ネタバレ感想 ポルターガイスト吊り橋を行ったり来たりしながら、荘麗館に食料を運び込んでいく金田一たち。 過酷な無茶ぶりにまりんは怒り心頭だった […]