
2020年3月12日更新!
ゴールデンカムイ 最新232話『家族』を読んでみたので、内容をネタバレしつつ感想を書いてみます!ネタバレしタイガー!
ゴールデンカムイ 最新232話 ネタバレ!
谷垣とインカラマッの子は女の子
無事に女の子を出産したインカラマッ。
谷垣は感動にむせび泣きながらわが子を抱き上げる。
鯉登と月島は、酒を飲んで寝かされていた見張りを起こす。
鯉登「鶴見中尉殿には黙っておいてやるから、街で頭を冷やしてこい。これまで通り問題なしと報告し続けろ」
谷垣はオソマとも再開。
オソマは谷垣を見て目を輝かせるが、友達に呼ばれるとすぐそちらへ行ってしまう。
鯉登の本心を問う月島
鯉登が過去の真実を知った時、地べたをバタバタ走って回った例のアレについて、月島が問う。
月島「あれは本心ですか?それとも誤魔化そうとしたのですか」
鯉登「好きに取れ。ただ私は、鶴見中尉殿が皆を犠牲にして私腹を肥やしたり、権力欲を満たしたいだけのくだらない人間とは思えない」
鯉登は逆に月島に対して、鶴見中尉の本心に心当たりがないか?と質問。
月島「本当の目的などないかもしれませんが…指の骨…いえ、関係ないかもしれませんが」
月島は鶴見がぐったりいすに座りながら、机の上に置かれた二つの指の骨を眺めているのを目撃したことがあった。
鯉登「同胞のため、身命を賭し戦う…それが軍人の本懐だ。お前の鶴見中尉に対する態度は健康的でない。私は鶴見中尉を前向きに信じるから…お前はその私を信じ、ついてこい!」
さわやかな笑顔でそう言う鯉登に、月島もやわらかい微笑で応える。
鯉登はさらに、自分の写真を張り付けていたコラ写真を取り出し、チョキ、と何か細工する。
月島の顔部分に張られていた鯉登の顔写真が半分に切り取られ…上が鯉登、下が月島という異様な有様になるのだった。
こういうことだ、と鯉登は言うが、月島には意味がわからないのだった。
谷垣たちは南へ
一週間後、谷垣とインカラマッは赤ん坊を抱え、馬にまたがって南へ向かうことに。
見送る鯉登と月島。
インカラマッは話しそびれていた占いの結果を伝えようとするが、必要ない、と断る月島。
またもやフチに助けられてしまったことを申し訳なく思いながらも、谷垣は妻と娘と共に、追っ手を逃れて南へ向かっていく。
それぞれの動向
札幌では宇佐美と菊田が事件の調査を継続中。
たまたま側を門倉とキラウシが通るが、お互い気づかずに通り過ぎていく。
札幌には土方と尾形の姿も。
尾形「鶴見中尉たちが来ていてもおかしくない。あんたら、またも物売りに変装したらどうだ?」
一方、杉本たちは空知川流域のアイヌ集落で、海賊房太郎の情報集め。
歌志内の炭鉱で変な刺青の男を見た、という情報を得て、海賊房太郎だ!と確信。
そして当の海賊房太郎はというと、まさにその歌志内の炭鉱の町にいた。
房太郎は物売りに変装し、子供に「良いものをあげるから」とどこかへ連れ込んでいくのだった…。
ゴールデンカムイ 最新232話 感想と考察レビュー!
鶴見中尉が持っていた骨は、亡くなった奥さん(フィーナ)と子供(オリガ)の指でしょうね…。
指を見ている鶴見中尉は後ろ姿だけで表情までは描かれていないのですが、これまで一度も見せたことがないような、力なくぐったりしているような姿勢でした。
スパイ活動のための仮初の家族…ではなく、やはり本当に愛していたのだろうな…と感じました。
インカラマッが無事に女の子を出産し、谷垣と三人でこれから家族として幸せに生きてくんだろうな…というシーンを描いた後でこの「指の骨」のエピソードが来たので、幸せからの落差で鶴見中尉の哀しみがより一層引き立てられて胸に来るものがありました。
鶴見中尉の本当の目的、という話題から、この「指の骨」のエピソードが出てきた当たり、鶴見中尉の真意を探る上で、やはりこの亡くなった家族のことが大きく影響していそうですね。
鯉登少尉は月島の病的ともいえる姿勢に対して、「健康的ではない」という言い回しをしているのが印象的でした。
その上で、自分は鶴見中尉を前向きに信じるから、その自分を信じてついてこい、というのは、これまでとやることは同じようで、でも鯉登と月島の心持ちが大きく変わる、お互いの心を救済するすばらしい対応だったように思います。
その後のバージョンアップ?したクソコラ写真で感動が台無しになってるのも含めてとても良かったです。

今回のゴールデンカムイ最新232話ネタバレ感想記事は以上です!
ネタバレしちゃいましタイガー!

コメント
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